28 2月, 2013

工作の時間 vol.2

今日の工作は”カード立て”。
工作というには簡単すぎてお恥ずかしいが、ノコギリさえあれば材料費0円というエコな工作。用意するのは拾った枝だけ。

左側のタイプは、なるべく太めの枝がいいかと思います。枝が安定するように平面に置いてみて、カードをあてがって切り込みの角度を決めて、ノコギリで切り目を入れるだけです。
軽い枝だと、端っこに切り込みを入れた場合、カードの重みで枝がひっくり返ることもあるので、切り込みを入れる前に枝を指に乗せて重心を確認しましょう。重心に近い部分にカードを立てるといいでしょう。

右側のタイプは、二股に別れている枝を「人」という字に例えると、そのアタマの部分にタテに切り込みを入れます。二本の枝とカードの3点のバランスで立ちます。

私は、枝とか木の実とか石ころとかを拾うのが好きでそんなものがいくつかの箱にしまわれていて、それだけだとただのゴミになってしまうので、カード立てにすることを思いつきました。でも、まだまだたくさん箱の中に眠ってますが…。
片付け上手の従姉妹には、「いつでも片付け手伝ってあげるわよ。枝とか石とか後生大事にしまっとくから物が増えるのよ!アタシが捨ててあげる!」と言われているので、下手に手伝い頼めない…。

25 2月, 2013

工作の時間 vol.1

素焼きの猫とネズミ。
ネズミは子(ね)年生まれの伯母のために作ったハンコ。
猫はまだ未完成だが、猫好きの友人の誕生日プレゼントのために作ったもので、ワインなどのコルクをつけて、瓶の上に猫が乗っかっているような栓になる予定。

ハンコは素焼きしてから文字を彫ったのだが、ハンコの面が水平ではないらしく、どうしても文字の一部がかすれる。完成してから送ろうと思いながら、何年たったことやら。
伯母も年をとって病気がちなので、ハンコとしては未完成ながら、昨日郵便局から送りマシタ…。
猫の方は、今年こそはプレゼントするで〜。


これらは、中央線青梅駅から朝(迎え)と夕方(送り)に無料送迎してくれる陶房で、だいぶ前に作ったもの。
そこは障害者福祉施設・太陽の家の一角にあり、陶房の裏は杉林の山で、素朴なフィールドアスレチックになっていたが今はどうだろう…。私たち利用者が武家屋敷と呼んでいた明治時代の料亭だったという立派な建物もあり、その物件は元首相の中曽根さんも別荘として狙っていたのだと伝え聞いた。春から秋にかけては、ランチタイムにその屋敷の縁側で弁当広げたり、ごろ寝したりしたもんです(冬は超寒い〜)。

陶房の近くに梅林があったけど、そろそろ咲くころかな〜。
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陶芸教室のホームページ:http://www.hinodegama.com/

23 2月, 2013

映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」

〜今週の名画座・キネマ大羽〜

本棚を整理していたら、懐かしい映画のパンフレットが出てきた。
タイトルは「地雷を踏んだらサヨウナラ」。

右が一ノ瀬泰造、左が泰造を演じた浅野忠信。
どっちもイイお顔。
これは、カンボジア内戦を取材中に亡くなった報道カメラマン・一ノ瀬泰造の実話に基づいた映画。
映画に感動してパンフレット買うと、だいたいが値段の割にそのスカスカな内容にガッカリさせられることが多いので、ロードショウを見てもほとんど買わないのだが、このパンフレットは密度が濃い。半分は一ノ瀬泰造の写真集かと思うくらい写真がたくさんあって、文章は文字も小さい。主演した浅野忠信を始め、不肖、宮嶋カメラマンまで、寄稿人の充実ぶり。映画関係者の思い入れが相当あったんだろう。パンフレットの最後のページには、一ノ瀬泰造のご両親の文も寄せられており、”…浅野さんに初めてお会いしたときのこと、浅野さんの背中に小さく「タイゾー」と呼んでみました。するとごく自然に「はーい」とにこやかな笑顔が私を振り返りました。…”という一文には、ちょっとジーンときた。


現在世界遺産となっているアンコールワットのエリアはカンボジア内戦当時、政府軍に敵対するクメール・ルージュ(一般市民を大量虐殺した)に支配されていて、ジャーナリストはなかなか入り込めない場所であり、そこに一番乗りするのが一ノ瀬泰造の夢だったのだ。アンコールワットに憧れて、飛び込んで、26才で消息を絶った青年の物語だ。
クメール・ルージュに捕らえられ、処刑されていたことが後にわかったが、泰造は憧れたアンコール・ワットをその目で真近に見ることができただろうか。カメラで捉えることができただろうか。

