25 2月, 2015

チャパティ焼いてみた

チャパティとは、インドの一般家庭の人たちが日常に食べている全粒粉のパン。

ナンはイースト菌もしくはベーキングパウダーを入れるのでふっくらしているが、チャパティは粉と油と水だけなので、ぺちゃんこでふくらまない。

精白した小麦粉を使うナンはインドではもともと上流階級の食べ物だった。
今ではレストランに行けば、どこでもナンは食べられるが、一般家庭で食べられるのは、米かチャパティなどの薄焼きパンなのだ。




インドを旅した時、友人と私は日本ではめったに食べられないチャパティやロティばかり注文していた。

ティラキタという東南アジアの雑貨を扱うお店の通販ページが好きで、よく見るのだが、インドの全粒粉を販売していたので、早速購入。チャパティを焼くための専用フライパンみたいなのも買った。単なる鉄の丸い板に、取っ手がついてるだけ。
縁が立ち上がってないので、ひっくり返しやすい。

レシピ通りに焼いてみたが、ちょっと堅めになってしまった。
もう少ししっとり焼けるよう、今後の研究が期待されるところ(誰からも期待されてないけど…)。


23 2月, 2015

捨てられない…

私の持ち物には仕事柄、紙類が多い。仕事柄、ってのはもう半分以上言い訳みたいなもので、紙そのものが好きなのだ。
例えば画用紙だけでも、ツルっとしたものやざらざらしたもの、そのざらざら加減も色もいろいろで、全部とっておきたい困った性分だ。
また、イラストを描くときの参考になるからと、雑誌のページを破りとったものや、いろんな切り抜きなどが、机の上に山と積まれている。
そんなこんなで、半分、もの置き状態になっている机を整理しようと、紙の山に向かったら、また久しぶりに見るものだから、懐かしかったり、「やっぱりコレきれい〜」と捨てられなくなる。

ルキノ・ビスコンティと妹のウベルタ。
背後の絵は、彼らの母親の肖像画。
9年前のANAの機内誌を破りとったもの。
雑誌のページを破ったまま、クリアファイルに入れていたものの中に、ルキノ・ビスコンティの記事があった。映画「ベニスに死す」で有名なイタリア映画の巨匠だ。アラン・ドロンのいちばん美しい頃を、一番美しく撮った人でもある。
名監督と呼ばれる人たちはたくさん居るけれど、貴族の出身という経歴を持つ監督は彼だけではないだろうか。貴族の生まれではあるけれど、若いときは共産党に入党していたこともあり、初期の監督作品は労働者階級を描いている。

私が二十代の頃、ビスコンティの映画を名画座で見たときは、長くて退屈と感じて途中で寝た映画もあったけど、人生の多少の波風にあたった後の今、同じ映画を見てみると、以前は気にもしなかったところに感動をおぼえ、また、完璧主義だったビスコンティが作り上げた美しい空間の隅々に目を見張ってしまうのだ。

彼の映画は一言で言えば、滅びの美学とでもいいますか、「本物の貴族が創った、滅びゆく貴族を描いた映画」だ。

記事の最後に、ビスコンティの妹が語ったという、イスキア島の別荘でビスコンティが亡くなるときの様子が書かれていた。
「夕方5時頃でした。ブラームスの交響曲第2番を聴いて、それが終わると私の方を向いて ”もう十分だ。疲れた” そう言って息をひきとったのです」

ひゃ〜、かっちょいい〜。映画のワンシーンみたいだ。
私は、その4枚のページを後生大事にとっておこうと、再びファイルにしまい込みました。

22 2月, 2015

泣けます「花燃ゆ」

放送開始早々から、視聴率サイテーとか、おもしろくない、とか、ある意味話題の「花燃ゆ」ですが、私はけっこう好きです。
大河ドラマというと、歴史の山あり谷ありを描いてあるイメージですが、「花燃ゆ」は家族や友との人間愛を描いたドラマとお見受け致しました(今のところは…)。

この家族が居たから、松蔭がいて、その後の歴史を動かして行く人々に影響を与えていけたのだということがわかります。家族が国家の礎だということが。

吉田松陰が歴史に直接手を下す武将ではなく、歴史を動かす者を育てる思想家(教育者)であることが、去年の官兵衛と比べると地味な印象を与えるのでしょう。一応主人公?のは、松蔭や門下生を支えた影の存在でもあったので、歴史の表舞台に出ない分やはり地味なのかな?

