31 10月, 2011

ボタン

友だちから「大学からの友人Iちゃんがアクセサリー制作をお願いしたいそうよ」と聞き、会いに行きました。
お茶を飲みながら、見せていただいたのが、写真のステキなアンティークボタン。ボタンの中央は貝をはめ込んであります。シックな深い色合いの紫と上品な白の貝。これをイヤリングとネックレスにしたいというご希望でした。急がないから時間は気にしないで、と言っていただきましたが、誕生日が2月だということなので、それまでには完成したいオーバリーです。
ボタンは真ん中に穴があるため、イヤリングのようにぶら下げたいとき、傾かず真っすぐになるようにするにはどうしましょう、というところが考えどころです。接着剤は使いたくないので、ワイヤーを使ってどうにかしたい。
Iさんは、このボタンを銀座のボタン屋さんでお求めになったとのこと。ホームページを見てみたら、美しいアンティークボタンの写真が載ってました。
●銀座  MITAKE  BUTTONS/http://www.button-web.com/shop.htm

ボタンといえば、私はオーストリア人陶芸家ルーシー・リーの陶のボタンが大好きです。ボタンと言いながらも、ブローチやペンダントにもぴったりなステキなものばかり。私も、2〜3年のうちには陶芸用の窯を買って、陶のボタンやガラスのアクセサリーを作るのが目標であります。(ちなみにリーはRIEと綴りますが、私の名前は”りえ”でございまして、ローマ字でRIEと書きますので、あやかりたいがために勝手に喜んでるオーバリーです。)

30 10月, 2011

悪魔の嵐

スティーブン・キングの小説をドラマにした「悪魔の嵐」を久しぶりに見た。
〜ある日、小さな島に猛吹雪の嵐とともに悪魔がやってくる。悪魔は老女を殺し、外見は普通の男である悪魔は簡単に逮捕されるが、留置所の檻の中からも人を操り殺人を続ける。そして、どの殺人(もしくは自殺)現場にも「望みのものを手渡せば、立ち去ろう」というメッセージが必ず添えられる。その望みのもの、というのは、島の幼い8人の子供の中の一人であった。島民が望みを聞き入れなければ、子供を全員殺すと悪魔は言う。悪魔は後継者を捜しに来たのであった。
そして、悪魔に差し出す子供を決めるためのくじ引きが始まった…。その結末は?そして、数年後の島民たちは…?〜

悪魔のコワいところは、悪魔自身が何かするというより、「人にさせる」というところかもしれない。
島民は悪魔に追いつめられ話し合う。「選ばれた子供は殺されるわけじゃない。長生きさえする。でも、子供を差し出さなければ全員殺されるんだ。」と誰かが意見し、皆が同意する。子供を持つ主人公の保安官だけがひとり反対する。「絶対に誰も子供を渡してはいけない、悪魔に魂を売るな!」と…。

もしも私たちの街に悪魔が来て同じ事を要求したら、私ならどうするのだろう…。悪魔は本当に子供を全員殺すだろうか…。一人を犠牲することは正しいのだろうか…。

悪魔に力があるのなら、神隠しのごとくさらっていけばいいのに、悪魔はそうはしない。何故か…。
悪魔は人間を恐怖に陥れることはできても、人間との取引がないと実際は何も得られないのではないか…。悪魔は最初から悪魔として存在したのではなく、もともとは人間、もしくは人間の醜い部分の集合体かもしれない。悪魔に力を与えているのは、被害者たる人間の方かもしれないのだ。

このドラマを見ながら、ふと原発問題を重ねた。原発を受け入れて一時的な経済効果を享受するのか、それとも拒否して失業問題に根本から立ち向かうか。悪魔は人の弱い部分につけこんで甘い蜜を目の前にちらつかせる。悪魔がくれた蜜はいつまでも甘くはない。いつしかニガヨモギのように苦味を帯びてくるだろう。そしてその苦味は口から消えず、何ももらわない方がまだマシだった、と思う時が来るかもしれない。

