23 8月, 2011

桃をかじる

illustrated by obarie
桃が好きです。どっちかとういうと多少かための桃が好きです。で、桃を皮ごとかじって食べるのが好きです。
桃を好きな人は多いと思うけど、桃の皮をむくのがめんどくさい、って人も多いと思います。私もその一人。皮が順調にスルリとむけるならいいけど、途中で途切れ途切れだとイライラしてくるし、包丁でむいてると手がびちょびちょになる。それで、ツルっと手がすべって、桃が床に落ちた日にゃあ、ぶつけて茶色になって、洗って甘みの落ちた桃を腹をたてながら食べるハメになる…。
順調にむけたとしても、皮をむいたり切ったりする手間のわりには食べ始めると、すぐなくなって、なんか充実感がない…。

そんなアナタに(私だけか?)贈る食べ方の秘訣は、皮ごとかじりつく、ってこと(秘訣でもなんでもないか…)。
桃の皮のうぶ毛が舌にさわってイヤだと思うかもしれないけど、よーく水洗いして布巾で軽くふきふきしたら、うぶ毛はほとんど気にならない。手もびちょびちょにならない。皮をむいたものより、皮がある分多少歯ごたえがあるので、口の中ですぐになくなることもなく、「食べたぜ」って気分になる。一石二鳥だと思うのよー、私はね…。