劇中、アンコールワットの門前町シュリムアップに滞在中、現地の人たちと心通わす日常や、ベトナム滞在中に恋心を寄せる女性の存在など、心なごむひとときが微笑ましい。
そして、危険を省みず夢を追う姿はまぶしい。危険だとか安全だとか、そんな勘定、アタマになくて追いかけるのが”夢”なのかもしれない。

ちなみに、タイトルの「地雷を踏んだらサヨウナラ」は、泰造が友人に書き残した最後の手紙の一文”……旨く撮れたら、東京まで持っていきます。もし、うまく地雷を踏んだら、サヨウナラ!”から、きている。

予告編:http://www.youtube.com/watch?v=TbWg27UKIcs
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「地雷を踏んだらサヨウナラ」をプロデュースした奥山氏は、ドキュメンタリー映画「TAIZO」も製作している。見てみたい…。
オフィシャルサイト→ http://www.teamokuyama.com/taizo/index.html

22 2月, 2013

つもる話し

従姉妹と面と向かってゆっくり話しをしたのは3年ぶりくらいだろうか。
うちの近くまで来てくれたので、古民家の落ち着く空間・やまもりカフェでゆっくり話しをした。


普段メールはやりとりしていても、面と向かってじゃないと伝えられないこともある。

彼女が今やってるヘルパーの仕事のことや彼女の家族のこと、私の仕事のことや離婚のこと、お互いの親のことなど、とめどなく…。

5時間近く話しをして、「今日は楽しかった。」と言って彼女は帰っていった。
私も楽しかった。

さて、も少しがんばってみようかな、と思えた。

21 2月, 2013

ライトスタンド

片付けをしていたら壊れたライトスタンドが出てきた。
これは、2年くらい前に亡くなった友人がまだ元気だった頃、突然電話して来て「スタンドいらない?傘がないんだけどさー、捨てるには惜しいんだよね。オオバチャンなら、なんか上手にリメイクできるんじゃないかと思って。」と言って送ってくれたものだ。

私はスタンドを持ってなかったし、「オオバチャンなら云々〜」の作り手の自尊心をくすぐるフレーズにすっかりイイ気になって、断捨離の敵〜”とりあえずもらっとこう”精神〜が旺盛な私は「うん、もらう〜。」と言ってしまった。

彼女は送料まで払って送ってくれたわけだが、箱を開けて傘のないスタンドを実際目にした時、「もらう」と言ってしまったことを軽く後悔した。胴体がまあるい木でできているのが私好みと友人は踏んだのだろうが、その予測はちょっとはずれた。
まあるい胴体に電球がついていて、胴体からはかつては傘を支えていたであろう3本の金属の棒が三方に突き出ているだけの、まるで雪だるまが細い腕でバンザイしてるみたいな、何ともマヌケな物体だったから。初対面がイマイチだったので、アイディアも浮かばず、見えない棚の奥に”とりあえず”しまったまま忘れていた。



スタンドとの5〜6年ぶりの再会だったが、見た途端「和紙巻いてみっか〜」と、ふと思いついて、これまた10年くらい前に母校の美大でのワークショップで自分で漉いた和紙を巻いて、竹の洗濯バサミでとめてみた。制作(?)所要時間1分。

けっこうイイじゃ〜ん。竹ひごを漉き込んだ自作の和紙もやっと日の目を見たし、片付ける時は和紙をはずすだけでいいし。
いいものもらったかもね。
今さらですが、ありがと。

20 2月, 2013

アナログ接続

友人Jちゃんのお母様は一人暮らし。78才のお年には見えない若々しさで、パソコン教室にも通われて、インターネットやメールもなさる。
お母様の主宰される絵の会のグループ展に参加してることもあって、たまにお母様の家に所用で伺ってご飯をご馳走になる。

illustrated by obarie
先日、グループ展の打合せにうかがったら、「インターネットのことちょっと教えて欲しいんだけど〜。」とおっしゃった。お母様のはWindowsで、私はMacユーザーなので、Windowsはよくわからないのですが、と前置きしてパソコンの前に座った。
なんでも、XPをWindows7に買い替えたら、XPでできていたネットが7では同じようにはできなくて、詳しい人に何やら器具(USBタイプのアナログモデムのことだった)を買ってもらってやり方を教えてもらったがうまくいかない、とのこと。