29 10月, 2011

十字架と羽

大きな水晶ポイントに飾ってもらって、十字架が
喜んでいるようです。左から、ブルーフローライト、
アクアマリン、ガーネットです。
何となく十字架が好きで、スクラッチボード作品に描いたりもしていますが、アクセサリーも作ってます。今日から、国立の大学通りに面するところにあるヒーリンググッズ専門店の月船(つきのふね)さんに天然石の十字架ペンダントと羽のアクセサリーを中心に置いていただくことになりました。
たまたま手元に羽があったので、アクセサリーに仕立ててみましたが、月船さんも喜んでいただき、気をよくしたオーバリーです。私の名前も”大羽”だし、イラストで鳥もよく描くので、身につけると心が羽ばたくようなアクセサリーを目指して制作していきたいと思います。

これから羽シリーズも増やしていくつもりです。
友だちんちのコザクラインコのピーちゃんの羽の色柄が偶然か必然かわかりませんが、天然石によくマッチしてくれました。茶色の石はインディアンアゲート。インドでとれる石です。
私が持っているインディアンアゲートは、暗めの茶やくすんだ深緑で、色の組み合わせが難しくて、長いこと使ってなかったのですが、羽と組み合わせると、急に石が生き生きと感じられました。チェーンにはムーンストーンとルチルクオーツを。

もともと石や羽は呪術やお守りとして身につけるようになったもの。何かしらのパワーを持っているものだと思います。
そのパワーが、身につけた人の波動と相まって、一つになったときに力を発揮してくれるかもしれません。羽を提供してくれたピーちゃんは、そんなこと微塵も考えたことないでしょうに。

28 10月, 2011

記憶にない写真

携帯電話の写真データを整理していて見つけた写真。
大抵の写真は見れば思い出すのに、最初、これが一体何なのか、どこで撮ったのか全く思い出せなかった。前後して入っている写真からして、カンボジアで撮ったものみたいだ。たぶん床。

記憶にも残らない写真だけど、撮った時はキレイだなーと思ってシャッターをきったのだろう。仕事柄、きれいな模様を見ると、仕事の参考資料にするために写真におさめることがあるから…。

私はどちらかといえば、忘れやすい方。
友だちから「あの時、〜って言ったよね」と言われて、へー、私はそんなこと言ったのか、と、やはり思い出せないことも多い。
かと思えば、些細なことを憶えていたり…。

記憶の取捨選択をする基準は一体なんだろうか…。

27 10月, 2011

なんか、かわいい

無機物だけど、かわいい顔してる。古い建物の中のキレイでもない洗面所。
そこに顔を見つけると、ただの雑然とした洗面所が急に暖かみを帯びる。

ポカンとした顔をして、ふたり仲良くいつまでもそこにいるのだね。

26 10月, 2011

昼下がりのパインジュース in India

〜旅の写真館〜

南インド、コーチンという街のとある食堂。
ここの娘だろうか、年の頃は高校生か、エキゾチックな顔立ちの美人さんが、すみっこのテーブルで宿題しながら、給仕をしている(写真撮り忘れた)。
窓際の欧米人男性の一人客は、ひんぱんにその子を見つめている。わかるよ。私だって見つめてしまうほどの色香を彼女は持っているもの。
飾られている花は、ビビットな色の造花。室内は庶民的な南欧風。旅先のけだるい午後の食事のひとこま、っていうのか、いい感じ。

インドで飲むパインジュースは美味しいので、メニューにあればいつも注文する。
が、この時のジュースは違った。
口に含んだ途端、広がったのは生魚の味だったのだ…。パイナップルと刺身を一緒にミキサーにかけたような味。さては生魚をさばいたまな板と包丁を洗わずに、そのままパイナップルを切ったわね。
文句を言ったけど、娘はのらりくらりかわして知らないフリ。
どうしても飲めなくて残してしまった。
あまりのマズさに撮った写真なのに、なんともうまそうなジュースを出すステキな食堂に写っている。

25 10月, 2011

くじらのブローチ

アクセサリーの展示販売のとき、友だちが買ってくれたクジラのブローチ。
素材はケヤキ。最初は形を決めずに、切り出しナイフで手が動くにまかせて削っていたら、くじらに見えてきたので、くじらにしました。目はブラックオニキス。
木を削るのは、一種の癒しになります。木の肌触りのせいなのかな。
人は、なぜなめらかなものに魅かれるのでしょうね…。

