28 5月, 2011

オーバリーの由来

イラストレーターとしての名前は大羽りゑですが、アクセサリーを作る時は
オーバリーという名前を使っています。でも”オーバリー”は別の目的で使う
つもりの名前でした。
普段のイラストの仕事は目が点のかわいい、またはほのぼの系のタッチの
イラストを描いてますが、ある日、フリーでデザイナー兼編集やってる
Yさんが電話くれて、「りえさま〜、あのぉ〜エロなイラスト描きません
こと〜?」と、打診の電話。私は「お〜、描く描く。」と、二つ返事。
いわゆるsex特集の企画持ち込みだったわけですが、男女のからみの絵を
サンプルとして何点か描いて欲しいとのこと。私の頭の中には水彩画の
イメージが浮かびました。

ここでは教育上(?)、女性のみのイラストを載せ
ますが、サンプルは男女からめていろいろ描きました。
普段のイラストとは180度違うので大羽の
イラストとバレないようにしたい…。ペンネームは
カトリーヌなにがし、とかヴェロニカなにがしが
よかろうか…、などといろいろ考えていたらわから
なくなって、面倒くさいからオオバリエのエをとって
外人っぽくのばしてみました。で、オーバリー。

結局、彼女の企画は違う形で決まり、エロなイラストは
そのためのペンネームと共にお蔵入りになりました。
それが4年前くらいのこと。
そして去年、アクセサリーを国立のギャラリーに置いて
もらう際、ブランド名つけなきゃ、ってことで、私が出
したいくつかの候補の中からギャラリーのオーナーが強
力に推してくれたのがオーバリーだったのです。
私にとって、人体を描くときの醍醐味は、線です。
線は様々な感情を表してくれます。