29 11月, 2011

12月のアクセサリー販売中止します

夕べ遅くに、祖母が亡くなった。私がブログをアップした頃は亡くなった直後だったようだった。祖母について書いてるブログをそばで見ていたかもしれない…。
父は動けない要介護の母のこともあり、一人でパニクってるようだ。

ということで、直前の予定変更で心苦しいのですが、明後日からの府中アートマンでのアクセサリー販売は中止することになりました。次回は来年の2月1日から7日です。よろしくお願い致します。

逝く準備

認知症で施設に入っている祖母が危篤状態になった、と父が電話をくれた。祖母が逝ったら、葬儀自体は葬儀屋さんが何でもしてくれるとはいえ、高齢の父ひとりでは葬儀にかかる家族がやるべきこまごまとしたことは大変なので、すぐに手伝いに帰ってくるように、と言われた。
父からの電話を切ってすぐ、喪服などを旅行カバンにつめた。明後日から一週間のアクセサリー販売を控えて、販売を今キャンセルすべきかどうか迷っている。

祖母は私が中学生のときに嫁いできた人である。私の父とは6歳しか離れていない。祖父と祖父の妹以外は全て結婚に反対という状態の中に嫁いできたのだから、祖母にとっては針のむしろだったろう。祖母が嫁いで来た日のことを私は憶えている。祖父の家の居間にちょこんと正座していた姿を鮮明に。
祖母が嫁いできたあとも、いろいろなゴタゴタを私は横目で見てきた。
祖母は針のむしろにも負けないくらいの激しい気性を持つ人だが、祖父に対してだけは愛情深く接していた。祖母は食べることに興味がなく料理が下手で、日に三度の食事は作っても栄養管理ができないために祖父を栄養失調にしたこともあるが、それでも祖父は祖母を責めなかった。祖父は祖母を無条件に愛していたということだろう。

祖父が11年前に亡くなってからは、祖母は犬猿の仲だった私の父を頼るようになり、認知症になった今は、私の父のことを祖父だと思っているようだ。

今、私の家族全員が、心の準備をしているところだ。
ひとが逝くタイミングとは、どのようになされるのだろう…。

【作品詳細】category :イラスト(photoshop)

27 11月, 2011

分かれ目

高校の同期生からのメールで、同期生の一人が強盗を犯した、と知らされた。
大学生を子に持つ親たちの年代になれば、誰でも人生の大波小波は経験してるから、大抵のことは聞いてもショックはないけど、犯罪だけはやはりショックかな…。いや、ショックというより、やるせない、というべきか。

金を奪ったとき相手の首を絞めていて、亡くならなかったからよかったものの、彼にはこれから長い刑務所暮らしと世間の冷たい目が待っていることだろう。
魔が差したのか、計画的だったのか、どうにもならない借金苦だったのか、結果的により厳しい道を選んでしまったと思う。

高校生の頃は、家庭環境に多少の差はあっても、みんな大差ない人生だったはずなのに、高校卒業から20年以上もたてば、たくさんの岐路(分かれ目)を通りすぎるうちに、山の尾根を行く者もあれば、深い谷底を行く者もあり、変な袋小路に入り込んだりする者、と様々な人間模様を見せている。大差ない人生から、大差ある人生への分かれ目とは何だったんだろう?

それにしても”お金”って、なぜ人生を狂わせるのだろう?
お金はエネルギーだという人がいた。エネルギーは扱い方を間違うと、とんでもないことになるんである…。

【作品詳細】
category :月刊誌・扉イラスト / materials:筆ペン画+CG

25 11月, 2011

エサレンマッサージ

友だちの知り合いが施術するエサレンマッサージというののモニターにならないか、というお誘いがあり、数日前に自分に課した外出禁止令をたやすく破って、いそいそと出かけた。施術してくださるKさんはマッサージの研修を終えたばかりで30人のモニターを手がけてレポートを書かないといけないとのこと。

カリフォルニアで生まれたというエサレンマッサージは、頭から足の先まで流れるようなストロークでからだをほぐしていく、という感じ。また、施術者が被験者の呼吸に合わせているという印象もあった。
普通のマッサージは肩は肩、足は足、と別れている感じがするが、エサレンマッサージは施術者の流れるような動きも手伝って、肩から背中、腰、太腿、ふくらはぎ、と体の中の滞った何かが次々と動いて、からだのすみずみまで、エネルギーが行き渡る感じ。
下着も全部とるので、それも他のマッサージと印象が違う。でも、バスタオルで上手に隠しながらマッサージしてくれるので安心。
Kさんの指の力も私好み(強めが好き)だった。指の力や指から伝わる感覚は施術者によって全然違うので、これも出会いのようなもの。
途中、寝入りかけたけど、自分の寝息で目が覚めた。

