02 3月, 2013

低気圧頭痛

昨日の朝、起きたら頭が痛かった。充分寝たから睡眠不足じゃないし、熱はないから風邪でもないし…。
illustrated by obarie
午前中、デザイン会社から「イラストのラフ(本番に進む前の下描きチェック)は何時頃いただけますか?」と携帯にメール来た。あと2時間くらい横になってればマシになるかと思い、午後3時くらいには、と返事した。
しかし12時になっても1時になってもマシになるどころか痛みが増してきた。
頭痛薬をとりに隣りの部屋に行きたくても、立つと激痛がして吐きそうになり立ち上がれない。布団に横になったまま、鉛筆と紙をとって本を下敷きにラフを描き始めてみたが、数秒描いては「う〜」また描いては「あ〜」と唸りながらで進まない。3時ちょい前に、頭痛がひどくて作業ができないことを告げたら、月曜日に延ばしてくださるとのご返事。
あ〜、ありがたや。もともと月曜くらいに、と言われていたものを念のため早めの金曜に、ということだったので、まだよかったが、これがホントの〆切だったらアウト!であった…。



外では、すごい風が吹いている。台風みたいだわ〜。
春一番?と思っていたら、雨が降り始めた。最初、ヒョウでもふっているのかと思うくらいの激しい雨音。そしてその雨がやむころ、少しずつ頭痛も遠のいてきた。
そのとき思い当たった、低気圧頭痛。以前も、台風が近づいていたとき、頭痛になったことあったっけ。
ネット検索してみたら、低気圧頭痛の人は割といるみたいで、いろんな記事が目についた。中には20代の男性も。
低気圧が近づくと高山に登っているのと同じような気圧状態になるらしい。富士山などに登るとペットボトルやスナック菓子の袋が膨張するが、頭の血管も膨張するそうだ。頭の毛細血管が膨張することによって頭蓋内の神経が圧迫され痛みを感じる、ということだ。30才で富士山に登った時、頭痛と吐き気がしたので、もともと低気圧に弱いのかもしれない。

低気圧頭痛の場合、血管が膨張するために頭痛がするわけだから、温めずにおでこや首のあたりを冷やした方がいいそうだ。高山病の対処に似ているが、水分補給をすることや、酸素吸入をすることや、頭痛薬を飲むものいい、と書いてあった。運動不足の人になりがち、とも書いてあったが、頻繁に山に登っていた頃も山(標高2000〜3000m前後)に登ってよく頭痛していたのはナゼだろう。
とにかく、からだとよく相談しながら生活しないといけません、と反省。
しかし、仕事の遅れを取り戻すべく、頭痛の治まった夜からまた起き出して仕事してる。
いけませんなー。