23 10月, 2011

羽のピアス

友だちが飼っているコザクラインコのピーちゃんの羽をいただいたので、それでピアス作ってみました。ルビーインゾイサイトにブラックオニキスやトルコ石を組み合わせてみました。

以前、国分寺のフライ(釣りの)で有名なお店でバイトしていた友人が、外国から輸入した色とりどりの羽をきれいに整えるために蒸気に当てる作業をする、って言っていたのを思い出しました。

そのお店を検索してみたら羽の通販ページがあったので、見てみたら、2枚で49,000円や17ペア(34枚)で268,000円!という羽もあって、びっくり〜。
染めのものなのにそのお値段てことは、フライとしてよほど性能のよい手に入りにくい羽なんでしょう、きっと。他にも色とりどり、いろんな羽があり、ピーちゃんと同じ羽もありました。安いものだと2枚で数百円のもあって、それだったらアクセサリーの材料に買ってみようかな、と思うオーバリーでした。http://www.kensawada.com/w/title.php?lcat=50&l=j

ちなみに、そのお店は海外からも注文が入るという、その分野では有名なフライの作家(というのかな?)さんのお店だそうです。
フライのページを見てみると、どれひとつとして同じものがない、1700もの美しいフライが収められています。一つ一つに詩的な名前さえついています。藍の収束、暗黒、ジェラシー、謝肉祭、結婚しない女(なんでまた〜?)などなど…。
http://www.kensawada.com/FlyPattern/index.php?ev=fp_list&fpId=8&fpsId=26
釣りのフライなんて、私とは無縁の世界かと思ってましたが、これは美しい…。
もしも、このお店が叔父さんちだったら、私は一日中入り浸って日がな一日、羽やフライを見てることでしょう。

22 10月, 2011

年賀状の素材集をプレゼント

4月のブログ記事で予告した年賀状素材集のプレゼントでございます。たくさんのイラストレーターさんたちと共に私も参加してつくった年賀状の数々が納められています。
4冊あるので、4人の方にプレゼントします。4冊とも、年賀状作成ソフトがついています。「筆ぐるめ年賀状」だけはWindowsのみの対応となっていますので、ご注意ください。それ以外の3冊はWindows・Macintosh両方に対応します。DVDに納められているデータは、文字をはずしてイラストだけにしたり、自分仕様に作り変えることも可能なので、年賀状以外の普段使いもできます。

プレゼントをご希望の方は、このブログの右上あたりにある”お問い合わせは→mail to”というところをクリックしてメールをください。本日から2週間以内(11月4日までに)にご応募くださった方の中から抽選でお送りします。当選発表は発送をもってかえさせて頂きます。
メールには、郵便番号、住所、氏名、ご希望の本のタイトル名(「宛名職人」「筆ぐるめ」「スペジャル年賀状」「かんたん和風」の中から1冊)をご明記ください。ブログの感想もひとこと頂けると嬉しいです。それぞれの画像をクリックしたら、画像が大きく表示されるかと思ったのですが、必要システム条件などが読めるほど大きくならないみたいなので、付属のDVD-ROMを使うための最低条件だけ記します。(スイマセン。大きく表示されるようにするやり方わからず…)

筆ぐるめ:Windows XP,WindowsVista,Windows7

スペシャル年賀状かんたん和風:Windows XP,WindowsVista,Windows7, Mac OSX

宛名職人:Windows98/me/2000,
Windows XP,WindowsVista,Windows7, Mac OSX







アマゾンでも辰年の年賀状素材集が購入できます。

21 10月, 2011

つぶやき

月光。意外にも、まぶしい。
生活も、自分自身もそうだけど、変わろうと思っていても、なかなか変われない。人間はもともと変化を好まない生きものだと、私は思う。私は怠け者なので、人の二倍くらい変化を好まない。
でも、やはり潮時というのか、否応無しに変化をせまられる時がある。それが、別れだったり、逆に出会いだったり、病気だったり、失業だったりする。たいていは、何かを「失う」という現象だ。私の経験からいうと、変わらなきゃ、と思っていても行動しきれないでいるときに、その否応無しの変化が訪れることが多い。私はどうもそんな時期に入ったような気がする。
神様の目から見れば、変わらなきゃけない時に変わろうとしないから、否応無しに動かすことになるのかもしれない。