なぜにその装置が必要かといえば、お母様のネットはアナログ接続だから…。
今の若い人は知らないかもしれないけど、知っている人には懐かしい、あの”ピー、ビコンビコン、ピー、ギュルルル〜”という音が、接続時に聞こえてくるのであります。

長い時間かかって接続できて、一度だけエクスプローラーのブラウザが立ち上がったが、「では、もう一度復習してみましょう。」とブラウザを閉じてやり直してもらったら、なぜだか二度とつながらなかった…。
「やっぱ無理です、おかあさん。7でアナログ接続しない方がいいです。」と、私もさじを投げた。

お母様が通ってる、60才以上が対象の区のパソコン教室で教えてる先生(といっても生徒の中で一番できる素人さんが教えてる)が7しかわからない(XPがわからんで7がわかるって、どーゆーこと〜?)のだそうで、だからその教室の生徒全員が7に買い替えたのだとおっしゃる。
企業の陰謀(よくわからない老人が新機種のPCが出るたびに買わされる)にまんまと引っかかっておられるようで気の毒になってきた…。

まあ、それはさておき、好奇心旺盛でチャレンジャーなお母様が好きだ。その熱意に感じ入って、どうにかして差し上げたいと思って、ときどき求めに応じて解説書片手にお教えする(私もWindowsの勉強になるし)が、アナログ接続だけは無理でした。ネットで調べてみたら、7でアナログ接続は充分可能らしいのだが…。)

数年前、父がPCを使い始めた頃、何かにつけ些細なこと(打ち間違った字を消すのはどうするのか、写真がどこに保存されてるかわからない、とか)電話して来て、長時間電話口で怒鳴り声に近い状態になりながら教えていた頃が懐かしい。
今は、父はパソコンをさわることもほとんどなくなり、そんな電話も来なくなったけど…。

18 2月, 2013

朽ちた椅子

椅子が椅子に座ってるみたい。

猫車の新しい利用法。

ただし、猫車も壊れていなければならない。

壊れたもの同志、ベストカップル。

いい感じ。

父の畑の猫車の壊れる日が、

ちょっと楽しみ…。

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2/13
やぼろじやまもりカフェの裏庭にて

16 2月, 2013

映画「ナイロビの蜂」

〜今週の名画座・キネマ大羽〜

映画の内容はよく知らなくても、何となくタイトルに魅かれて見たくなる映画がある。
「ナイロビの蜂」かあ〜、文芸作品的なタイトルじゃん。舞台はアフリカかー。おっ、それにイギリスを代表する性格俳優レイフ・ファインズとくれば、おもしろいかも〜、と思って見始めた映画。
しかし、ロマンチックに感じた邦題「ナイロビの蜂」は、実はアフリカのナイロビの甘い蜜(利権)にたかる製薬会社(蜂はその会社の名前でもある)のことであり、その社会的犯罪を追求しようとして殺された女性と、その女性の軌跡をたどっていく夫の物語だった。

レイフ・ファインズ演じるジャスティンは高等弁務官レイチェル・ワイズ演じるジャーナリストのテッサと、ある講演会で知り合って、二人は恋に落ち結婚する。ジャスティンは、国やその政府を代弁する立場(つまり誠実な飼い犬ね)、テッサはその政治や社会の真実を追究するという対立しやすい立場だが、お互いを大切に思う二人だった。
ケニアに異動となったジャスティンについてきたテッサは、イギリスの製薬会社がケニアの貧しい人々を対象に、慈善事業のように見せかけて実は死に至らしめるような薬の人体実験をしていることに気がついてしまう。我が身の危険をかえりみず、真相を追求するテッサだったが、取材に出た先で殺害される。当初ただの強盗殺人として処理されていたが、自宅にあったテッサのパソコンや書類が警察によって押収されたのを目の当たりにした夫のジャスティンは、テッサが殺された背景に何かがあると感づくのだった。
「君を守る」と言っておきながら妻を守れなかったという自責の念も手伝って、テッサが志半ばにして敗北した闘いを引き継ぐことになるのだが…。

別な言い方をすれば、真実を見ようとせずに生きてきた男と真実を追い続けた女が出会い、妻となった女が殺された。
彼女に出会う前と同じように、真実を見ずに生きていくこともできたはずなのに、それをしなかった夫。なぜなら妻を愛していたから。そして愛することとは、真実を見つめることだったから…。

