27 2月, 2012

仏壇の引越し

昨年末、祖父亡き後ひとり住まいだった祖母が亡くなったために、祖母の家は無人となり、仏壇を長男である父の元に置くことになった。仏壇は押入れにすっぽり入る大きさ。幅はふすま一枚分の幅がある。実家の押入れの改造を頼んだ大工さんと私と妹の3人でやっと持ち運びできる重さ。もう二度と動かさないでほしいと思う重さである。
祖母の家から仏壇を運び出す日の朝、菩提寺の住職が来て、仏壇から魂(?)を抜く読経をしてもらったけれど、実家の押入れの改造が遅れたため、その日はご先祖様は宿無し状態で漂っていただき、翌日の朝、実家に住職が来て仏壇に魂を戻す読経をしてもらった。
これから毎日、お茶とお水とご飯を上げて、花やお供え物も欠かさぬように、と住職に言われた。花がしおれたり枯れたりしたまま仏壇にあるのはよくないそうで、生花を毎日供えるのが難しいときは(長期の旅行など)、造花でもよいそうだ。

私は先祖の霊とか、輪廻転生とかは信じているけど、仏壇とか戒名とか墓などに関しては全く興味がない。できれば持ちたくない。持ってしまえば、それに縛られるから…。でも、一度持ってしまったものは、そう簡単に捨てることはできない。
捨てるときは潔く、持つときは慎重に…、だね。

23 2月, 2012

帰ってきたら食べるもの

ごぼう天うどん(480円)にわかめ
のトッピング(100円)をプラスして。
オーバリーが実家に帰るときに福岡空港に着いたら、もしくは福岡空港から飛び立つ前に食べるもの。
それは、ごぼう天うどん。北部九州でしか食べられない。
揚げたごぼうとうどんの相性はバツグン。
九州の人間は、関東で初めてうどんを食べるとき、たいていショックを受ける。今では讃岐うどんなど西日本系のうどんが東京でも食べられるけど、私が大学進学で東京に出てきた頃、真っ黒い汁の中に浮かんでるうどんがほとんどだった。大学の学食で初めてうどんを食べたとき、(申し訳ないけど)関東の人の味覚を疑った。全国の美味しいものが集中する東京で、どうやったら、醤油をお湯でうすめただけのようなうどんが美味しいと思えるのか、不思議で仕方がなかった。

さて、また九州での日々が始まった。

21 2月, 2012

〜浅瀬で泳ぎは覚えられません〜

今年になって、「心の扉を開く」(アイリーン・キャディ著)という本を一日1ページずつ声に出して読んでいる。各ページには1月1日から12月31日までの日付がふられていて、著者自身の”内なる神”から受け取ったという365のメッセージで構成されている。
十年くらい前から持っている本だけれど、ちゃんと毎日読むのは初めて。今までは、何かあったときだけ、おみくじのように無作為に開いたページを読む、という使い方をしていた。

宗教に関係なく、普遍的なことがらが書いてあると思う。声に出して読むことで、自分の意識により深く落とし込めるかと思ってるんだけど、結果はいかに…。

昨日読んだ〜浅瀬で泳ぎは覚えられません〜は、タイトルだけでも、気持ちにズシッときた。


(以下、本文抜粋)
どんなことも恐れる必要はありません。わたしはつねにあたなとともにいます。あなたの道を整えるために、あなたの前を歩いているのです。あなたの道はいつも最適の時期(とき)に、まさに完全な形で開かれていきます。あなたはわたしを信じなければいけません。そしてその信仰は、この人生を生きぬくために、岩のように堅固で強くなければなりません。あなたの信仰は、現実の生活で実践されたとき、いっそう強固になります。信仰は論じるべきものではなく、生きるべきものなのです。------略---------
浅瀬に立ったまま手で水をかくだけで、自分は泳げるのだと思い込んでも仕方ありません。深い川に飛びこんで泳がなければいけません。今は行動に移って、この充実したすばらしい生活をみずから生きてはいかがですか。
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迷ったときや精神的に落ち込んだときなどにオススメの本。ということは、今私は落ち込んでいるのかな?必要以上に落ち込まないために読んでいる(つもり)。立ち止まってしまわないために。落ち込んでも、泣きながらでも、これを読みながら、1日1センチでもいいから進むです…。