人生は、学校(義務教育の)だと何かの本で読んだことがある。
だから自殺(中途退学)は許されない。来世でも、同じことを(つまずいたところから)勉強し直さなきゃならないのだそうだ。それだけはごめんこうむりたいから、どんなに辛くても自殺だけはしたくない。
それに神様は、その人が乗り越えられる試練しか与えないという。
だから、そんなに恐れることはないんだけどね。
何が起きるかわからない”変化の直前”が、いちばんコワい。お化け屋敷と同じかな…。
旅先では行き当たりばったりが好きなくせに、人生では臆病なワタシ。

20 10月, 2011

日本ひじき協議会

友だちからひじきサラダを教えてもらってからというもの、ひじきサラダを頻繁に食べている。乾燥ひじきの消費量がハンパじゃない。(ハンパない、が今風?)
ネット検索したら、日本ひじき協議会http://www.hijiki.org/ってのがあった。
お堅い組織なのかと思ったら、顧問が高校の先生だったりして、面白い。ひじきの採れる産地とか、もちろんひじきを使ったメニューもわかるようになっている。こんなにたくさんメニューがあるのねー、とびっくり。
さっそくお気に入りに追加。
三重県にはひじきの日(9月15日)があったり、ひじき祭りがあったりするらしい。
ひじきは古来より、神様にお供えするやんごとなき食べ物だったことも、協議会のホームページでわかった。地味だけど、すごい食べ物なんだね。

ちなみに、私がひじきの煮物以外に昔から日常的にずーっと食べているのが、ひじきの煮物のオムレツ。ひじきの煮物の残りをオムレツに入れたら、美味しかったのでそれから定番メニューになった。お試しあれ〜。

16 10月, 2011

本日のワークショップ

奥の葡萄は先月のお題。手直ししてるところ。
国立の暮らしのアートギャラリーKUNITACHIで、スクラッチボードのワークショップをしました。今日のお題は、来年の干支「辰(龍)」の年賀状。スクラッチボードは版画の手法に似ていますが、刷り増しできない一点ものなので、年賀状にするには、これをスキャニングして印刷します。
11月14日にも同じワークショップをしますので、ご希望の方はギャラリー(tel : 042-505-5702)までお問い合わせください。
全く初めての初心者の方、大歓迎。お茶菓子付きです。

龍の絵は、このように単純な模様でも表現できます。雑誌のカラーページの写真をランダムに長方形に切り取って、コラージュしても面白いです。

15 10月, 2011

武蔵小杉ふたたび

3週間前に仕事の打合せに武蔵小杉へ行き、もう滅多に来ないかなー、と思ったら、また同じ仕事先との打合せに武蔵小杉に降り立った。
で、また前回と同じタイ料理のムーハウレストランに行ったのでございます。約束の打合せ時間が17時だったため、ランチをとるために行くと、食後3時間くらい時間つぶさないといけないので、そこからいちばん近いところに住んでいる友だちを誘ってランチした。
写真を撮り忘れたけど、ムーハウレストランのランチ人気No.1とメニューに記してあるガッパオ・ヌア・カイダオを注文。人気No.1だけあって美味しかった。友だちが注文した豚の角煮っぽいカオ・カー・ムーは、ちょっとクセのある風味だったため、友だちは途中リタイア。私も苦手な感じ。でも、他では見た事ないメニューだったので、ローカルフードなのかもしれない。ただ、コラーゲンを摂りたい人にはお勧め。
インカ・インチオイルは星の
形をした種実からとれる。
南米物産は奥深い。パリのサロ

ンで食用油の金賞受賞。

打合せの帰りに、武蔵小杉駅近くに赤い立て看板が目印のこじゃれた小さなベーカリーを発見。もう閉店時間近かったため、あまりパンが残ってなかったけど、小さなバゲットを買って帰った。お店の名前はブーランジェリー・メチエ(Boulangerie Metie)。感じのいい女性店主(?)が応対してくれた。
打合せのついでに仕事先で(通販も営んでいる編集さんなので)買ったインカ・インチオイル(オリーブオイルをはるかにしのぐ優れた抗酸化作用のオメガ3含有のオイル。ナッツの風味で美味しい!)をつけて食べました。バゲットもオイルもおいちかった〜。