後半、ジャスティンが危険な目に遭いながらも真相に近づいて行く様は、一級の社会派サスペンスドラマだし、テッサの軌跡をたどる中で、ジャスティンが亡き妻との愛を再確認していく様は上質の愛情ドラマとなっている。
異なる立場の二人でも愛し合うことは可能であり、巨大な悪に立ち向かうための原動力は、陳腐なようだがやはり”愛”なのだと思わずにはいられない。
Ayub Ogadaの美しい音楽が切ない。泣けます…。
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この映画の原作本は、ケニアでは発禁本扱いだったそうです。ケニア政府の痛いところを突いていたのでしょう。利権をめぐる企業や政治家の癒着は、日本にも多々ありますね。知った事実が正しいか否かを判断するのはまた個人個人の問題であり自由ですが、私たちはまず、真相を知ること、なぜソレが起きたのかを自分の頭で考えることが大切だと思います。原発問題も、アルジェリアの人質事件も…。

15 2月, 2013

こりゃ、うま〜い、淡汶餅

友人のマレーシア土産・淡汶餅(tambun biscuit)
土産物屋に並ぶこの箱を見ただけでは絶対選ばないであろうパッケージデザイン。
おいしそうなパッケージで実際マズイってのは多いけど、このなんともダサげなデザインで実際美味しい、という外見の裏切り方にはなかなかお目にかかれない。
日本の菓子にも似てるものがあり、敢えて言うなら、外側がパイ生地で中身がさっぱりした餡のパイ饅頭の中身がサクサクっとしたクッキーになった感じ。かなりボロボロっと崩れますので、片手を添えるのをお忘れなく…。

この淡汶餅の中は緑豆からできたソフトクッキーみたいなもの。塩味がきいた甘さ。中身のバリエーションがいろいろあるみたいで、マズイのもあるらしいが、この緑豆バージョンがオススメ。友人は空港でしか見なかったと言っていた。
とりあえず、お店で見かけたら、ダメモトで「試食できますか?」と聞いてみるといいかもしれません。
もし、マレーシアに行く友人がいたら、リクエストしようと思ってます。


13 2月, 2013

マヤ歴の始まりに

マヤ歴とは現在のメキシコ、グァテマラなどのマヤ地域で栄えたマヤ文明の頃に使われていた暦(こよみ)。1年の周期が260日なので、現在使われているグレゴリオ暦にあてはめると、マヤ歴による1年の始まりは毎年違うことになる。
で、今年2013年のマヤ歴の1年の始まりが2月13日(2013.2.13とは、ゴロがいいね…)。

形は同じじゃなくてもいい。たいだい同じくらい
の大きさならOK。この木片に、ルーターで文字
彫りつける予定。
昨日12日、アクセサリーを置かせていただいている国立のヒーリングショプ・月船に行ったら、店長が「2月13日に新しいことを始めるといいんだよ。」と言っていた。ま、書き初めみたいなもんかしら?
急に言われてもなー、何しよう…。と思って、とっさに頭に浮かんだのが、アクセサリーの新商品を作ること。

それは、古代ゲルマン民族が呪術や儀式に使っていたルーン文字を彫り込んだアクセサリー。
ルーン文字を用いたルーン占いというものがあり、25種類のルーン文字を彫り込んだ石などを袋に入れ、それを無作為に選び出し、自分の今の状態や将来の指針を得る。気軽にできるセルフカウンセリングという感じ。これを作って、ルーン占いをアクセサリーのお客様へのサービスにしてみようかな。


「ルーンの書」(著者ラルフ・ブラム)には、こう書いてある。
〜本書から抜粋〜
----------ルーン文字は堅い木片に彫られたり、金属の表面に彫刻されたり、革に刻まれたりしました。革は呪いの力を増すために、時には人間の血が混ぜられた顔料によって染められたりもしました。最も一般的なルーンは、ルーン文字を平らな小石の片面に描いたものです。ルーン術師は、小袋を振って小石を地面にまき散らし、その中で文字が上に向いて出たものを使ってリーディイングをしました。------------

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月船では、「ケヤキの樹皮をけずってルーンを作る」ワークショップも計画中。具体的に内容が決まったら、また告知します。

