24 5月, 2011

見ましょう「参議院行政監視委員会」

昨日23日、ようやっと国会が御用学者じゃない参考人を呼んで、原発についての
参考人の証言を聞きました。事故から2ヶ月半。遅すぎる感はあるけど、やっと
原発で何が起こっているかを公に知る機会がもうけられたことは今後の安全のための
進展ととらえたい。惜しむらくは、この国会の証言はNHKでは放映されなかった
ということ。3時間ちょっとありますが、私たちの将来に関わることです。時間のない
方は少なくとも最初の15分か35分だけでもとりあえず見て、真実を知りましょう。
お子さんがいらっしゃる方は、ご一緒に。高校生くらいならわかる内容です。
原発のことはわからないから、というスタンスで選択を政治に任せていたら(原発に
反対しないという態度は)、すなわち原発賛成とみなされます。それが、これまでの
政策を結果的に容認してきた原因のひとつだと思います。必要以上に恐れることもいけ
ませんが、今起きてることに目をそらせるのもいけません。自戒の意味も込めて…。
参考人は証言の順に以下の四名の方々。

京都大学原子炉実験所助教 小出 裕章(原子力研究の立場から) 
芝浦工業大学非常勤講師  後藤 政志(福島原発の原子炉納容器設計者)
神戸大学名誉教授     石橋 克彦(歴史地震研究の地球科学者)
ソフトバンク株式会社代表取締役社長 

        孫 正義(今後のエネルギープロジェクトについての提案)


日本の原発の歴史の流れを変える重要な証言映像と言ってもいいかもしれません。