Kさんは来月からは舞浜のホテル内のサロンで、さらなる修行を積まれるとのことで、遠すぎるので行けないけれど、いつかまたKさんのエサレンマッサージを受けたいと思ったオーバリーです。

24 11月, 2011

初めてのメガネ


生まれて初めてメガネを作った。もともと目はよかったのだけど、今年に入ってアクセサリー制作するとき、手に持った小さいチェーンなどに目の焦点が合わなくなってきたし、このひと月くらいは文庫本の小さい字が目をしかめないと見えなことがあり、不便を感じることが出てきた。それに加えて最近多い頭痛も、もしかして目からも(目→首、肩のコリ→頭痛)きてるのかもしれない、と思ったので…。
今日、近くの100円ショプに買物に行ったら隣りがメガネ屋で、たまたま半額セールのメガネがあったので、思い立ったが吉日ってことで、すぐに検眼して老眼鏡を作ってもらった。


帰宅して早速、メガネストラップを作った。アクセサリー制作中のメガネをかけたりはずしたりの動作は、ストラップがある方が便利だから。
メガネのつるの色に合わせて、ピンクのインカローズと赤黒いガーネットの石をチェーンでつないでみた。メガネを使わない時は、チェーンを好みのペンダントヘッドに付け替えて、簡単にストラップをネックレスにできるようにもした。写真のサクラの花は、しずく型のローズクオーツと小粒のガーネットをワイヤーで組んだもの。
来年の桜の季節に合わせて、いろんな石で量産しようかな…。
売り文句は、〜母の日のプレゼントに最適〜、ということで決まり…。

それにしても、からだって悪くなって初めて、ありがたさがわかる。
ああ、なんで失わないとわからないのだろうねー、まったく…。

23 11月, 2011

山の夢

変な夢を見た。何の準備もないままに、高い山に登ることになる夢。普通の旅行のつもりで宿に泊まっていると、翌日、なぜか目の前に高い山があって皆で登ることになっていた。季節は晩秋のようで、防寒着もないし、靴も服も山を歩ける代物ではない。この服装で行けるところまで登ってみようか、どうしよう、どうしようと悩んでいるうちに目が覚めた。
これは、一体なにを意味するんだろう…。

一昨日、靴を買いに行ったとき、おしゃれな登山靴(ハイキングシューズ?)を見かけたからかな…。山に登らなくなって、10年以上たつ。最後に登ったのは、白馬だったか、白山だったか、記憶がごっちゃになっている。ほんとの最後はネパールでのトレッキングだったな…。
山仲間だった従姉妹が結婚して登らなくなったので、相棒がいなくなって自然と足が遠のいた。20代の頃は一人でも山に登っていたんだけど…。それなりに情熱があったんだなあ、と思う。
今みたいに山ガールなんて現象(?)なかったし、大学の頃「一人で山に登ってる」って言ったら、友だちに「暗いね」と言われた…。時代変われば、なんとやら…、ですかね。

一昨日靴屋で見た、おしゃれな登山靴を思い出して、来年、また山に行ってみようかな、と、ちょっと思った。年が明けて誕生日がきたら、おしゃれな登山靴買いに行こーっと。

20 11月, 2011

春色ピアス

まだ冬も来てないのに春色ピアスとは気が早すぎるけど、11月に誕生日を迎えた妹にプレゼントは何がいいかと聞いたら、「若草色とパープルの組み合わせのピアスが欲しい」と言うので、リクエストに応じて作ってみた。
この中から二つ選んでよろしい、と言ったら、私のお気に入りベスト2を彼女も選んだ。
当たり前かもしれないが、自分が気に入ってるものから売れていく、という感じはする。もちろん、お気に入りで売れてないのもあるけど…。

血の固まったような色の石がガーネット。(身につけると血流にいい、とも言われている。)
若草色の石がペリドット。濃い紫と薄紫はどちらもアメジスト。最近、これらの組み合わせが気に入っている。今、私に必要な石なのかもしれない。
12月1日から7日までの府中アートマンでのアクセサリー販売では、12月の誕生石のトルコ石を使ったものや、この春色ピアスのようなガーネットとペリドットの組み合わせのものを出す予定です。クリスマス前なので、天然石で作った十字架も。
イラストの仕事と重なってるので、明日から外出禁止でがんばる。12月7日まで頭痛がしませんよーに…。
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〜石の意味〜
ペリドット:http://www.ishi-imi.com/2006/07/post_356.html
ガーネット:http://www.ishi-imi.com/2006/07/post_4.html
アメジスト:http://www.ishi-imi.com/2006/07/post.html

