03 2月, 2012

変化する石

クラック水晶といって、透明な水晶玉にわざとヒビを入れて、光る白いレースのような風合いにした石があります。以前、このクラック水晶について調べた時、クラックの入った水晶はそれを持つ人の邪気を吸収すると同時に水晶のクラックが消えて元の透明な水晶に戻ることがある、という説明を読んだことがあります。
ヘッドのピンクの石(インカローズ)の隣りから順番に、
クラック水晶、ローズクォーツ、水晶、クラック水晶、ローズ…
と繰り返しにつながっている
昨年春に、クラック水晶を使ったブレスレットをお買い求めいただいたお客さまが一昨日「糸が切れたので、直してください。」と持ってこられました。
糸が切れて散らばった石が見つからないものがあったようで、クラック水晶を2個新たに加えました。ピンクの石の両側にある白いのが新しいクラック水晶。他のクラック水晶と比べたら透明度がちがうのがわかります。両者とも、買った時同じ袋に入っていたものです。
同じクラック水晶なのに、身につけていた方のものはヒビが減ってきていて、透明さがでてきています。初めてその現象を目にして、あの説明は本当だったんだ〜、と実感しました。

一昨日、立ち寄られたお客様は上等な天然石のブレスレットを何本も身につけておられて、石にも詳しい方でしたが、お話を聞いていたら「ラピスラズリに入ってる金の部分って育つんですよ。実際、私のラピスラズリの金色の部分が増えたんです。」と言って見せてくれました。

私はアクセサリーを作る時、パワーストーンだから、というより見た目がキレイだから、見ていてワクワクするから、という単純な理由で天然石を使っています。私自身は鈍感なので、石を持っただけではエネルギーがあるかどうかなんてことはわかりません。でも、ワクワクするとか、きれいだなー、とうっとりすることは多々あり、それが石の持つエネルギーに反応していることの表れだと思っています。
もし、天然石のアクセサリーをお持ちの人は、現在の写真を撮っておいて、1年後2年後に見比べると変化がわかるかもしれません。
今回、石の変化を目にして、石がどう変化していくかを見る楽しみが増えたオーバリーです。