仕事の打合せのとき、編集Yさんから聞いた話しによると、体内のセシウムを排出する働きをするのがペクチンなんだそうな。で、ペクチンをたくさん含んでいるのが、リンゴの芯の部分だって…。ペクチンは加熱しても壊れないため、リンゴの芯の部分を集めて、コトコト煮たものを食べるといいそうな。

参考ブログ:http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/6a7c85c8ce61b13d0cfdfcd04f4d6730

14 10月, 2011

お決まりの in アンコールワット

一番奥のが、京唄子。確かに似てます。
カンボジアの写真を物色したついでに…。アンコールワットに行った人ならこの写真は必ず撮るであろう、お決まりの京唄子inアンコールワット。日本人相手のガイドは必ず、これでウケようとします。最近の若い日本人は知らない人もいるだろうから、ガイドもハズすことあるだろなー。私は、カンボジアの仏像の顔はアイススケートの荒川静香にそっくりだと思うのですが…。

13 10月, 2011

I am lazy.

カンボジアはアンコールワットに行ったときのこと。アンコールワットは広い遺跡ですが、建物の中で占い師が商売してます。カンボジアに来た記念になるかな、と思い、安かったこともあり(確か3ドルくらい払った)、みてもらいました。
占い師に伝えた情報は名前と誕生日だったと記憶します。
写真の爪楊枝みたいのは、私の指の節の長さを基準に、長い串をポキポキと折っていたような…。カンボジアの日記、あまりつけなかったのでこの肝心な串が何を表すか詳細を忘れていますが、ひとつだけ鮮明に記憶に残っていることがあります。
ひととおりの動作のあと、さて、鑑定結果はいかに、と軽い気持ちで待っていた私に、占い師が開口一番、私に告げた言葉が「You are lazy.(あなたはナマケ者です)」でした。
ひぇ〜、当たっとるやん!と思わず、私は笑ってしまいました。それがあまりにも鮮明だったのと、占い師の英語がわかりにくかったのとで、それしか覚えておりません。
しかし、あなどるなかれ、アンコールワットの占い師、私の本質を見抜いておりました。

毎日アップしていたブログでしたが、アクセサリー制作とイラストの仕事が重なって、急にスローダウンしてしもた…。怠けてるわけじゃないけど、写真を物色していたら、これが出てきたので、自戒のためにのせました。この串の形は、怠け者を表しているのかしら〜?
今、カンボジア関係のメモ(旅の小遣い帳は必ずつけているので)がどこにいったか探しているところです。仕事柄、資料やら何やら紙類が多くて、怠け者だもんで整理できておりませんです、ハイ。

10 10月, 2011

ミョウガの妙味

友人淳ちゃんにミョウガをいただきました。彼女のおうちの庭に生えてるそうです。おおぶりな立派なミョウガ。ミョウガというと、少し前まで素麺や冷や奴の薬味のイメージしかなかったのですが、淳ちゃんが食べさせてくれたミョウガのオードブルはウマかった。
輪切りにしたバゲットにクリームチーズと生ハムとミョウガのタテ切りスライスをのせて、塩こしょうを軽く振ったもの。いくらでも食べられます。ウマイ!

それから最近、オーバリーのマイブーム、ミョウガのオムレツもおススメ。溶いた卵に輪切りにしたミョウガとダシと塩少々を入れてよく混ぜ、熱したフライパンに流し込むだけ。卵が好みの柔らかさになったら火を止めて。卵にミョウガの香りが合います。ミョウガのシャリっとした歯触りも好きなのです。これを初めて食べたきっかけは、冷蔵庫にミョウガと卵しかなかったので、仕方なしにオムレツにしてみたら美味しかったのが始まり。それからはしばらくは毎日のようにミョウガのオムレツ食べてました。