16 11月, 2011

寝たり、起きたり

この一週間体調を崩して、頭痛で一日寝てたり、起きて仕事の遅れを取り戻したり、の繰り返しで、ブログ更新どころかネットを見るのもイヤになっていた。
毎日、ブログ更新していたのに急に何日も休んだもんで、気にして電話くださった方もいた。
ありがとうございます。生きてます。頭痛がないときは食べてます。体調悪くても、なぜか痩せません…。頭痛と仕事がちょっと一段落なので、また更新すると思います。

頭痛したことがほとんどない、という友だちがいて、そんな彼女が先週めずらしく頭痛と吐き気に悩まされた、と言っていた。「りえちゃんが頭痛してツライって言ってたの、やっとわかったよ〜」と、今さらながら同情してもらった。しかしうらやましいな。頭痛したことがほとんどないなんて…。そのかわり、彼女は腹痛が多いらしい。

最近、体調がすぐれないことが多いせいか、自分が死ぬときはどんなふうに死ぬのかな、と想像するときがある。
臨死体験者から聞き取り調査をしてまとめた本に、死(ぬ瞬間)は天使のキスのように甘い、と書いてあった。ちょっと安心した。

【作品詳細】category :イラスト     materials:鉛筆画+CG

11 11月, 2011

誕生日

イギリスのヘンリー8世をえがいたテレビドラマ「THE  TUDORS〜背徳の王冠〜」を見ていたら、5番目の王妃キャサリン・ハワードの処刑日が言い渡されるシーンがあり、それが私の誕生日だった。
まあ、世の中には何十億も人がいて、毎日何千(万?)人も亡くなるのだろうから、誰かが死ぬ日が誰かが生まれる日になるのは当たり前なんだけど、処刑の日として自分の誕生日が言い渡されるのを聞くと、やはりちょっとドキっとする。

ロンドンのハンプトンコート宮殿は、廊下にキャサリン・ハワードの幽霊が出ることで有名らしい。同宮殿には3番目の王妃ジェーン・シーモア(王子出産後間もなく病死)の幽霊も出るそうだ。

イギリスでは、幽霊が出ることは不動産物件の資産価値を下げることにはならない、と聞いた。それどころか、幽霊が出ることで高値で取引される物件もあるという。おもしろいね、イギリス。
http://ja.wikipedia.org/wiki/幽霊屋敷

10 11月, 2011

碁石

ツルンとしたまるっこい石を見ると、アクセサリーにならないかと考えてしまう私だが、実家にある父の囲碁の碁石をふと思い出した。

男性なら、少年の頃に将棋か囲碁のどちらかで遊んだことがあるだろう。
私の父は、友人とよく碁を打っていたし、伯父とその息子であるいとこはいつも将棋をさしていた。小学生のとき、その同い年のいとこが将棋をしようと誘いかけてきて、私は動かし方以外よくわからんし、すぐ負けるから、と言うと、いとこは自分の駒を数個だけにしてくれるのだが、やはりすぐに勝負がついてしまい、私はそんないとこを尊敬したものだ。
囲碁の方は、父が教えてくれようとしたこともあったけど、結局ルールが飲み込めず、あきらめた。

私の友だちのお兄さんがプロ棋士だそうで、対戦以外の仕事としては、囲碁の個人教授をされてるようだ。その教わる人たち、っていうのが政治家が多いらしい。囲碁は政治家のたしなみのようなものなのか…。
誰から聞いたか忘れたけど、囲碁と将棋とでは、囲碁の方が格式が”上”なのだそうだ。ネット検索してその理由を探してみたがわからなかったので、門外漢の小さな脳みそで想像するしかないが、政治家と格式はなかなか結びつかないな…。

囲碁は将棋ほど勝負がはっきりしないものだということもネットで読んだが、戦争的なイメージ(将棋の起源は賭博だったらしいことも書いてあった…)の強い将棋よりも、具体的な戦いを前面に出さないイメージの囲碁の方が政治家(彼らも白黒はっきりしないしね)の社交に適しているのだろうか…。