10 2月, 2013

映画「やわらかい手」

〜今週の名画座・キネマ大羽〜

今は夫もなく、病気の孫の心配をしている一人暮らしの女性マギー。
孫の手術費用を工面するために奔走するが、うまくいかない。どうしたものかと町をさまようマギーの目にとまったホステス募集の貼り紙。
フツーの家庭の主婦としてつましく生きてきたマギーは意を決して店に入り、オーナーの面接を受ける。しかし、そこで求められていた仕事は酒の相手ではなく、腰の高さにたった一つ穴のあいた壁越しに、男を手でイカせる仕事だった…。
仕事の内容を知ってビックリ仰天のマギーだったが、他に高額の手術費用を工面できるアテもなく、仕方なくホステス(?)の仕事を始める。
ところがどっこい、マギーのやわらかい手のひらは男達にとって”神の手”にも等しく、イリーナという源氏名をもらった彼女が担当する壁の前には長蛇の列ができるほどの人気となるのだが…。

とにかく、フフッと笑えてホロリとする良質のハートウォーミングな作品。男達を迎え入れる壁の内側で、マジメに仕事に向き合うエプロン姿のマギーが愛らしい。

主役のマリアンヌ・フェイスフルは60年代に一世を風靡した歌手兼女優さんだが、そんなこと知らない今の私たちにとってはフツーのおばちゃんにしか見えないし、他に有名俳優が出てるわけじゃないけれど、いつのまにか物語に引き込まれてしまう。
イギリス映画って、こういうちょっと変化球的な映画作るのがウマいよな〜。
オーバリー絶賛の一品。ツタヤアマゾンにもあります。

マリアンヌ・フェイスフルは人気絶頂のときミック・ジャガーの恋人としても有名だったが、流産・麻薬などのスキャンダルのために人気絶頂から奈落の底へ落ちるような人生を歩んだひと。彼女自身が重ねた人生の悲喜こもごもが自然な表情にも現れて、彼女以外にはたとえ名女優でも演じ得ないほどのハマリ役となっている。
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動画は、日本語の予告編が見あたらなかったので、オリジナル予告編です。

07 2月, 2013

小さなデザイナー

アクセサリーの常連のお客様Tさんの10才のお嬢さん・あかりちゃんが耳にピアスの穴をあけたそうで、その記念にピアスをオーダーしてくれました。
その話しを聞いたあかりちゃんが自分でデザインしたい、と言って持って来てくれたのが、写真のデザイン画。
あかりちゃんに石を選んでもらってデザイン画のように作りました。
デザイン画にはダークピンクの石と書いてありますが、実際に石を見て選んでもらったら、薄いピンクのローズクォーツとピンクに染めてある珊瑚になりました。
あかりちゃんは、ワイヤーで作るアクセサリーのワークショップにも昨年参加してくれました。作業場の箱の隅に散らばった石をあげたら、早速ワイヤーを買ってもらい、アクセサリーを作るのだそうです。末は、ジュエリーデザイナーかな?
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次回のアクセサリー制作販売は3月16日〜24日まで京王線・聖蹟桜ヶ丘駅(聖蹟桜ヶ丘アートマン3F)の予定です。オーダーも承ります。あかりちゃんのようにこんな感じのもの、というデザイン画をお持ちになると、さらにイメージが掴みやすくなると思います。

06 2月, 2013

数日前から、「大雪が降るらしいね」と友人やアクセサリー販売してるアートマンのスタッフの間でも話題になっていて、皆覚悟を決めて今日を迎えた(大げさ?)けど、たいしたことなくてホッとした。
雪が降る、と聞いて喜ぶのが子ども、「え〜雪〜?…そうかぁ…。」とトーンが下がるのがオトナ。
illustrated by obarie

府中アートマンでのアクセサリー販売はスタッフが集まるレジ横でやってるので、商品についての問合せについての会話が聞こえてくるが、昨日は靴に装着する滑り止めなるものの問合せが何件かあったみたいだ。私もそんな商品があることを初めて知った。
アマゾンだといちばん安くて500円くらい。平均価格帯1200円くらいかな。コロバンドという九州弁まがいのもあっておもしろい。よく売れたのか、在庫切れ。
私もどれか買っとこうかナ。

05 2月, 2013

ボタンのアクセサリー

年末に閉店した国立駅近くのボタン屋さんで、閉店間際に買ったボタンでアクセサリーを作ってみた。
ひとつは通称”水ガラスのボタン”でブレスレットを。
花の中心にはガーネットの
粒をあしらいました。
もうひとつは花の形をした黒蝶貝のボタンでピアスを。
7日までの府中アートマンでの販売が終わったら、これらは府中市美術館のミュージアムショップに納品する予定です。