松蔭はインドのガンジーと似ています。ガンジーもまた、思想家であり、投獄された経験もあります。ガンジー自身は政治家ではなく、多くの政治家や国民が影響を受け、教えを請うたところは、松蔭と同じです。
松蔭は29歳で処刑されました。しかし、29歳の若さで、その後国を動かす者たちに影響を与えたというのはすごいことです。
今、日本が多くの国際問題にさらされて、ある意味、世界で独り立ちするためにも、松蔭の思想は何かのヒントになるかもしれません。

今のところ、ドラマはまだ松蔭と文、その家族と獄の仲間たちの話が主で、今後の展開は知りません。
が、家族のことで傷ついている人、また何かに挫折して苦しんでいる人、閉ざされた中にいて身動きがとれないと思っている人、自分の人生にもう希望などないと思っている人がいらしたら、どうぞ、ごらんください。珠玉のコトバがちりばめられてます。

私、毎回泣いております。

21 2月, 2015

聖歌「Agni Parthene」

友達のお兄さんがロシアに単身赴任するそうで、友達とロシアの話など長電話で盛り上がった。
電話を切ったあと、ロシアの宗教音楽が聞きたくなり、ネットで検索していたらロシアの曲ってわけじゃないが、お気に入りを見つけた。

それはアグニ・パルセネ(Agni Parthene)という、19世紀のギリシャの修道士ネクタリオスによって作られた聖歌で、現在は世界中の正教会で歌われているようだ。
聞いてるとからだが左右に揺れるような心地よさがある。

日本にも正教会がある。有名なのは、函館(ハリストス正教会)と東京のお茶の水(ニコライ堂)だが、ネット検索してみたら、思った以上に各地にあった。
正教会に行けば、この聖歌が聴けるのかしらん?


●ロシアのヴァーラム修道院版(この修道院の男声合唱団は世界でも有名らしい)
https://www.youtube.com/watch?v=C7vvPXz-Qes


●セルビア人歌手ディヴナ・リュボイエヴィッチDivna Ljubojevic)の美しい歌声版
https://www.youtube.com/watch?v=AE1FzSC8DBs

20 2月, 2015

彫金への道?

私は現在、隔月でアクセサリーの制作販売をしていますが、火を使うような彫金はやったことがなく、天然石のビーズや穴のあいてない原石を、ワイヤーなどで装飾したり、つないだりしたものを並べています。

昨年12月の販売のときに、年配の女性に声をかけられました。
えらくジーッと見てらっしゃるなー、と思っていたのですが、「これ、あなたが全部自分で作ったの?」と聞かれたので、そうですと答えました。
数年前まで彫金の先生をされていたというその女性 Iさんは、胸元に大振りの琥珀のかっこいい自作のペンダントをされていましたが、「もう80も目の前だし、目がだめになったから彫金を何年か前にやめちゃったのよ。」とおっしゃいました。
そして、ふとIさんが「バーナーとかいる?欲しいならあげるわよ。」と、思い出したようにおっしゃるではありませんか。

以前から、最低でも、アクセサリーを修理するのに必要な彫金の技法くらいは、例えばバーナーの火を使うロウ付けなどはマスターしておいた方が、制作販売の仕事にも幅が出るよな〜、と考えていたところでした。
ただ、ロウ付けだけを教えるようなところはなく、彫金を一から学ぶとなると、学校の講座代を始め、道具代、材料代など、今のアクセサリーの売り上げからは到底捻出できない金額がかかるため、半分あきらめてもいました。


道具の数々。右端に見えるのは、バーナーの火を
調節するためのふいご。使い込まれた道具を見ると
ワクワクする。
そんなこともあって、話し始めて10分もたつかたたないかで、初めて会った人に、前々から欲しいと思っていたものを「あげるわよ」と言われたのには、びっくりしました。

