31 10月, 2012

コワイ夢

ブログの管理ページでは、どんなキーワードで検索して私のブログを訪ねてきてくれるのか、統計が出るようになっているが、スズメバチに刺された夢をブログの記事に書いた後、「スズメバチに刺される夢」で検索している人が多いのに気がついた。
けっこうみんな見てるんだね、スズメバチの夢。

スズメバチの夢を見てから、一ヶ月以上たったけど、とりたてて悪いことは起きてない。
小さいことはあった。ひとの言葉にちょっと傷ついたり、風呂釜が壊れかけて(だましだまし使っているが、そろそろヤバイ)いたり、体調が少々悪かったり…。
スズメバチの夢を見なくても、普通に起こりうることばかりではある。

今まで、コワイ夢はいろいろ見た。
殺されそうになる夢。父を刺し殺す夢。母と車ごとビルの屋上から海にダイビングする夢。親しい人が、首を切られてころがってる夢。確実に言えるのは、私は予知夢は見ないんだな、ってことだけ。
母が要介護になったことは多少気になるところではあるけれど、そんな人は日本中に、いや世界中にわんさか居るしね…。

illustrated by obarie

人生、ハッキリ言って、悪いことは起きます。
悪夢を見ても見なくても、心配しても心配しなくても、起きます。
だったら、心配せずに過ごした方がいい。(とか言いながら、私は心配性。)
悪いことが起きたら、どうにかして対処するだけです。(私はうろたえるけど…。)
それに、悪いことが本当に悪いことかどうか、実際はわからない。1年後、もしかしたら10年後に、悪いと思っていたはずのことが「あの出来事があったから、今の自分があるのね」と、起こるべきことだったと思えることも多々ある。(実際、私も経験ある。)

だから、コワイ夢を見ても、イエス様もおっしゃったとおり、”汝、恐るることなかれ” でございますね…。

27 10月, 2012

月船deワークショップvol.5

今日のワークショップ体験者は最年少9才のあかりちゃんと、今回2度目の体験Yさん。

あかりちゃんは練習の石(写真手前)のときはひたすらワイヤーでクルクルを作り続け、次の本番の石(写真中央)では自分なりの応用を繰り広げて、エレガントな作品に仕上げてくれました。見本をマネすることなく、独自のものを作ろうとする、その自由な発想に脱帽です。

Yさんは、今回リング(写真奥)に挑戦。以前体験されたネックレスよりも簡単だった(作り方が違うので)割には、思い通りのものが出来てお喜びのご様子でした。
それを横で見ていたあかりちゃんは、「今度はリングを作りたい」と言って、付き添いのおばあさまと一緒にお帰りに。
また、作りにきてくださいね。

25 10月, 2012

かりんとうたい焼き

本日のお題、「りんごの木」とともに。
Tさんご馳走さまでした!
国立の暮らしのアートギャラリーもえぎでスクラッチボード画のワークショップをしました。スクラッチボード画がお好きで定期的に参加してくださるTさんのリクエストで、今回のお題はりんごの木。
Tさんのご出身は山形。山形もりんごの木がたくさんあって、「ちょうど今頃、色づいたリンゴの赤い色がとてもきれいなんです」と、Tさん。リンゴの木は思い出の風景なんですね。
ちなみに私の出身は佐賀県で、亡くなった祖父が生きていた頃はミカン山があったので、私の思い出の風景はみかんミカンの木かな…。

さて、Tさんがおやつに銀だこかりんとうたい焼きを買って来てくださいました(銀のあんの商品なので、銀だこでは店舗によってたい焼きを扱ってる店と扱ってない店があるようです)。
私はまんじゅう系が苦手なので、自分でたい焼きを買うことはまずないのですが、このかりんとうたい焼きは美味しかった!焼いた後、一度揚げてあるみたいで、特にカリカリっとなりかけのしっぽ部分が最高!しっぽ部分だけ集めて売ってほしいくらいです。あんこも甘さ控えめで、カフェオレと一緒に食べたい味わいでした。