年末、実家に帰ったら、ちょいと父に囲碁の手ほどきをしてもらおうかな…。ボケ始めた頭の体操にもなるかもしれぬ…。



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参考サイト
●黒木碁石店 ----- http://www.kurokigoishi.co.jp/index.html
このサイトで初めて知ったのだけれど、白の方は石ではなくて蛤(はまぐり)の貝から作られているのですね。職人さんがひとつひとつ仕上げているそうです。
このサイトを見て、碁石でアクセサリーを作ってみたいと思ったオーバリーです。

09 11月, 2011

モーリス・ドニの子供たち

叔母に誘われて、損保ジャパン東郷青児美術館で開催中のモーリス・ドニ展に行ってきた。
モーリス・ドニは名前は知っていたけど、展覧会で他の画家たちの作品に混じって1〜2点を見たことがある程度で、私にとっては今まであまり記憶にのぼらない画家だった。
今回は100点ものボリュームでモーリス・ドニを鑑賞できる。今回のテーマ”いのちの輝き、子どものいる風景”というだけあって、ドニの子ども達がたくさん登場する。ドニ自身、9人の子どもを持って(うち一人は数ヶ月で亡くなる)いたから、絵筆を持つドニのまわりには常に子ども達の声があふれていただろう。
ドニは2回結婚しており、最初の妻は7人目の子どもを出産した2年後に亡くなり、その2年後には再婚して新たに二人の子どもを持った。
子ども達の誕生、生まれて間もない我が子の死、愛する妻の死、再婚、再び子どもたちの誕生、というように、生と死をあざなえる縄の如しに受け入れて、キャンバスに刻みつけた画家だった。
会場では愛らしい子どもたちの絵が楽しめるのだが、その中で私の一番のお気に入りはボーダーシャツの男の子アコちゃん(日本人みたいな名前だ)。天使のような愛らしさ。今度イラストで天使を描くことがあったら、この顔を参考にしようと思い、このカードだけを買って帰ろうと思ったら、隣りにこの乳母車の赤ちゃんのカードがあり、この顔でさえなければ一番のお気に入りであったろうに的な思い出としてそれも購入。この乳母車の絵は光の美しさといい、光を透かす布地の感触といい、赤ちゃんの肌の輝きといい、見とれてしまうその奥に、なぜにこのお顔があるのでしょうか…。と、腑に落ちないオーバリーでした。しかめつらの老人の顔にしか見えないのは、私だけでござるか?それともホントにこんな顔だったのか…。
それにしても、色合いの美しい絵の数々でした。たとえ暗い色であっても…。

あ、それから、ドニが最初の妻に贈ったという子どもたちの乳歯で作ったネックレスが展示されていて、乳歯と意識せずに見れば、とても素敵なネックレスだった。ドニとその妻が、子どもたちをどれだけ愛していたかが、そこからもうかがい知れる。

美術館はビルの42階にあり、新宿の眺めもよいところ。すぐそばに東京モード学園のユニークなビルが見下ろせる。ゴンドラに乗ってビルの外側からガラスを磨く勇気ある男達がそのビルの高所に見えた。足がすくんだ。

帰りに、デパ地下で叔母さんにパンやら惣菜やら買ってもらった姪っ子オーバリー。今日もありがとう!叔母さん♥♪♪♪ d(⌒O⌒)b♪♪♪

08 11月, 2011

効く石

先日の天下市のアクセサリー販売のとき、美しいピンク色のインカローズのブレスレットを買おうか買うまいかずーっと悩んでいた女性に、いきなり「石って効くんですか?」と尋ねられた。
単刀直入だったので、私も一瞬答えが浮かばず、「その人次第だと思います」とあまり助けにならない答えをした。
その女性はあきらめようとしては「でも、きれいだよねー」と再び手に取って、なにか買う口実を探そうとしてるみたいだった。だから効くのかどうか、訊いたのだろう。結局、その口実が最終的に”値切り”(安くしてくれたから買う)という形ででてきたけど、そのブレスレットは彼女のところに行く運命だったんだろうと思う。
石に限らず、何かを見て「きれいだわ〜」と感動している時点で、そのものとのエネルギー交流は生まれていると思う。
今度、「石って効くんですか?」と訊かれたら、「あなたがその石を美しいと感じていらっしゃるなら、効きます。」と答えることにしよう…。
だから、石を買うときは、これは◯◯(金運とか恋愛運とか)にいいから買う、というよりも、とても美しいと感じていつも持っていたいから、という動機で買ったものの方が、その人自身の直感に近いと思うし、それを持つ人に”それ”はエネルギーを与えてくれている、と私は思う。