私は、ずうずうしくも「はい、欲しいです。ありがとうございます!」と、ありがたくそのお申し出を受けることにしました。
そして、2ヶ月たった今日、Iさんのおうちにお邪魔して、バーナーを始め、彫金に使う道具の数々を大きめの布の旅行バッグ一杯いただいてきました。
それでも、まだ全部ではなく、あまりに重くて、あと3分の1くらいの量の道具は後日またとりに行くことになりました。

お部屋にお邪魔してすぐ、Iさんは「私、なんであなたに声かけたのかしら?今でも不思議よ。私、そんな誰にでも声かけたりしないのよ。」と笑ってらして、「私も不思議ですよ。Iさん、魔がさしたんじゃないですか?」と半分冗談で返しました。

もうここまで来たら、彫金を始めないわけにはいかなくなりました。
彫金の講師をされてたIさんに「どこかで基礎から勉強した方がいいですよね?」と聞いたら、「学校は行かなくていいわよ。私も学校は行ってないのよ。本を見ながら始めてみたらいいわ。」と言われました。

Iさんの作品を見せていただいた。
いずれも個性的なリング。
私のアクセサリー自体が、そう細かい技法を要するタイプじゃないことも見てらっしゃるから言えることかもしれませんが、学校に行かなくてもいい、というお言葉に内心ホッとしました。
試行錯誤の連続になるかもしれませんが、まずは前々からやってみたかった金属の透かし模様のペンダントと基本的な技法のロウ付けに挑戦してみようかと思っています。

あとは、金属の板の中でも加工しやすいという銀板を買いにいくだけです。それと彫金の基礎の本!
そしてなにより部屋の片付け!!!
今はもの置きになっている机を彫金専用の作業机にできるように、4畳半の部屋の半分はまっさらにきれいに空けないといけません。

彫金への道は平坦ではありませんな〜。でも、楽しいでこぼこ道です。

14 2月, 2015

ロベール・クートラス

時々、絵葉書を送ってくれるMちゃんから、本が送られてきた。
昨年秋にくれた葉書にも、年賀状にもまだ返信してないこの不義理を尽くす私の扉を、彼女はコツコツとたたいて、私が扉を開けると、そこには1冊の本が置かれていた、という風に…。

Mちゃんからの便りには、日常の雑事に気をとられ流されてウロウロしている私の中の錆び付いた引き出しの取っ手に、ちょっと手をかけてくるような感覚がある。

届いた本は画家ロベール・クートラスの作品集(画集)だった。
私は今日までこの画家を知らなかった。タロットカードほどの大きさの紙に、暗い沈んだ色で描かれた、まるで現代とはかけはなれた中世の趣味人が手慰(なぐさ)みに描いたのかと思われるような、でもなんだか懐かしい親しみのある暗さが漂う絵が、1ページに1点ずつ収められている。

本には70枚ほどの絵が収められているが、一夜に一枚ずつ描かれたというその絵は、実際には6000枚もあるらしい。


音のない静かな夜に、画集を1ページずつめくるなんて、何年ぶりだろう。
こんな時間が毎日30分ずづでもあれば、きっと心豊かになれるかも、と思えるような時間だった。

渋谷区の松濤美術館で前期2月8日から2月22日まで、後期2月28日から3月15日までの日程で展覧会が催されている(入場料無料)、と手紙に書いてあった。
明日、行ってみよう。
そしてMちゃんに返事を書こう。
どこか静かな茶房で…。

私は、私の中の錆び付いた引き出しを開けて、その画集をそっと入れ、少しの隙間をのこして、引き出しをしめた。

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●ロベール・クートラス オフィシャルサイト
 http://www.robert-coutelas.com/index.html
●松濤美術館 http://www.shoto-museum.jp/05_exhibition/index.html
●R・クートラス略歴 http://www.robert-coutelas.com/jp/biography/
●R・クートラス関係者(晩年クートラスに寄り添った日本人女性)インタビュー
http://www.robert-coutelas.com/jp/interview/