24 10月, 2012

夢に、デルヴォー展

京王線東府中駅が最寄りの、府中市美術館で開催中の「夢に出るボー」…いや、「夢に、デルヴォー」展を見に行きました。
電車の中吊り広告で初めてこのポスターを見た時、おやじギャグですか…、と思ったものです。府中市美術館で働いている友人に、「あれ、ダジャレ?」って聞いたら、「そうみたい…。」との答え。府中市美術館の学芸員さんは、いい味出してます。

さて、画家の名前はポール・デルヴォー。ベルギー人。シュルレアリスムを代表する画家とされています。
私は、デルヴォーの絵に登場する人物に特徴的な漫画っぽいパチクリ目玉が、今までなんとなく苦手でしたが、今回作品を実際に見てみて、苦手な感覚はなくなりました。
むしろ、この脳裏に焼き付くような女性の顔(彼の絵に男性はほとんど登場しない)が普通の写実的な顔になったら面白みが半減するだろう、とさえ思いました。

おもしろかったのが、デルヴォーが電車好き(百年前の鉄ちゃん?)だったこと。絵の中にひんぱんに電車が出てきます。しかも細部まで細かく描き込んであり、車輪や車軸のあたりの複雑な構造もしっかり頭に入ってるかのようでした。コースターに落書きした電車の絵は、落書きの域を越えて素敵でさえあります。
彼の作品の中で、電車は精神的なものを象徴しているのかもしれません。現実世界と幻想世界を行き来することの象徴?精神的な物を運ぶ箱?
柔肌の裸の女たちが歩いている横を、鉄の固まりの電車が通り過ぎて行く。女たちはなぜ電車に乗らないのか?電車はもしかして男性の象徴?
などなど、いろいろ推理したり妄想したりしながら見ると楽しいかもしれません。

絵は、どれも暗い色合いのものばかりですが、シックな色合いとも言えます。これが、大きなおうちの薄暗い廊下なんかに飾ってあったら、夢どころか実際に”出るぞ〜”って感じでしょう。でも、怖くはない。じっと見つめていたい何か不思議な魅力がデルヴォーの絵にはあります。
デルヴォーは奥さんが亡くなると同時に絵を描くのをやめました。奥さんのタムとは、若い時にに一度出会って、親に反対されて結婚を断念し、18年後の50才のときに再会して結婚しました。一途な想いを大切にするロマンチストだったのですね。
暗い絵だけど、物語を感じ愛を感じる。だから見つめていたくなるのかもしれません。

府中市美術館オフィシャルサイト:http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/

23 10月, 2012

月船 de ワークショップ vol.4

右奥がジャスパーという石。手前左は
手始めの練習の作品。
あいにくの雨の中、今日の月船でのワークショップは、穴のあいてない天然石にワイヤーを施してペンダントを作っていただきました。

今日のお客様Oさんは、私が初めての仕事先に電話する時セリフを下書きしてから電話する、という内容の昨日のブログを読んでくださったようで「私も同じです。私だけじゃなかったんですねー。」と、おっしゃいました。意外なところに仲間がいて、ちょっと安心したオーバリーです。
そんな雑談で始まって、次第に作業に没頭していただきました。
写真がうまく撮れていませんが、Oさんがお持ちになったのはジャスパーという赤みを帯びた大地を思わせる石。
実物は写真で見るより、もっと高級な感じに仕上がりました。「これだったらパーティーとかにつけていかないといけないですねー。」というくらいゴージャスです。


今までは、ワイヤーを一色のみ使っていましたが、昨夜ふと2色同時に使うのを思い立って、本日2色のワイヤーを2本ずつの4本どりにしてやっていただいたら、立体感と高級感が増しました。このジャスパーにはブラックとガンメタルという茶系のワイヤーを使っています。
「物事をいつもグルグルと考えすぎてしまうんですが、ワイヤーをグルグル巻いてると没頭できていいですね。これからは、グルグル考えそうになったら、ワイヤーをグルグルします!」と、とても喜んでいただきました。また、作りにきてください。

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左から、ムーンストーン、珊瑚(染め)、
セレナイト、ラピスラズリ。
手タレがいいとリングも映えるのう〜。
手タレは月船のスタッフ、裕子さん。
リングの制作のワークショップも行なう予定です。

基本はペンダントと同じです。
普段、リングとしてはちょっとどうかな、という大きさの弁当箱みたいな大きな石も、世界にひとつのオリジナルなリングとして作れます。リングが作れれば、ブレスレットも出来ます。