09 10月, 2011

淳ちゃんの鍼仕事 vol.2

昨日の夜、アーティストにして針灸マッサージ師の淳ちゃんに鍼を打ってもらいました。
府中アートマンでのアクセサリー販売と八王子のマーケットの連チャンで、連日3〜4時間睡眠で疲れもピークに達していたので、体のあっちこっちにイエローカードが出始めていて…。
淳ちゃんは、鍼を打つ前に必ず脈を見ます。手首の一本の血管から3種類の脈を読みとるのだそうです。私の脈をみて、「水分とってるかな?トイレもあまり行かない方でしょ。」とズバリな指摘を受けました。水分摂取を怠っていたため、血液の循環が悪いようです。気をつけよう、水分のとり忘れ。
ちなみに体にいちばんいいのは白湯を飲むこと。朝、起き抜けの白湯の一杯は血行を促し、ダイエットにもいいのだそうです。ダイエットの文字に鋭く反応したオーバリーでございます。
確かに、マッサージなどに行くと、施術のあとに白湯を出されることがあります。
時代劇とかで貧しいおうちで白湯を飲むシーンがありますが、あれは、お茶なんぞを飲むよりも結果的には健康によいのでございますね。

08 10月, 2011

八王子手仕事アートマーケット

第二土曜日の今日は八王子手仕事アートマーケットでした。
八王子の富士森公園内の浅間神社境内の木立の中の気持ちのよいマーケットです。
アクセサリーを始め、毛糸の雑貨、手織りもの、銀細工、陶器、ガラス工芸、木工、家具、手づくりの服(着物地の洋服など)など、いろんな作家さんの作品が並びます。
ミニ盆栽屋さんや、マッサージ屋さんが出る事もあります。
食べ物屋さんも来ます。タイカレーのお店や、ベトナム風サンドイッチ屋さんやカフェなどの可愛い外装のミニバンが揃います。私たち出店者も、今日何を食べるかを楽しみに行きます。今回、私はベトナム風サンドイッチ”バインミー”を食べました。お店の名前はPePeさん。笑顔のかわいいオーナー自らパン屋さんにあれやこれやと注文して焼いてもらったというこだわりのミニフランスパンに豚肉やオムレツをはさんだ2種類のサンドイッチ。友だちとひとつずつ注文して、半分こずつして食べました。デザートも絶品。こだわりの卵を使ったベトナム風プリンと梨と栗のココナッツミルクのデザート(名前忘れちゃった)の2種。これも両方、友だちとシェアし合って食べました。

次回は11月12日土曜日。マーケットの隣りでは収穫祭が催されます。太鼓やベリーダンスのパフォーマンスもあります。
写真の赤珊瑚のネックレスは、11月にベリーダンスで参加されるKさんにお買い上げいただきました。

07 10月, 2011

食べちゃった

一昨日頂いたチェコのお菓子、亀さんの方食べちゃった。しばらく飾っておこう、とか言いながら…。アートマンでのアクセサリー販売は今日で終わり、重い荷物を引きずって帰ってきたら、イラストの急ぎの仕事が入っていて、それをやるのになんかご褒美が欲しくて…。で、かわいい亀さんをご褒美代わりに食べたら、化学の味がした。見るからにそうだけど、日本ではたぶんもう使われてないだろうと思うくらいのケミカルな人工着色料の味。あ〜ん、食べずに飾りっぱなしにするべきであった。後悔先にたたず…。

今日、初めてアクセサリーを買っていただいた方は、つらいことがあって落ち込んでいるとおっしゃって、今の自分に合いそうな石でブレスレットを作ってほしい、というご注文をくださった。
人は誰でも、自己免疫力を持っている。これは肉体的なことだけじゃなくて、精神的にもそうだと思う。ただ、弱っていると、このまま立ち上がれないのではないかと思う時がある。
そんなとき天然石を見て、色と光を感じて、「きれい」と思えれば、人は大丈夫だと思う。時間はかかるかもしれないが、きっと立ち上がれる。(まあ、これは私自身に言い聞かせていることでもあるが…。)

明日はまた八王子の手仕事アートマーケットに出るので、朝早い。3時間睡眠かな。
明日の夜はたくさん寝るぞい。

06 10月, 2011

山珊瑚のペンダント

明日7日はアートマンの最終日。
お客さまがいない時は、展示してあるテーブルでアクセサリーを作ってます。
先日、年配のお客さまに「何か大きいヘッドのペンダントがあれば買いたい」と言われ、そういえば今回は大きいヘッドのがなかったので買っていただくチャンスを逃しました。途中まで作りかけてチェーンの部分のイメージがわかず、作業が止まっていた山珊瑚のペンダントを最終日までに完成しようと思い、再びとりかかりました。
本当は黒いヒモを編んだものを作りたかったのですが、黒いヒモを買いに行く時間がないので、メノウをあしらったチェーンにしました。チェーンも全部、ワイヤーから手づくりしています。

