02 6月, 2011

ノラ・ジョーンズ聴きながら

あるミュージシャンの歌を聴くと、ある情景を鮮明に思い出す、という
ことが誰にもあると思います。それが、人生に於いて特に意味のない
一場面であっても…。今の私にとってのそれは、ノラ・ジョーンズ

イギリスの夏の庭でよく見かけるジギタリス
猛毒だけど、心臓の薬にもなる。
妹が30過ぎて仕事をやめてイギリス
に留学したとき、母と伯母を連れて
イギリスまで妹に会いに行きました。
せっかくだからとコッツウォルズ地
などをドライブしました。
その道中、泊まったホテルの夕食で
出たマス料理に初めて見るケッパー
なるものが添えられていて、「へー、
これがケッパーって言うんだー。」
とか言いながら食べていた時、


ちょっとけだるい女性の声の初めて聴く歌が聞こえてきて、胸に響き
ました。私はあまり英語が話せないので妹に「ね、この曲、なんの
CDか聞いてよ。」と頼んでホテルのスタッフに聞いてもらったのが
ノラ・ジョーンズ。
だから、ノラ・ジョーンズを聴くと、イギリスのホテルの夕食を
思い出します。

今、ちょっと疲れていて、彼女のけだるい声の歌がからだに沁みます。