詳細は月船までお問い合わせください。
電話:042-574-4787

地図:
http://tukinofune.blogspot.jp/p/map.html




22 10月, 2012

小心者の背伸び

私は見た目、落ち着いて見える、とか言われるけど、実は小心者です。
先日、友人Sちゃんの店の一角でアクセサリー販売してた時、アクセサリーの仕事のことで初めて電話しなきゃいけないところがりまして、Sちゃんが「電話した?」と私の仕事の展開を気にかけて、そばを通るたびに私にプッシュしてくれてた。
3度目のプッシュの時、私が紙に字を書いてるのを見て、Sちゃんが「何書いてるん?」と言うので、「いや〜、初めて電話するときスゴク緊張するから、何言えばいいかセリフ書いてる。」と恥ずかしながら言ったら、「エエ〜ッ?マジで〜?もー、オーバリー〜、ハハハハ…」と大笑いされたけど、マジでっせ。

届かなくても、手を伸ばし続けてれば
去年よりは前に進んでると信じて…

illustrated by obarie
初めての仕事先との打合せの日は、午後の約束であっても午前中から緊張する質(たち)。今は、それでもだいぶ症状(?)がマシになった方だけど、30代前半の頃だったか、ひどいときは打合せで緊張して出されたお茶が飲めないことがあった。湯呑みを口元まで持っていくのだが、湯呑みが唇に触れるか触れないかのところで首や肩が硬直して、それから先、口の中にお茶を流し込む動作が出来なかった頃があったのだ。自分のからだなのにコントロールできないなんて、ストレスの力って強大だ。

先月も初めての会社に打合せに行った時のこと、会社に向かう途中、緊張してノドが乾いたので、自販機でカフェオレ買って電車の中で飲んだ。会社が駅から遠いので、取締役の女性が車で迎えに来てくれたんですが、助手席に座った途端、「あの〜口に何かついてマス…。」と言って、バックミラーを私に向けてくれた。恥ずかしさのあまり、汗がドッと流れたのは言うまでもない…。緊張してもヌケているオーバリーであった。


Sちゃんは「オーバリー、販売に向いてると思うんやけど…。」と言うので、「すごく緊張して、水面下では激しくバタバタしてるんだよお」って言ったら、Sちゃんは「いつもちょと背伸び、ちょっと背伸び、って繰り返しとったら、背が伸びてくるんやから」って励ましてくれた。

21 10月, 2012

井の頭公園で

吉祥寺にアクセサリーの材料買い出しに行ったついでに、友だちを誘って井の頭公園内にあるガレット(そば粉のクレープ)が美味しいカフェでランチして、食後公園の木立の中で運動した。
これのいいところは、落ちても跳ねないこと。ボールだと
跳ねてしまい、取りに行くだけでも妙齢女子にはこたえる。
まずは、習いたてでほとんど憶えられなかった気功教室の動きを復習。なんでこんなに憶えてないのか、とあきれるほど憶えてないながらも、大きな木の下で気持ちいい。

次に、友だちが公園に来る途中、エスニック雑貨店マライカの店先で見つけた中国製の遊具(150円なり)で遊ぶ。羽根ツキの大きめのを足で蹴り合って遊ぶ遊具なんだが、これまた難しい。最初のトスを相手に蹴って渡すだけのことさえ、あらぬ方向に飛ばしたり、空振り(空蹴り?)してマトモにできない。私たちの間で羽が一往復することさえ夢となった。夢の一往復を果たすのに40分以上かかったような気がする。途中「手で打ってもいいことにしようよ」と妥協したって一往復もできない情けない運動神経。やっとこさ一往復を果たした後、しばらくして蹴りだけで奇跡の一往復半を果たしたところで終わりにした。
サッカー選手がリフティングをずーっとやってるのなんて、私にしてみたら神業だわ〜。
しかし150円でこれだけ運動できるとは、コストパフォーマンス的にすばらしい。

