26 10月, 2011

昼下がりのパインジュース in India

〜旅の写真館〜

南インド、コーチンという街のとある食堂。
ここの娘だろうか、年の頃は高校生か、エキゾチックな顔立ちの美人さんが、すみっこのテーブルで宿題しながら、給仕をしている(写真撮り忘れた)。
窓際の欧米人男性の一人客は、ひんぱんにその子を見つめている。わかるよ。私だって見つめてしまうほどの色香を彼女は持っているもの。
飾られている花は、ビビットな色の造花。室内は庶民的な南欧風。旅先のけだるい午後の食事のひとこま、っていうのか、いい感じ。

インドで飲むパインジュースは美味しいので、メニューにあればいつも注文する。
が、この時のジュースは違った。
口に含んだ途端、広がったのは生魚の味だったのだ…。パイナップルと刺身を一緒にミキサーにかけたような味。さては生魚をさばいたまな板と包丁を洗わずに、そのままパイナップルを切ったわね。
文句を言ったけど、娘はのらりくらりかわして知らないフリ。
どうしても飲めなくて残してしまった。
あまりのマズさに撮った写真なのに、なんともうまそうなジュースを出すステキな食堂に写っている。