19 2月, 2012

階段を上りながら

地下鉄駅から地上への階段を上っているとき、とても息があがって、きつかった。
大きく呼吸をしながら登ると少し楽になった。
そのとき、ふと思った。
”大きく息を吐けば、新しい空気がたくさ入ってくる”んだな、と。

今、決断しようとしてることがあって、それを実行しようと思うたびに気持ちが揺れる。
それが”大きく息を吐くこと”だとは思っているのだけれど、その後、”新しい空気”がホントに入ってくるだろうか。大きく息を吐いたまま、酸欠で倒れやしないか、と。

今日、国立駅近くのヒーリンググッズ専門店月船さんに新作のアクセサリーを納品に行って、レジにある月船おみくじ(買物したらひけます。確か、エドガー・ケイシーの言葉をおみくじにしてあったと思う。)をひかせてもらった。
「なにかを信じていながら、それに従って生きない、それは不誠実だ」と書いてあった。

そうだ、信じよう。従ってみよう。
大きく息を吐けば、新しい空気が入ってくるのだから。

17 2月, 2012

思い出を閉じ込めるアクセサリー

国立の暮らしのアートギャラリーkunitachiでワークショップをしました。
今回はワークショップの常連さんTさんがお持ちになった古い布地をアクセサリーに仕立てる、という内容。Tさんのおばあさまの形見の着物の裏地だったもので、「虫食いがあったり、古いから弱くなって破れやすいんですが、この紫色がとても好きだし思い入れがあって捨てられないんです。何かに使えないかとずっと思ってました。」とのこと。

前回のワークショップではガラスを切る練習をして、ペンダントにちょうどよい大きさの正方形に切っておいたガラスに、今回は布地をはさみました。
2枚のガラスではさんだものの断面を銅のテープで一周巻いて、銅のテープ部分にハンダ付けをして出来上がり。チェーンを通すための丸カンもハンダ付けして、ステキなペンダントになりました。

次回ワークショップは同じ要領で手鏡を、その次はこのペンダントくらいの大きさのピースを組み合わせて写真立てを作る予定です。

私も祖母の形見の布地を持っています。その祖母は私が赤ちゃんの頃に亡くなったので、何も憶えていませんが、叔母が分けてくれたものです。半襟の布で、更紗模様のようなちりめんの布地です。20代の頃、いつもスカーフとして使っていたら、弱くなって破れてしまいました。でも捨てられずに、とってあります。次回のワークショップの参考作品は、その祖母の形見の半襟で手鏡と写真立てを作ってみるつもりです。
布地に思いを込めるのは、男性にはない女性特有の感覚かもしれません。そんな布地を思い出と一緒にガラスに閉じ込めて、胸元で揺らしてロマンちっくいたしましょう。

15 2月, 2012

インターネットで疲れる

昨日は、朝からインターネットが繋がらなくなった。パソコンがいけないのか、モデムがいけないのか、モデムのランプの点灯がいつもより少ない気がするものの、PC音痴の私にはどこがいつもと違うのかわからない。15時までにはイラストをデザイン会社にネット経由で送らないといけないのに、15時過ぎても状況は同じ。
プロバイダーに電話してもなかなか繋がらず、イライラ〜。
あ、そうだ、iPhoneにイラストを入れて、iPhoneからインターネット接続して送ろう、と思ったものの、やり方わからず、デザイン会社に電話して状況を説明し、iPhoneにどうやってイラストを入れればいいか教えを乞うた。
でも、ダメだった。必要なアプリケーションのiTuneのバージョンが古くて、”iPhoneと同期”ってやつができなかった。
デザイン会社では、〆切を1日延ばしてくれた(ありがとうございました)。
夕方になってやっとプロバイダーと電話がつながり、話しをしたら、うちの地域で1日メンテナンスをしてるので繋がらないのだ、という回答。メールでお知らせが行ってるはずたというが、見た覚えがない。メンテナンスって、平日の日中にやるもんだっけ?
18時までには終わるはずだから、それ以降やってみてください、という。18時過ぎてやってみたけど、やはり繋がらない。19時過ぎてもダメ。
近くに住む友人に電話したけど、仕事で出ていてつかまらない。こうなったら、国立駅付近に一軒だけあるネットカフェに行って、そこから送るしかないか、と思い駅まで30分くらい歩いたところで、友人から折り返しの電話がきたので、また友人宅まで30分歩いて、友人のPCから無事イラストデータを送ることができた。