13 2月, 2015

梅が咲いた

うちから徒歩30秒のところにある梅園の梅が咲き始めた。
毎年、1本だけ早々と咲き始めて、他がまだ固いつぼみをつけている時に、それだけ満開になっている木がある。同じ土に立っているのに、不思議だ。
花が咲き始めると、すぐに職人さんが来て枝の剪定がされる。

いつもなら、切った枝を山のように積み上げて一晩置いてあるのにたいてい気がつくのだが、今年は気がつかなかった。

山と積まれた枝にはたくさんのつぼみがついていて、散歩がてら訪れた人は、それをもらっていくのだ。当然つぼみの多い枝からなくなっていく。


今年はもらいそこねたな〜、と残念に思いながら、まだちらほらとしか咲いてない梅園を
花模様の湯のみに挿して、梅の絵の染め付けの
皿に乗せた。たった1〜2輪の花でも、ほんのり
梅の香りがする。
歩いていたら、短い枝が何本か地面に落ちているのを見つけた。短いのは5センチくらいで、長くても15センチほど。

剪定してから5日は経っていたと思うけど、枯れてる感じがしなかったので、拾い上げて持ち帰り、水に挿していたら、固いつぼみがちょっとずつふくらんできた。

そして、拾ってから5日後の今日花が咲いた。

朝、起きると真っ先に梅の枝を見る。
うれしかった…。

12 2月, 2015

意外とこわい自転車運転

免許更新しに府中試験場まで行ってきた。
受付時間が午後4時までだが、自転車を必死にこいで10分前に受付に駆け込んだ。
今日は小春日和でいつもより暖かかったところに、ガンガン自転車こいだから、汗かいて顔は赤く上気し、免許証の写真はいつにも増して変な顔。
ああ〜、これにまた5年間付き合わされるのか〜、って感じ…。

30分の運転講習、5年前とちょっと内容が違う感じした。
というのは、自転車事故についての話が半分くらい占めていたから。
自転車事故の深刻さが以前にも増しているのだろう。
先月、自転車同士で私もぶつかったばかりだし、話を聞いていてこわくなった。

最近は『自転車』対『歩行者』の事故で、死亡事故もあることから、裁判も多いらしい。
裁判で決まった賠償金額で一番多かったのが、神戸の事故で9521万円。1億にせまる金額だ。この時自転車に乗っていたのは小学5年生だったそうで、指導を怠ったとみなされた母親に対して支払いが命じられたそうだ。
1億を越えるだろうと予想される事故も最近起きたそうで、甲州街道(私もよく走ります…)を斜め横断した自転車が、直進していたバイクにぶつかり、バイクを運転していた男性は死亡。死亡したのは、まだ30代前半の男性だったため、この先得るであったろう年収を考えると、賠償額は軽く1億を越えるだろうという話だった。

今年6月1日から自転車の違反にも罰金が課せられるそうで、罰金は前科になるそうだ。
自転車の酒気帯び運転はもちろん、自動車並みの罰則規定がつくられているという。
ちなみに歩道を自転車が走る場合、建物側ではなく、道路側を走るのが決まりだそうです。→私は知らなかった…。
自転車運転、気をつけねば!!!


11 2月, 2015

ブログの仕事

私がイラストを描いている会員誌の仕事があるのですが、その会社のブログの記事を、1月から週2本くらいの割合で書くことになりました。
株式会社食健という健康食品を販売している会社で、千坂メソッドという食健独自の食事法の啓蒙にも力を入れている会社です。玄米を食べ、肉や魚や砂糖や乳製品を避けるところはマクロビオティックと同じですが、玄米に関しては最低2時間以上(何時間でも長ければ長いほどよい)は炊くなど、考え方や食べ方に少し違いがあります。
私はまだ詳しくないので、勉強しながらブログを書いてます。
千坂メソッドに関してはまだ初心者の一般読者と同じ立場で、ペンネームは「ナマケモノ科イラストレーター・バリエ」です。

体質改善を考えている方には、おススメの食品などありますので、下記ブログに是非お立ち寄りください。

私のキャラクターはナマケモノちゃんで、私が書いた記事には、いつも木にぶら下がったままのイラストが入ります。(内容によっては写真のこともあるかもしれません。)

