11 6月, 2011

怖がり

私は、どちらかとういと”怖がり”です。
どこか旅行に行って、部屋とトイレが離れているような宿に
泊まるときは、夜中に行くトイレはちと怖い。
寝る時も小さい電気をつけたり、ホテルならフットライトをつけたまま
にしておきたい方で、とにかく真っ暗だと寝つけません。

今思い出してもアホらしい、と思うくらい怖がりだったのが高校生の
とき。実家の二階が私たち姉妹の勉強部屋で、誰かが階段を上がってき
たら、勉強している私の背中がまず見えるような机の配置だったのです
が、もし背後から刺されたら怖い(そりゃ誰でもコワい…)、とマジで
思ったんでしょうね、背中に板を入れて勉強していたことがアリマス…。
短い間だったと思いますが、どういうきっかけで板を入れ始めて、どう
いうきっかけで入れるのをやめたかの記憶はないんだなあ…。

一昨年、チェコの首都プラハの老舗ホテルHotel Evropaに泊まったときも、
ちと怖かった…。怖いといっても悪い感じの怖さじゃなく、興味津々で
誰かに見られてる、って感じ。映画「シャイニング」の怖くない版って
とこでしょうか…。

アールヌーボー調のステキな雰囲気。廊下にいると、なんとなく視線を
感じる…。この椅子にも誰かいそうでしょ?夜会服を着た紳士かな?
















そこは創業100年を越えるクラッシックホテルで、使い込まれた正真正銘の
アンティークなしつらえが素敵なんですが、かなり古いためか意外と安い
料金設定。吹き抜け式の建物の廊下は、昼間でもちょっと薄暗い感じで、
ぜったい何か居そうな雰囲気が漂っているのです。
部屋はバスルーム付きとバスルームなし(トイレも)の2種類あり、節約の
ために前半はより安い”バスルームなし”に泊まったら、部屋とトイレ(バス
ルームも)が薄暗い廊下の端と端で離れておりました。バスルームが、これ
また妙に広〜くて薄暗くてちと怖かったので、同行の友人ヤマネちゃんと
一緒にシャワー浴びましたし、夜トイレに行く時は、勇気を振りしぼって
部屋を出たら小走りでトイレに行って、小走りで戻ってくるという、なん
ともクラッシックホテルに似つかわしくない小心者の姿でした。
でも、またプラハに行くことがあったらHotel Evropaに泊まるつもり。
古き良き時代が感じられて、観光スポットにも近くて便利なとこじゃもん。
こちらバスルーム付き。ステキですが、こちらにも誰かいらっしゃる
気配が…。この部屋でヤマネちゃんは不思議な夢を見たそうです。
(私はプラハでカメラを盗られたので、ブログにアップするチェコと
そこから移動した先、パリの写真はヤマネちゃんの撮影。)




















ネットでHotel Evropaホームページを見てみたら、8月いっぱいまでは3泊したら
4泊目はタダで泊まれる、って書いてある。あ〜、行きたいなー。