illustrated by obarie
10年前くらいまでは、イラストは原画を宅急便で送ったり、電車に乗って持って行ったりしていたものだ。二駅隣りに住んでいたデザイナーさんちに、真夜中自転車走らせて、ポストに投函したことも度々あった。ネットが普及して、家から出なくてもイラストを送れるようになり、経済的でもあるけれど、ネットは一旦トラブると面倒くさい。
特にPC音痴にとっては、どこがトラブってるのか見当がつかない、ってところが厄介だ。

一度楽な道を憶えてしまうと、それ以前のアナログ生活(当時は不便とは思わず、当たり前だったのに)を不便に感じてしまう、というところがイケマセンねー。
インターネットやPCは便利なんだけど、時々どちゃーっと疲れさせられるオーバリーでございます。

13 2月, 2012

ヘリオス魔法瓶を買った

週末、歩くの大好きな友だちに付き合ってもらって、横浜中華街から海岸通りあたり、そして元町商店街にかけて、中国雑貨屋さん、普通の雑貨屋さん、中国茶屋さん、アンティーク屋さん、金物屋さんなど、お店の人に魔法瓶の写真を見せて探して回ったけれど、中国製のレトロかわいい魔法瓶は見つからなかった。
で、最後にダメモトで、割った魔法瓶を買った自由が丘の雑貨屋まで行ってみたけど、もう生産してない、との返事でやはりなかった。でも、その雑貨屋に置いてあったドイツのヘリオス社の魔法瓶が保温性がいい、ということでお店のオーナーも「私も気に入って使ってますよ」とおっしゃるので買ってきた。胴体に取っ手がないので少々注ぎにくさはあるけれど、保温性はとてもいい。説明書にも、熱湯を入れて10時間後も60度以上を維持、と書いてある。早速使ってみたら、確かに10時間たっても熱いお湯で飲めた。
楽天でも買える。値段も手頃でオススメ。
http://item.rakuten.co.jp/analostyle/1263302/

魔法瓶って、中のガラス質の部分と外側の部分の間に真空地帯があるから保温ができるのだ、ということを、ヘリオス社の説明書を読んで初めて知った。今、電気ポットが当たり前の時代になったけど、電力に頼り過ぎない生活を考える意味でも魔法瓶の利用はいいんでないかと思う。

十数年ぶり(!)の中華街を歩いて予定外のものも買った。それは、プーアール茶。パッケージに魅かれて買った。いかにも効きそうな感じ…?。固めた硬い粘土みたいになっている。お店の人に「削って使うんですか?」と聞いたら、「そうです。これは昔、旅に持っていくためのものだったんです。」と教えてくれた。買ったのは、中華街のお寺関帝廟のすぐそばのお店で。チベットの白っぽい植物(たぶん煎じて飲む)や髪の毛みたいなもの(これも煎じるみたいだった)とか、いろんな漢方薬みたいなものを見るだけでも面白い。

もう一つ予定外の買物。バッグ。帆布でできている。いつも荷物が多い私は、この箱のような四角さが気に入った。マチが広いから、お弁当箱も出来合いのホカ弁も水平にラクラク入る。単行本も水平に入るぞ。電車で膝の上に乗せた時、バッグの座りがいい。中に物がそこそこ入ってれば、膝に載せたバッグの上で本や手帳も広げられ、ちょっとしたデスク代わりにもなる。持ち手の部分が広いので、重くなっても手に食い込まない。肩にもかけられる。A4サイズのノートパソコンも入る。
これは海岸通りの雑貨屋さん、bluee-sで。店主のセンスの良さが感じられるモノたちと、青で統一された店内がイイ感じ。

おもしろいもの探しに、またブラブラしたいナ、横浜。

10 2月, 2012

これスゴクない?