07 11月, 2011

ダウン

4日から昨日の6日まで開催された国立市商工会主催の商業祭り「天下市」に参加しました。暮らしのアートギャラリーKUNITACHIのブースの一角をお借りして、アクセサリー販売をさせていただきました。
初めて参加した去年の天下市でオーバリーのアクセサリーを買っていただいて、今年も楽しみに来てくださったという方が数名いらして、とても嬉しかったです。また、二日目にお買い上げいただいて、三日目も来てくださった方もいらっしゃったようで、お話ししたかったのですが、三日目の昨日は体調を崩してブースに行けず残念でした。
一昨日までの数日間、睡眠時間2〜3時間で天下市の準備とイラストの仕事を平行してやっていたら、とうとうダウンしてしまいました。ブースをお借りしたギャラリーさんには「ゆっくり休んで養生してね」と言っていただき、アクセサリー販売の応対を代わってくださいました。
イラストの仕事は本日〆切。体調もどうにか戻ったのでラストスパ〜〜〜ト! なるか…。

04 11月, 2011

my はるか

この週末、実家に帰ってる妹から「実がなっとるよー。」というメッセージの写メールが来た。父の畑の柑橘類「はるか」の写真。
今年の春先、ホームセンターの園芸部で苗を2本買って、父に頼んで植えてもらったもの。

一昨年の春、実家近くのスーパーの果物コーナーで初めて見て買って食べてみたら、今まで食べた柑橘類の中でダントツのうまさだったので(私にとっては)、畑に植えたかったのだ。東京でも今年の春、スーパーで見かけた。
まだ小さい二本の苗にはそれぞれ1個ずつしか結実してないので、来年の春は父と母、私と妹の4人で分け分けして食べる予定(予定は未定…)。

ちなみに、このはるかを食べるときは、白い薄皮をむかず、薄皮ごと食べるのが美味しく食べるコツ。中身だけ食べるより、薄皮ごと食べる方が甘さが増すのだ。日向夏(ひゅうがなつ)に似てる感じがする。日向夏はすっかりブランド化してしまった。はるかもブランド化して値段が上がる前に自分ちでつくって食べれるようにしたいという、浅はかなもくろみである。
ただ、柑橘類は簡単じゃないらしい。父が言うには農薬を散布しないと虫がつきやすかったり、病気になりやすいという。浅はかなもくろみには、たゆまぬ努力と勉強が必要なのでござる。

03 11月, 2011

玄海原子力発電所の再稼働に反対しましょう

玄海原子力発電所は1970年に着工し1975年から運転が始まった、原発としては古い発電所です。ただでさえ危ないといわれているのに、動かすのか…。東電が今までいろいろと隠してきたように、九電も隠すことでしょう。嘘をつく会社を政府をどうやって信用すればいいのでしょうか。
九電の会見「地元の了解、ある意味必要ない」って、どーゆーこと?電気代払ってる人には了解とるべきでしょ。
ついさっき、この署名の存在を知ったので、あまり時間はありませんが、なるべく一人でも多くの方に、運転に反対するご署名をお願いしたいと思います。

[緊急署名]  玄海原発4号基の運転再開停止を!(最終締め切り:2011年11月4日 午前9:00)
下記サイトのページの下の方に署名欄があります。
https://pro.form-mailer.jp/fms/dcfca5d623503

02 11月, 2011

いつかは

友だちから”母が闘病生活に入り、姉妹の確執が表面化してツラい”というメールが来た。
わかるような気がする。私の母が脳梗塞で要介護になったあと、私も妹と何度か言い争いした。
でも、母のことは姉妹間の確執など私自身が抱えている問題に向き合うチャンスかもしれない、とも思う。


私も、いつかは両親を見送るときが来る。それも大抵は突然来るだろう。
それは切ないけど、必ず来ること。
最近、父は電話のたびに「お前と会えるのはもう何回もないかも知れんぞ」と必ず言う。



家族の問題は逃げられないだけにツラかったりするけど、逃げ出さないために家族として生まれてきた、という考え方もできる。
親を見送る時には、いろんな確執から解放されていたい。

まわりの友人たちが抱えている問題は、他人事ではない。皆、同じような問題を抱えて生きている。友人が無事、その確執を乗り越えられるよう、エールを送りたい。

【作品詳細】
category :水彩画 / materials :水彩+CG