珊瑚は昔から魔除けや、落雷や火事から身を守ってくれるお守りとして使われてきました。出産のお守りでもあります。血の赤に通じることから、生命力を高めるという意味もあるようです。
珊瑚以外でも、赤いものを外から見える見えないに関わらず、身につけると魔除けになる、というのを聞いたことがあります。ちょっと気の張る相手(仕事先など)と会うような時、私は赤いスカーフをして出かけたことがあります。

山珊瑚のペンダント。さて、どなたか反応を示してくださるか…。

05 10月, 2011

チェコのお菓子

以前、私がイラストを描いていたある雑誌の編集部で働いていたSさんが、アクセサリー販売しているアートマンに陣中見舞いに来てくれた。
お土産はチェコのお菓子。彼のチェコ人の友人が送ってくれたそうだ。チェコのアニメーションを彷彿とさせる可愛さ。2年前にチェコに行った時は、こんなお菓子があることに気がつかなかった。味はまだわからないけど…。
可愛くて食べるのはもったいないから、しばらく飾っておこう。奥の赤いパッケージのお菓子は見た目はなんてことないけど、食べてみたら意外にも美味しかった。とても軽くて、口に入れたらフワッととける感じ。味も、甘すぎずgood。今度チェコに行ったら、探してみようかな。

Sさんと一緒に働いていたのは13年も前のこと。当時一緒に編集部で働いていた人たちは、今は全員バラバラで、若くして亡くなった人もいる。編集部に残ってるのは当時のメンバーでは一人だけ。13年もの間には皆、何かしらある。幸せなことも、辛いことも。ちょうど今、仕事に行き詰まって苦労してる人もいるようだ。Sさんはこの13年の間には、彼なりにどん底を見たこともあるらしく、「もうコワいもんはないですよ。」と言っていた。辛かったんだろうけど、それはある意味、これからは強みになるんだろうな。
販売終えたあと一時間足らずの間、お茶を飲みながらそんな話しをした。これからの十年はどうなるんだろう…。
雨の中の陣中見舞い、ありがとう。

04 10月, 2011

リング

最近、リングを作るのが楽しい。今月のアートマンの新作は、ワイヤーで天然石の大きさに合わせて輪を作り、そこに大小の天然石をはめ込んで、ワイヤーで留めたもの。シンプルな作りだけど、大小の輪の並び方と、ワイヤー色と天然石の色合わせとで、豊富なバリエーションが楽しめる。
今日リングを二つ買ってくださった方は、「トルコ石が好きなの」と言いながらも迷いに迷って、二つともトルコ石の入ってないのをお求めくださった。また、リングの輪は太いワイヤーに細いワイヤーをコイル状に巻き付けて作ってあり、その方は「あ、これは指を締めつける感じがなくていいわね。馴染みがいいわ。」と言ってくださった。(写真は、ペリドット、水晶、ルビーインゾイサイト、アマゾナイト、ヒスイの5種類の石を使用。グリーンのバリエーションが楽しい。)

写真のトルコ石が入っているリングは、初日にお客さまのオーラソーマの鑑定で出た色に対応する石であるトルコ石とガーネットに合わせて作ったもの。(写真は、トルコ石、ガーネット、インカローズ、アマゾナイト、ローズクォーツ、フローライトの6種類の石を使用。)

今回7日までの販売が終わったら、次のアートマン出店は12月1日からの7日間。12月の誕生石はトルコ石なので、トルコ石のシリーズを多めに作ってみるつもり。クリスマス月間でもあるので、天然石で組んだ十字架も揃えます。
ちなみにトルコ石は旅のお守りとして古代から使われてきた石で、危険や邪悪なものから持ち主を守るといわれています。

03 10月, 2011

米が (:_;)