左:ロープで木にぶら下がる子ども達
右;木立のあちこちの木の幹にとりつけられた、音のなるオブジェ。
一応、電気で動いてるようだけど、電源を何からとって
いるかは不明。木立のあちこちから心地よい音が聞こえた。
今、井の頭公園では「全国都市緑化フェアTOKYO」というイベントを9月29日から(10月28日まで)やっていたようで、メインのイベントはほとんど終わっているようだった。その緑化フェアと関係あるのかどうかわからないけど、木立を利用したハンモック体験や、ロープで木に登るツリークライミングなどやっていた。
ひっさしぶりの日曜日らしい日曜だったなー。足がもう痛い…。(痛くなるのが明後日じゃない分、まだヨシとしよう…。)
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写真の音のなるオブジェの作者は松本秋則氏。松本氏のホームページはこちら。
http://www.matsumotoakinori.com/Site/matsumoto_akinori.html
ホームページ上で、いろんなオブジェの音が楽しめます。

19 10月, 2012

伯爵という名のカボチャ

普通の栗カボチャに比べて甘さはやや控えめだった。
明日は、豚肉で巻いてフライパンで焼いて食べて
みようと思う。
府中アートマンに出店の折り、友だち夫婦が、重かったでしょうにカボチャ2個をリュックに背負って遊びに来てくれた。友だちのご両親が家庭菜園で作られたという白いかぼちゃ。ネットで調べてみたら、「伯爵」という名のカボチャだった。
説明のところに”貯蔵性がよい”と書いてある。切らなければ、何ヶ月か保存できるということかな。

今日は、このカボチャで野菜スープ作った。ベーコンと玉ねぎとセロリとしめじと一緒に炒めて、水とトマトを加えて。カボチャを料理したのは数年ぶりかも。ご馳走さまでした。

18 10月, 2012

映画「シングルマン」

〜今週の名画座・キネマ大羽〜

もし、大切な人を失ったら?
恋人、夫、妻、子ども、…。この映画の主人公は長年連れ添った恋人を事故で亡くしている。事故から8ヶ月たった今でも、苦痛から逃れられない。
そんな彼の、自らの命を絶とうと決意したある1日の物語。

1960年代、まだ同性愛者が今よりもはるかにマイノリティだった時代。主人公ジョージは大学教授。ゲイである彼は、大学の講義で差別の背景にあるものは恐怖だと説く。表面は普段通りの日常を送るジョージだが、心にはポッカリと穴が開いたままだ。

監督のトム・フォード自身もゲイであり、理屈ではなく、ゲイということの感覚的な世界観をこの作品に込めているように思える。フォードは世界的なファッションデザイナーでもあることからか、映像は計算しつくされており、ハイファッションの雑誌でもめくっているような気分になる。音楽もいい。(日本人作曲家・梅林茂氏もクレジットされている。)

映画そのものはもう一度見たいと思うほどではないけれど、主人公ジョージを演じるコリン・ファースの演技は秀逸。
そして、C・ファース演じるところの、大切な人を失った悲しみやつきまとう苦痛こそが、この映画の見どころかもしれない。
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余談ですが、主人公ジョージの家が、超ステキ♥。フランク・ロイド・ライトの弟子が独立後に建てた実在の家だそうです。

16 10月, 2012

初めての気功

ひょんなことから、気功教室に行き始めた。正確には、気功をベースとしたエクソサイズ教室で名称は「気功養生法」。
月に2回、メタルエンボッシングを習いに行ってるのだが、その場所を提供してくださってる国分寺のガラクタヤという西洋アンティーク店のマダム(女性オーナーなので)が、たまたま気功教室の話しをされていたのを小耳にはさんで興味を示したら、「もしよかったら来てみる?」とお誘い受けたので、国分寺は近いことだし行ってみることにした。月に2回の、3ヶ月間6回を一期として授業料を払い、続けたい人はそのまま一期ごとに継続更新するというスタイル。

京劇ワークショップのチラシのお写真。
張センセイ、かっこいい〜。
講師は、かつて中国で京劇の主役俳優として活躍されていた張紹成さん。
http://www.kyogeki.info/
1990年に来日されて以来、日本で京劇を上演したり、中国武術や気功を教えていらっしゃる。