●食健オフィシャルブログ http://ameblo.jp/chisakashokken/

ブログは私以外にも食健社員の方や、たまに社長など、数人で交互に書いてます。




私が書いた最新記事は、オナラがテーマ。
●〜オナラよサヨオナラ〜 http://ameblo.jp/chisakashokken/entry-11977518293.html

●食健オフィシャルサイト
http://www.shokken.jp/

10 2月, 2015

夏目漱石「文鳥」

仕事に追われて、ブログで告知しないまま終わってしまいましたが、イラストレーターや書家が集まった「私ノ漱石」展というグループ展に参加しました。アクセサリーの出店販売の仕事とグループ展の日程が重なったので、私自身が会場に行ったのは最終日の搬出の時だけでした。
その名も夏目坂という、漱石ゆかりの名前がついた坂の途中にあるギャラリー・ころころという小さなギャラリーが会場でした。

写真の作品は、私が出品した2点のうちの1点。
夏目漱石の短編集「文鳥・夢十夜」の中から、「文鳥」という作品を読んで描いたスクラッチボード作品です。

主人公の作家(たぶん夏目漱石自身?)の家に出入りする者が、ある日文鳥を持ってきます。最初は、言われたとおりに世話をする主人公でしたが、それがだんだんおろそかになり、世話は家人に引き継がれ、それもなんだかおろそかになり、ついには文鳥は死んでしまう、という切ないお話。

文鳥は女のイメージです。実際、主人公もかつて親しかったのであろう女のしぐさの記憶を文鳥に重ねます。
ということで、文鳥の羽に女の顔をあしらいました。
本の中で文鳥は死んでしまいますが、本当はカゴから逃げ出して、羽ばたいてほしかった、という私の願いを込めました。

普通だったら、いくら他人が勝手に持って来たとはいえ、一度飼い始めたものは最後まで責任持って飼いなよ!と言いたいくらいの内容の話ですが、こんな話をブンガクの領域に持ってくる夏目先生は流石(さすが)です。
短編集は面白いです。特に「夢十夜」は面白い。漱石が実際見た夢なのかどうかわからないけど、こわ〜いのやら不思議なのやら、映像が目に浮かぶような作品がいろいろあります。
長編小説は敷居が高い、と思ってる方には特におススメです。

ギャラリー・ころころでは、去年の「私ノ八雲」展、今回の「私ノ漱石」展に続き、文学シリーズで今年の秋は「私ノシェークスピア」を開催予定だそうで、私も参加します。シェークスピアの次は中原中也と続くそうです。次回は必ず、告知いたします。今回もそうでしたが、古本市も同時開催です。





01 2月, 2015

2月のアートマン

今日から7日まで、京王線・府中駅の駅ビルアートマン2階で、天然石のオリジナルアクセサリーを販売してます。お近くにおいでの際はお立ち寄りくださいませ。
私のいる場所の後ろには、人気のマッサージ機が置かれていて、自由にお試しできますので、お疲れの方も疲れてない方もお試しください。

今日、アートマンの外のコンコースで洋服雑貨を販売してる方(ご夫婦)とお話する機会がありました。その方のご自宅には、なんとライオンの剥製があるそうで、ワシントン条約が施行されるちょっと前に販売目的でトラの剥製と1頭ずつ仕入れたそうです。

新宿のマイシティ(現在ルミネエスト)の催事に出たとき、ライオンを持って来た(!!!)ことがあるそうですが、車(ハイエース)の上に縛り付けて高速を走ってきたんだって…。
みんなビックリして見たそうです。そりゃ、見るよね〜。
私も見たかった…。

トラの剥製は縁起もので欲しがる人もいるかも(朝ドラの鴨居社長とか?)ですが、ライオンの剥製が自宅にある人って、聞いたことないな〜、と思いながら話を聞いていました。結局、トラもライオンも売れなかったんだとか。
トラはバラした(?)、って言ってたけど、ライオンは足をネズミに食われたとかで、売り物にならなくなちゃった、と言ってました。

というわけで、こういう催事の仕事してると、おもしろい話を聞くことが、たまにあります。