08 5月, 2013

収穫の日

福岡市内に住んでいる従姉妹と伯母に、夏みかんをとりにきてもらった。
伯母は心臓があまりよくないうえに、家族の問題でストレスを抱えて顔中に原因不明の湿疹が広がってつらそうだが、このささやかな収穫作業が息抜きになったようで、晴れ晴れとした声で、夜にお礼の電話をくれた。

畑の横に夏みかんの木が10本近くあり、それがたわわに実をつけている。
昔は、農協に卸していたみたいだが、今は自家消費用になっていて、食べきれないので父の知り合いや親戚に配っている。
剪定が行き届いてないので、手の届かない木の上部は枝葉が茂り過ぎて、でも花がたくさん咲くのだろう、妙に密集して実が下がっていたりして、陽があまり当たってない実もある。
いずれ父から引き継ぐみかんの木、剪定や肥料やりなど、ちゃんと手入れできるか心配。

タケノコはたいてい取りつくしたと思っていたが、まだ2本頭を出しているのを発見。フキもたくさんあるので、煮物セットとして従姉妹に持ち帰ってもらった。

6月に母が手術する予定なので、また実家に帰るが、そのときの楽しみが木イチゴ。黄色い甘い実をつける。今は花が終わって散ったところ。
ただし、木イチゴは鳥との競争になると思う。彼らは食べ頃をよく知っているから。
たぶん、鳥たちが勝つ。