12 7月, 2011

佐賀県庁へ with 山本太郎氏

昨日も暑い中、反原発の抗議行動をするために、各地から県庁前へさまざまな人たちが
集まってきました。私が耳にしただけでも福岡、熊本、大分、山口、兵庫、大阪、遠くは
埼玉からも。唐津からバスで約2時間近く乗ってくるのも、遠いなーと思っていた私は、
皆さんの熱意に頭が下がる思いでした。
水俣訴訟に関わったというご婦人は、「日本はまた同じ過ちを繰り返すのかと思うと、居ても立ってもいられずに来た。」と訴えてらっしゃいました。また、福島で以前から反原発運動をしていて被災し、避難してきた女性は、また同じ苦しみを二度と味わいたくない、子供を守りたい、と声をつまらせていました。


そこに徳島から飛んできた、という山本太郎さんが飛び入り参加されました。今回の県庁前アクションの目的のひとつが原発稼動差し止めに関する要望書を知事に手渡すことでしたが、知事は現れず、建物に入れてはくれたものの県庁職員もバリケードを築く有様で、要望書も受け取ろうとしません。かたくなな県庁職員の態度に押し問答になりかけたとき、山本太郎さんが落ち着いた声で、職員を説得してくれました。
最終的には要望書をロビーで渡すことができ、それをもって
約2時間半の抗議行動は終了しました。



原発賛成派は別として、反対の意思をお持ちなら、どうぞなんらかの意思表示をして
ください。これは実感ですが、数がものを言うと思います。政治家にとって、何が
コワいかといえば、票が入らないこと。または収賄発覚などによるリコール運動。
人がたくさん押し寄せて、「方針変えんと次の選挙、ヤバイかも…。」と議員や知事に
思わせることは効果的かと思います。

最後に、主催者のお話で「好みは分かれるところですが、今は菅さんに居座ってもらう
ために応援しましょう!」という締めくくりとなりました。菅さん、何とやじられても
居座ってのらりくらりと野党をかわしてくださいまし!!私たちは応援してます。