曲は「涙(なだ)そうそう」。とても伸びやかなその声は、夕方の大勢の人が行き交う
ざわついた駅前の空間をやさしく包んでおりました。どこか座れる場所があったなら
座って聞いたかもしれないけれど、あいにくそんな場所はなく、重い荷物を引きずり
歌を背にしてJRの改札に向かいました。
東京に戻ったばかりなのに、またこの荷物を引いて、どこか遠くへ行きたくなりました。
桜で有名な北上展勝地(岩手)の川のほとりの風景。北上川のほとりの風景は イギリスの風景に似てる、といつも思う。今、どこか行くなら、ここかな…。 |