愛しの魔法瓶を失ってからというもの、アツアツのお茶がすぐに飲めなくて寂しい。
中国雑貨やアジア雑貨で有名な大中チャイハネや仲屋むげん堂に電話して聞いてみたけど、魔法瓶の取り扱いはない、とのこと。ネットで見た上海のサイトもメールが届かず問合せできない。
いろいろネットサーフィンしてたら、こんなのがあった。その名も「真空迷彩壷」。仕様のところ、たぶん保温性能24時間って書いてあると思うんだけど、それってスゴクない?
http://item.taobao.com/item.htm?id=9452391928&ad_id=&am_id=&cm_id=&pm_id=

サバ読んでるとして、半分の12時間だってスゴイのに…。買った人の評価らしきものを見たら、保温効果が良いみたいに書いてある。(ちなみに私が持っていたのは、熱湯を入れてから7時間くらいはアツアツで飲めた。)すごく欲しくなってきたなあ。日本から注文できるんかいな…?
現在1元=約12.3円で、これ38.00元ってことは470円くらい。

08 2月, 2012

4年前の今日

メールの整理していたら、4年前の2月に妹に送ったメールの添付画像に妹が書き込みして返信してきたやつが目にとまった。
有楽町の国際フォーラムの広場で目撃した光景に感動し、帰宅後友だちや妹に伝えたくて、なぐり書きのイラストを2〜3人に送ったら、妹が書き込みして返信してきたのだ。

















スズメがここまで人になつくには、毎日のように同じことをしないといけないんじゃないかと、オーバリーはみた。おじさんは相当がんばったはず…。今も、おじさん、スズメにご飯粒あげてますか〜?

07 2月, 2012

知恵は少しずつ…

今回も府中での7日間のアクセサリー販売が無事に終わりました。お買い求め頂いた皆様、陣中見舞いに立ち寄っていただいた友人の皆様、ありがとうございました。

今回から、カウンセラーの都合でオーラソーマカラーヒーリングがなくなり、ひとりでの販売で、搬入と搬出がちょっと大変だった。
なんせ天然石や部品や工具、展示するときの備品とかでキャリーカートに載るだけ載せて相当な重量になる。しかもうちの最寄り駅にはいまだにエレベーターもエスカレーターもない(障害者センターが近くにあるのに、何たること!)。搬入の日、泣きそうになりながら荷物を階段で一段ずつ引っぱり上げていたら、男性が見かねて手伝ってくれたのです(ありがとうございました!)が、彼も荷物を持った途端「あ、重いなあ…」とつぶやいていた。

一週間分のお薬ケースを利用した天然石入れ。
これを目にすると、お客様の目が輝く。
お客様のオーダーがいつあるかわからないので、最終日まで天然石は置いておく必要があるのだけれど、それぞれの天然石をちょっとずつ標本のようにひとつの入れ物にまとめて、それ以外は搬出前日に持ち帰ることにした。それだけでも搬出時の重さは搬入時と比べると、持ち上げやすい重さになった。
展示についても、今までなんでもかんでも自前で揃えていたのが、売り場で展示用備品を貸してもらえることが今回1年もたってわかった(遅いね…)。
カラダの負担を少しでも減らすために、これからいろいろ工夫して頭脳に負担をかけるのら!
そうしていけば無駄も減らせるだろう。駅も含めて人力で手に余る程のものは、結局現場で散らかるばかりで管理できない容量なのだということがわかってきた。
知恵って最初からじゃなくて、少しずつついてくのね。キャリーカートに載せる荷物のまとめ方も上手になってきた。まとめ方は洋服屋してる友人から教わった。
知恵をつけるためには、ひとつのことを長くやらなきゃいけない、ってこともわかってきた。
今はまだ、この荷物で都内に出ることはできないので、都内の手づくり市を目標にさらなる知恵をつけていこうと思います。
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次回の、府中アートマンでの販売は6月1日から7日です。もう半袖になってる頃かな〜。今の寒さから考えると不思議ですが…。