手づくりアクセサリーの販売を11時から9時までして帰って来たら、叔母から米が届いていた。米の他に、乾麺やお菓子が入っている。ああ、持つべきものは叔母さんだわ〜、と思いながら、本日売り上げゼロだった慣れない販売の仕事の疲れも少し和らぐようだった。(*'ー'*)♪
ちょうど米が切れて、叔母からの「米送る」の予告から一週間米を買わずに我慢していた私は、久しぶりにご飯が食べれるわ〜、といそいそと段ボールの箱から米の袋を引っぱり出したその瞬間、ザザーッ!と米が玄関から廊下にかけてぶちまけられて…。(゚ロ゚;)
一瞬、意味がわからなかった。( ̄■ ̄;)!?
袋には米は4分の1しか残ってない…┌┤´д`├┐。米の袋を見たら、袋の上部が20センチほど切られている。切られた口の方は、下に折り込んで箱に入れてあったためにわからなかったのだ。最近、忙しくて廊下を掃いてなかったので、ホコリの混じった米を半分拾ったところで、どっと疲れた。イライラした気持ちを落ち着かせようと米と一緒に入っていた菓子(シリアルを固めたような甘い菓子)を食べたら、ちょっと古びた味がした。左手に持ったかじりかけをなにげに見たら、なんか白い糸を引いている。( ̄ー ̄?).....??
カビ?( ・◇・)?(・◇・ ) 
夏場に米につく小さい蛾のような虫の幼虫がそこにたくさん巣食っていたのであった。

お・ば・さん…、なんでですか…? (*・ε・*)

想像するに、米だけだと箱の隙間が大きいから、いろいろ詰めてくれたのだろう…。乾物だけじゃ、まだ隙間があったんだろう。あ、引き出しにお菓子もあったわ、と思い出し、ロクに状態も確認せず、入れたんだろう…。叔母の姪を思う気持ちはとても嬉しく、送料まで出して送ってくれたんだから有り難いんだけど、この事実をどうしても伝えたくて電話した。
最初、感謝の気持ちを伝えたあと、 「お菓子、虫のついとったよ。」 叔母「ええーっ?ビニールに移し替えて、ちゃんと乾燥剤も一緒に入れとったとよ。」  「ばってん開けてから2〜3ヶ月くらい経ったやつやろ?」。    叔母「あ、…そうね。うん…。」 やっぱりかー。そして本題に。
「米の袋切った?」
叔母「うん。だって、10キロのうち、うちも半分欲しかったけん、あんたの分を空いた米袋に移し替えたとよ。」
「じゃあ、なんで、ガムテープで口ふさいでくれんかったと?米、箱から取り出す時、ぶちまけたっちゃけど。」
叔母「あらー、なんでそーっと取り出さんやったとね?」
「袋が切れとるなんて知らんもん。重いっちゃけん、思い切り引っぱり出すに決まっとるやん。いつもは厳重に二重に包んだりしてくれるけん、袋が切れたままなんて想像もせんよ。」
叔母「疲れとったもん…。」
「なんで疲れとったらガムテープが貼れんと?もう…(・x・ ).o0○。ばってんが、感謝しとります。ありがとう。」と、途中で叔母を責めてる感じがし、叔母が可哀想になって感謝の気持ちで締めくくった。

いつもより念入りに洗って炊いた久しぶりのご飯はおいしかった。食べ終わったら12時半になっていた。ヾ(´ε`;)ゝ
この日記を書いていたら、追い炊きしていた風呂の湯が沸騰していた…(┯_┯) 
こんな日もあるさ…。明日も、がんばって行こー…く( ̄△ ̄)ノ。叔母さん、ありがとー。

01 10月, 2011

光があそぶ

長崎の五島列島で教会巡りしてるときに撮った写真。(どこの教会か忘れたけど…。)
日中にステンドグラスがある教会を訪ねると、ステンドグラスから差し込む光が、教会の中で遊んでいるように見えることがある。日本のお寺では見られない光景。
キリスト教は光と影、天国と地獄、善と悪、天使と悪魔、というような常に反するものとの関係で成り立ってるような気がする。



7日まで府中アートマンで手づくりアクセサリーの販売。イラストの仕事も同時に入って、超睡眠不足。閉店後、友だちと夕食食べたら、食べ終わる頃には半分寝ていた。