なごやかな雰囲気の中で、張さんの丁寧な日本語の説明を聞きながら、張さんの動きをただひたすらマネした。首を動かすことから始まり、次第に上半身から下半身のエクソサイズに移っていくが、動きの種類がいろいろある。呼吸も、吸って吐いて、と丁寧に言ってくださるが、自宅で自習しようと思ってもどこで吐いてどこで吸うのか、憶えきれない。
激しい動きなど全くなく、ラジオ体操よりもラクな感じ(心拍数が上がらない、という意味で)だと思っていたのだが、普段使わない筋肉を使うのだろう、終わり近くになったら、右腕がツリそうになった。
こんなガチガチのからだが、6回の講座を終える頃にどう変化しているか楽しみ。
もちろん、毎日何かしらうろ覚えでも復習しなければいけませんですね。
張先生がおっしゃるには、講座の最後に教えていただいた立禅(足を肩幅に開いてひざをわずかに曲げ、立っている木を抱きかかえるようなポーズ)を毎日やるだけでも、からだが違ってくるらしい。

教室には張さんのファンも多いようで、「張先生を追い求めてきました♥」と、はるか茅ヶ崎から国分寺まで通ってらっしゃる方もいらした。私は、ただ何となく通い始めたので、「え〜?そんなにスゴイ先生なの?」と、帰宅して改めてネット検索して張さんのサイトを見たりして再確認。
張さんご本人は、なんのてらいもない自然体の先生。機会があったら、張さんの京劇や武術も見てみたい。

この日のマダムのブログに、私のこと(Oさん、という記述で…)がちょこっと書いてありました…。

15 10月, 2012

大人のツタヤ

中目黒に住む友人が「大人のツタヤってのが、いつの間にか近くにできてたのよー。お茶も飲めて、夜中の2時までやってるのよー。自然の多いとこに引っ越そうと思ってたけど、やっぱ代官山〜中目黒あたりで安いとこ探すわー。」と、その大人ツタヤってのが、よっぽど魅力的だったらしく、ツタヤから帰宅したばかりで少々興奮気味のご様子のメールが真夜中に届いた。

どれどれ、そんなに魅力的なんかい?と、ネット検索してみたら、確かに居心地良さそう〜。人が集まりすぎないように敢えて宣伝もせず、ひっそりとオープンしていたらしい。また、客層を限定するためかコミックや参考書などは置かず、オトナなつくりになっている。お茶を飲みながら、CDの試聴もできるようだ。
・サービス一覧 http://tsite.jp/daikanyama/store-service/

また、これまでDVDになっていなくて今まで手に入らなかった映画を、大人ツタヤの店頭ではその場でDVDにして受け取れるという、映画ファンにとってはたまらないサービスもあり、近々友人宅に泊まりに行って探検してこようかと思っている。

・大人のツタヤ http://tsite.jp/daikanyama/
・参考サイト http://matome.naver.jp/odai/2132401553211699201

14 10月, 2012

映画「リトル・ミス・サンシャイン」

〜今週の名画座・キネマ大羽〜

これは、笑って泣けるぶっ飛びロードムービー。
登場するのは、老人ホームを追い出された問題児のおじいちゃん、関係がギクシャクしている夫婦、ニーチェの影響で9ヶ月も口をきかない長男、美少女コンテストに出るために張り切っているちょっと太めな幼い妹オリーヴ、プルースト研究の第一人者である自殺未遂したゲイの伯父さん、と揃いも揃って個性ありすぎな、そして決して仲がいいわけではない家族がオリーヴの美少女コンテスト出場応援のために家族全員でポンコツ車に乗って遠出するハメになって…。


道中いろいろゴタゴタあって、極めつけはおじいちゃんがヘロイン吸いすぎて死んじゃったりしながらも、バラバラだった家族がひとつになっていくお話。
コンテストに自信のないオリーヴにおじいちゃんは言う。「本当の負け犬とは、負けるのが怖くて挑戦しないやつのことだ」と。私はちょっぴり涙した。

アメリカ(だけじゃないけど)の家族が抱えるいろんなトラウマのエッセンスを凝縮して丸めたようでもあり、問題ありすぎのこの家族がいつの間にか愛おしくなってくる。
きっと、問題はあっていいのだと思う。問題から逃げたり問題ないフリせずに、問題に向き合うことの大切さをちょっと過激な方法で見せてくれる、毒舌ながらもあったかい映画。