06 2月, 2012

我が愛しの魔法瓶

中が粉々に割れてしまった
中国製というと、性能がいまいちみたいなイメージがあるけど、私が10年くらい愛用してきたこのいかにも中国製なレトロかわいい魔法瓶は保温力抜群だった。だった、というのは、今日、つい一時間前に落として割ってしまったのら。ショック…。
日本製のサーモなんちゃらとかよりも保温性あったですよ。人間、いやポットは見てくれに惑わされてはいけません…。
10年前くらいに自由が丘の雑貨屋さんで1050円で買ったのですが、2年後くらいに同じ雑貨屋さんに行った時は、もう置いてなかったなあ。
アクセサリーをひとりで売ってると、休憩もあまりとれないので、せめて暖かいお茶を、と思って持参したのが仇になったかしらん。あ〜ん…。ものが壊れて悲しいのは久々。
今週末は、このポットを探しに街をさまようです。とりあえず中国雑貨店からかな…。
ちなみに自由が丘のお店はアメリカンカントリー調だったけど、中国製魔法瓶があったのです。


ネットで探してみたが、これが似てるかな。保温力は買ってみないとわからないけど…。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/monpan/299.html

これも、似てる。柄がキッチュ。値段は問合せないとわからない。

これは関係ないけどかわいい。ドイツ製。
http://calamel.jp/heliosthermo%20catwhite/item/37397833

04 2月, 2012

色の不思議
















トルコ石とアクアマリンを使ってブレスレットを作ってほしい、とオーダーが入った。オーダーくださったOさんは、最近トルコ石のような水色が気になって、身につける小物に必ず使いたくなるのだとおっしゃる。
ご自身は、今引っ越しを控えてそれがストレスになっていらっしゃるようだ。トルコ石は古くから旅のお守りとして、また人生の旅を守護する石として使われている。引っ越しはまさに人生の旅の最たるもの。人生の三大ストレスのひとつとも言われている。
今日のオーダーで、Oさんの石のチョイスからしても、人は無意識に自分に必要な石を直感で選んでいることがわかる。
「アクアマリンにはどんな意味があるのですか?」と聞かれて、「特にコミュニケーションをうまくとりたいときにいいみたいですよ。」と言うと、「そうなんですよー。」と納得されていた。これまた自分に必要な石をちゃんと選んでいらっしゃる。

いったん写真右のブレスレットを作った(石の配列を何度も組み替えて1時間くらいかかった…)後で、Oさんが「去年オーラソーマヒーリングを受けた時は金色というのが出たんですよ」とおっしゃったのを思い出し、全く同じ玉の配列で金色のスペーサー(玉と玉の間に入れる小さな金属のビーズ)をトルコ石の両側に1個ずつ入れたのをもう1本作った。
ほんの1ミリ程度のものだけれど、すごく効果的なさし色になった。印象が全く違う。スペーサーひとつでも表情が変わるアクセサリー作りは、奥が深い。
Oさんは、やはり金色の方を選ばれた。選ばれなかった方は店頭に並べた。
新しい目標に向かって踏み出す勇気が欲しい時、旅行や留学、転勤など、人生の旅のお守りにオススメの一本です。

03 2月, 2012

変化する石

クラック水晶といって、透明な水晶玉にわざとヒビを入れて、光る白いレースのような風合いにした石があります。以前、このクラック水晶について調べた時、クラックの入った水晶はそれを持つ人の邪気を吸収すると同時に水晶のクラックが消えて元の透明な水晶に戻ることがある、という説明を読んだことがあります。
ヘッドのピンクの石(インカローズ)の隣りから順番に、
クラック水晶、ローズクォーツ、水晶、クラック水晶、ローズ…
と繰り返しにつながっている
昨年春に、クラック水晶を使ったブレスレットをお買い求めいただいたお客さまが一昨日「糸が切れたので、直してください。」と持ってこられました。
糸が切れて散らばった石が見つからないものがあったようで、クラック水晶を2個新たに加えました。ピンクの石の両側にある白いのが新しいクラック水晶。他のクラック水晶と比べたら透明度がちがうのがわかります。両者とも、買った時同じ袋に入っていたものです。
同じクラック水晶なのに、身につけていた方のものはヒビが減ってきていて、透明さがでてきています。初めてその現象を目にして、あの説明は本当だったんだ〜、と実感しました。