脳梗塞を患って、閉店を余儀なくされたという店主のおじさん、今頃どうしてるんだろう。
やめたくないんだけどなあ、って言っていた姿が切なかったな…。

04 2月, 2013

吉祥寺のカフェ・横尾の店内にて。
店内のどこを撮っても絵になる。
美大受験で日本画科目指して一浪したとき、予備校で鉛筆デッサンと水彩画(透明水彩絵の具を使う水彩画)を教え込まれた。
その時、水彩画で影を描く時は絵の具の黒は使ってはいけないと教わった。黒い絵の具は他の色を濁らせるのだ。

「よく観察してごらんなさい。影の中にいろんな色が見えてくるでしょう?」と講師はよく言っていた。
ガラスが置かれていれば、ガラスの色が影の中に反射する。机の板の色が壁の影にも反射する。
紫、茶、青など特に周囲にあるモノの色を使って影を描くと、絵がきたなくなりにくい。


仮に黒いモノを描く時は、赤と青と黄色を混ぜて描く。真っ黒のものの中にも色を探すように教わった。


人生にも光と影があって、誰だって光の部分を歩きたい。でも、この水彩画の原理からすれば、影にもいろんな色が潜んでいて、それは光の当たっているモノを引き立てる。水彩画の味わいは影にある、と思いますです。
ということで、私も現在”味わい”製造中。

03 2月, 2013

どこへ

あかりって、このくらいでいいんだね、って
感じ。(吉祥寺のカフェ・横尾の店内にて。)
最終的に、自分はどこへ行くのだろうかと、最近よく考える。
考えてもしょうがないんだけど。
今の自分の有り様(よう)は、10年前には想像しなかったことだし。

じゃ、どこに行きたいんだろと、思いなおす。

……わからない、実際のところ。
ブログのタイトルもdriftwood(流木)だし…。

でも、モノを作るとこだけはやめたくないと思う。
明日もせっと作ります…。とりあえず…。

02 2月, 2013

節分

府中アートマンでのアクセサリー販売の帰り道、大国魂神社の看板が目にとまった。
あ、豆まきのイベントの看板だ。
一日3回あるらしく、それぞれ年男年女のゲストは違うようだ。
大きな神社は、どこも有名人を呼ぶのかしらん?
ほう〜、稀勢の里関が3日の午後6時に来るのね。大相撲ファンの友人に見せるために写真撮った。私は仕事があるから見に行けないなあ。

先日、アクセサリーを置かせていただいてるギャラリーのオーナーが「私は関西だけど、恵方巻きのかぶりつきなんて、誰もしてなかったわ〜。」と言ってらした。
そして、「調べてみたら、それって花街の習慣だったらしいわ〜。」とも。
帰宅して私もネットで調べてみたら、確かに”大阪船場の旦那衆が遊女に巻き寿司を丸かぶりさせるお大尽遊び”という説がある、とある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/恵方巻

最初に、恵方巻きをビジネスに組み込んだのはファミリーマートらしいが、今ではあちこちのデパートやスーパーで当たり前のようにやっている。
私はまだ一度もやったことないけど、家族でやったら楽しそう。
モノが売れる仕組みのウラには、大抵”楽しい”エッセンスが隠れているみたいだ。
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●大国魂神社:節分イベント詳細
http://www.ookunitamajinja.or.jp/matsuri/setsubun.html
ドラエモンや仮面ライダーも来るらしいよ〜。最近の仮面ライダーって、二人おるんやね〜。

●全国の節分行事
http://www.rurubu.com/event/list.aspx?genre=1

01 2月, 2013

今日からアートマン

0時を回って、今日から2月。
まだ真夜中ですが、今日からのアートマンでの販売の準備にまだ追われています。
部屋の中はひっちゃかめっちゃか…。
7日までの販売が終わったら、吉祥寺のこの写真を撮ったカフェに行って、ゆっくりお茶したい…。
くつろげる空間です。

お茶とお菓子 横尾 :
http://www.sidetail.com/cafe-index.html
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オーバリーのアクセサリー制作販売

場所:京王線府中駅 (改札から徒歩1分)
京王アートマン府中店2階 美粧品売り場内
平日:11時〜21時、土日祝日:10時〜20時
http://www.keio-atman.co.jp/fuchu/index.html