13 10月, 2012

魅力的な石

端の石のように、目玉のように見える石は、
古来から魔除けとして珍重された。この石には、
目玉が多く見られる。
8月に聖蹟桜ヶ丘アートマンでの出店の折り、中国の工芸品・堆朱の玉を持参されたお客様が、今回の府中での出店時に、また見たこともない石を持参された。

見た感じでは、瑪瑙(めのう)の仲間のようにも思えるのだが、ネットで検索しても同じような石はなかなか出て来ない。今度、石の専門店に行くことがあったら、写真を見せて聞いてみようと思う。

10個あまりのその玉を持参されて、「何かを作ってみたいけど、何がいいかしら。」とおっしゃった。全部をネックレスにすると重すぎて首が凝りそうだし、ブレスレットにしても大きすぎて邪魔臭そう。何と言っても、どの玉も模様がそれぞれ個性的で、全部を一緒に使うと逆にそれぞれの個性が活かされない気がした。私は、お客様に3玉だけ選んでもらってチョーカーにするのをお勧めし、ガーネットの6ミリ玉を間にはさんでお作りした。

11 10月, 2012

深呼吸



疲れがたまって、からだも頭もガチガチ。
深呼吸したい。こんな場所で…。
9月の始め、日帰りで清里に行ったときの写真。この時はまだ
暑すぎて深呼吸どころじゃなかった…。









10 10月, 2012

ディスプレイ

アクセサリーを売るうえで、アクセサリー自体のクオリティが大切なのは勿論なのだが、ディスプレイも同じくらい大切なんだということがわかってきた。
キレイなのものは、やはりキレイに売らなければいけないのだと…。

リング専用ケースはガラスが割れたのをもらい、
自分でガラスを切ってはめた。100円ショップで
買ったコルクボードやケースには光沢と地模様の
ある布を貼ったり、白い色を塗ったり。ブレスレットを
はめるミニクッションも手縫いした。
時々、売り場の場所を間借りさせてもらう洋服屋さん・人(ジン)のオーナーに、最初はディスプレイの手直しをしてもらっていたけど、今日オーナーが私の売り場のディスプレイを見て、「進化してきたね」と言ってくれた。
オーナーいわく「アクセサリーのディスプレイで重要なのは、立体感(特に高低差)と光(照明)」だそうだ。「人はキラキラしたものに魅かれる」というのは、人がもともと持ってる本能のようだ。

今、私がお客様の様子を見て気をつけているのは、お客様の目がどのように動くか、ということだ。目がいちばん行くところに、目玉商品やお買い得品を置けるようにしたいからだ。
次の販売(12月)は、もっと高低差を出そうと思う。人が遠くから歩いて来る時、目の高さのものから目に入ってくるからだ。たまに、15mくらい向こうから、アクセサリーに向かって一直線に近づいてこられる方がいて、なんだか嬉しかったりする。

ディスプレイ用品は意外とお安くないので、経済的な体力がない私はほとんど手づくりしている。お金があったら石を買いたい方なので、ディスプレイ用品を買う余裕はない。また、車を持たず、電車やバスに乗って手で持ち込むので、コンパクトに荷造りできてなるべく軽くなければならない。次の販売に向けて、また創意工夫の工作の時間が待っている。

06 10月, 2012

かわいい訪問者

イヤリングの写真撮ろうと彼女の横顔を
撮ろうとするが、常にカメラ目線でこちらを
向くので、私は彼女の横に回り込みながら
まわりを一周して、横顔を撮るのはあきらめた。
13日まで出店してる府中アートマンで一緒に出店している友人(アジアンテイストの洋服屋さん)の甥っ子と姪っ子が、私の売り場にも遊びに来てくれた。

さすが女の子でアクセサリーに興味津々。ワイヤーの渦巻きを見て、「どうやって作るのですか?」と丁寧な日本語で質問してくる6才。ワイヤーをくるくる巻いて見せたら、彼女もマネして巻いてみて、いびつになったそれがハートの形になったので、「ハートができました。」と言って見せてくれる。
私の作業場を物色しているので、私が失敗した巻きかけのワイヤーとビーズをあげたら、自分で巻いたのと合体させて、おしゃれでアートなイヤリングを完成させてご満悦。
その後、イヤリングをつけたまま、洋服販売してる駅ビルのコンコースで習いたてのバレエを踊っていたらしい…。