一昨日、立ち寄られたお客様は上等な天然石のブレスレットを何本も身につけておられて、石にも詳しい方でしたが、お話を聞いていたら「ラピスラズリに入ってる金の部分って育つんですよ。実際、私のラピスラズリの金色の部分が増えたんです。」と言って見せてくれました。

私はアクセサリーを作る時、パワーストーンだから、というより見た目がキレイだから、見ていてワクワクするから、という単純な理由で天然石を使っています。私自身は鈍感なので、石を持っただけではエネルギーがあるかどうかなんてことはわかりません。でも、ワクワクするとか、きれいだなー、とうっとりすることは多々あり、それが石の持つエネルギーに反応していることの表れだと思っています。
もし、天然石のアクセサリーをお持ちの人は、現在の写真を撮っておいて、1年後2年後に見比べると変化がわかるかもしれません。
今回、石の変化を目にして、石がどう変化していくかを見る楽しみが増えたオーバリーです。

02 2月, 2012

わたしのリングたち

ワイヤーと天然石でできたリングのお花たち。
赤いのはサンゴ、水色はトルコ石、青はラピスラズリ、
花びらのはローズクォーツとガーネット。
今日はサイコーに寒かった。アートマンでのアクセサリー販売の間、府中まで自転車を25分くらいこいで通ってるのですが、今日の帰りは顔が氷点下(体感温度)で凍り付いて割れるんじゃないかと思うくらい顔がガチガチになりました。マジで目出し帽が欲しい…。
家に帰り着くのが10時なので、セブンイレブンで鍋焼きうどん(セブンイレブンの私の一番のお気に入り)を買って帰りました。



リングは本日3つ売れました。三人の方のうちお二人は初めてのお客さま。ありがとうございます。
金属部分は全てワイヤー。世界にひとつのオリジナルです。ってゆーか、同じもの作ってくださいと言われても、作れません。手のおもむくままに作っているので。

01 2月, 2012

ガイガーカウンター

今日1日から府中アートマンでアクセサリー販売。12月はお休みしたので4ヶ月ぶり。
友だちKちゃんが2ヶ月間のインドネシア滞在から帰ってきて、府中に来てくれた。で、見せてくれたのがガイガーカウンター。ナマで見るのは初めて。
これの数値が0.3(単位はマイクロシーベルト)を越えたら、除染対象値となり、とにかくその場から逃げた方がよい、という数値らしい。ちなみにこの数値の中には自然放射能の数値も含まれており、その平均値は0.16(1時間当たり)だそうです。

「なんでラップがかけてあんの?」と聞いたら、放射性物質が中に入ったらとれないから、とのこと。「ラップで覆って放射性物質を検知できるの?」と聞いたら、機械が検知するのは物質が発する振動だから、ラップかけても支障ないんだそうだ。
インドネシアに住む日本人の間では、日本よりも盛んに原発の話しをしているそうだ。日本から避難して来た人も少なくないという。
Kちゃんは、インドネシアから帰ってすぐ、広島県の尾道に家(一軒家・家賃1万!安っ!そのかわり、急勾配の坂の上。ダイエットに最適かも。)を借りた。東京から尾道へ拠点を移すためだ。私にも、東京から離れて1年くらい創作に没頭してはどうか、とすすめてくれた。大地震が4年以内に関東を襲う確率も高いという。

昨年秋に仕事をくれた編集さんも、東京にこだわりのエコ住宅を建ててたにもかかわらず、家族を連れて奈良へ引っ越した。東大寺に近い山あいの町で、畑がついて部屋数の多い一軒家で家賃6万円だそうな。
きっかけは放射能問題だとしても、東京ではどのみち賃貸住まいだし、マンネリ化した生活環境に風を入れる、という点で、避難(引っ越し)もいいのかもしれない、と思い始めたオーバリーです。
しかし、大学から東京に出て来て以来1回しか引っ越したことがない、という筋金入りの腰の重さなので、かなりハズミが必要。とりあえず、荷物を減らすことよね。断捨離よね。人生で一番苦手な分野だ〜っ!!