24 12月, 2015

クリスマスイブだったんですね

今日は、何をしたかしら?

明後日には施設を退所する母の面会に行った後、亡き祖父の家に出かけ、畑に建っているビニールハウスの小屋の中の片付けに着手した。着手したことをすぐに後悔するほど、大量のゴミがあり、祖父と祖母が生前無造作に突っ込んだり重ねたりした物たちを、市の指定ゴミ袋5袋分詰めたところで今日はあきらめ、大きな焼却炉が欲しい、と思いながら帰路についた。

夜は父と会話のない夕食をとり、食後はそんな父から逃げるように、ひとり温泉へ車を走らせた。

温泉から帰り、友人に電話した。転んで顔から地面に落ちて唇を切ったという便りをもらったから。詳しい話を聞きながら、お互い笑った。

それから、天然石をワイヤーでくるむ作業をした。
そのとき、ラインで、Happy Christmas!とメッセージをくれた人がいて、「あ、そうか。今日はクリスマスイブだったか。」と思った。

たまに考える。クリスチャンになろうかな、と。
チェコの首都プラハを旅したとき、ある教会の中で、世界各地から来たであろう他の観光客に混じって、装飾的な祭壇をジーっと見ていたら、その教会の神父さんが近づいてきて、「クリスチャンですか?」と聞かれた。
私は「いいえ、仏教徒です。」と、答えたので、神父さんはそれ以上話をせず、離れていった。
他にも観光客はいたのに、なぜ私にだけ聞いたのだろう?

もし、「はい、クリスチャンです」と答えたら、その先、違う展開があっただろうか?と、その時のことをたまに思い出すのだ。


いつかクリスチャンになって、またプラハの教会に行ってみようかな。
プラハではいくつもの教会に行ったので、どの教会だったか実は覚えていないのだが、中に入って内部の装飾を見れば思い出すはず。

そんなことをつらつら考えるクリスマスイブの夜でした。