05 8月, 2011

駒場東大前散策

この2〜3年、駒場東大前散策がお気に入り。
まずは、お手頃なフレンチのランチを食べたかったら、井の頭線の駒場東大前駅のすぐ目の前にある東京大学内のフレンチレストラン・ルヴェ ソン ヴェール駒場がオススメ。
東大の敷地内は木立が多く、気持ちがいい。
日替わりランチは800円。紅茶かコーヒーの飲み物付きで1000円。デザートはセットに
ならないけど、単品で500円。リーズナブルな価格設定になっています。(他にも、学食やイタリアントマトもあります。)
食後は、東大の敷地内にある駒場博物館(無料)へ。現在は9月19日まで開催の特別展「小石川植物園と植物学の世界」をやってます。きれいな植物画(ただし、古いものなので現代のボタニカルアートとはちょっと違います。)が展示されてます。

次は東大から10分くらい歩いたところにある日本民芸館へ。築75年ほどの重厚な日本家屋の建物の民芸館では民衆が用いる日常品の美に着目して、日本全国から集めた民芸品を展示しています。現在は特別展「芹沢銈介と柳悦孝 −染と織のしごと–」が9月4日まで開催中。

展示物を見たあと、喫茶をしたい時は、またそこから5分ほど歩いたところにある旧前田公爵邸洋館(入場料無料、休館日は月・火)へ。イギリスのチューダー様式の邸内では、芝生と木立の美しい庭を見ながら、お茶が飲めます。(喫茶は有料です。館内は飲食物持ち込み禁止。)邸内はところどころ椅子が置いてあるので、静かに本を読んだりするのにも最適です。昭和4年に建てられたこの建物は、当時東洋一の邸宅と呼ばれたといいます。当時、前田家の家族6人に対して、使用人が住み込みと通いを合わせて140人いたといわれていますから、雇用対策としてはすばらしいものがあります。貴族はそういう意味では社会に貢献していたのでしょうか。


隣りには同じく旧前田公爵邸の和館(平屋の日本家屋)があり、休憩に最適です。広々としたお座敷と気持ちのいいお縁で、庭を見ながらひとやすみ。
最後に駒場東大前駅までの帰り道、おしゃれなパン屋さんル・ルソールの美味しいパンを買って帰ります。