05 10月, 2012

真夜中の闖(ちん)入者

もう寝ようと思ったら、どこからともなく「シャッ、シャッ」という擦るような音がした。天井から聞こえるようでもあり、床に近いところから聞こえるような気もする。
ねずみ?
このままでは眠れない。一旦消した電気をまたつけて、音のする方に目を凝らした。何かが動いている。その外見(シルエット)が、私が今まで見た生き物の記憶にない形だったので、ちょっと不安になった。床にすれすれに垂れている布のフリンジ部分にいるソレに、私は四つん這いになって、さらに近づいて至近距離30センチを切ったあたりで、小型のカマキリであることが判明。何かを(私を?)威嚇するかのように、羽を広げて擦り合わせていたのだ。

私はコップをそれにかぶせて捕獲。写真を撮って、窓を開けて逃がした。
どこから入ってくるのやら、うちのアパートは古いから立て付けが悪くて、微妙な隙間から入ってくるようだ。いつぞやは、室内にアマガエルがいたことがあった。
その時は、たまたま友人が居て、ふたりで大笑いしながらアマガエルを追いかけて、玄関から逃がした。
一昨日は、部屋のどこからかコオロギのような鳴き声が聞こえていた。

引っ越すつもりだったけど、また諸事情からしばらく引っ越さないことになった。それで少しストレスから解放された。噛んだり刺したりしない虫なら、私は平気(ゴキは例外)。猫の額ほどの庭の木の枝には、午前中シジュウカラも来る。隣りと後ろにアパートが新築されて、建て込んできたとはいえ、まだまだ自然がいっぱいの我が家です。

03 10月, 2012

キンモクセイ

アクセサリー販売してる府中アートマンまで、自転車で通っている。
今朝自転車こいでたら、どこからともなくキンモクセイの香りがフワッと鼻腔に入ってきた。
この香りをかぐと「あ〜、秋だな」って思う。
そして美大目指して予備校に通っていた浪人時代を思い出す。
毎日早起きして、実家から、博多に近い天神という街まで電車とバスを乗りついで通っていた。
バスに乗るために鳥飼という駅で電車を降りて、木造の駅舎を出ると、すぐ左手にモクセイの木があった。そこのは白っぽい花が咲く銀モクセイだった。金モクセイよりも香りが少し弱かったと記憶する。福岡市内に地下鉄ができ、その駅は跡形もなくなった。

毎秋、キンモクセイの香りをかぐたびに、その記憶が一瞬頭を駆け巡る。
香りは思い出を連れてくる。

02 10月, 2012

スズメバチに刺される夢

首元にスズメバチがとまった。虫はじっとしてれば刺さない、と思ってじっとしてたけど、刺された。(夢なので)痛みは感じなかったけど、恐怖でパニック状態になり「すぐに病院に連れて行ってェ〜!!」と、そばに居る人に叫んだところで、夢から覚めた。

数日後、ヒーリングショップの月船に行ったとき、店長に「スズメバチの夢って、どんな意味があるんですか?」と聞いてみた。
店長はおもむろにメモ用紙と鉛筆を手にとり、「スズメバチから連想することは何?」と私に質問した。
「怖い」「攻撃する」「黄色と黒」「危険」「じっとしてても刺したから…、う〜ん、裏切り。私、誰かに裏切られるんですかね?」と、限りなく悪いことしか思いつかない。
店長、それらの言葉を一応メモにとって、「刺されたんでしょ?じゃあ、悪いことはもう終わったってことだよ。」と、解説。
「そ、そうなの…?」店長、ホントはわからないんじゃないの?と軽く疑いながらも、その暗示にかかってもいいかな、とも思った。

01 10月, 2012

10月のアートマン

今日1日から京王線府中駅ビル・アートマンでアクセサリーの実演販売始まりました。
7日までは2階のレジ横で、8日から13日までは2階出入り口そばのコンコースで洋服販売してる友人のスペースに間借りします。
お近くにお越しの際は、お立ち寄りくださいませ。