27 9月, 2011

海に浮く風車

2008年に発表されていた大型洋上ハイブリット発電。九州大学チームが研究している。
なんだか、いい感じ。
発電コストも安く、原発一基分の発電量も可能になるという、夢のようなプロジェクト。東芝、日立、三菱の原発輸出企業は原発の輸出から、この洋上発電のような自然エネルギー発電装置の輸出に切り替えることはできないのかな?随分前から、この洋上発電にしろ、地熱発電にしろ、自然エネルギーの可能性についてはかなりのところまで研究されてきており、原発に注ぎ込む無駄な巨額のお金(自治体が無駄遣いする原発補助金の半分でもいいから)の一部をこちらの研究開発にまわしておけば、震災のあと、すみやかに自然エネルギーに移行できたろうに…。利権とは、人類に有益なものを排除してでも、手に入れるべきものなのだろうか。
ちなみに、すいぶん前から危険と言われていながらやめる気配のない高速増殖炉の開発研究に今までにかかった費用は、2兆1千億円を超えた。
「もんじゅ」で去年起きた炉内中継装置の落下で、その撤去にかかった費用は10ヶ月間で17億5千万円。「もんじゅ」は1995年に起きたナトリム漏れの事故以来16年間も停止中だが、運転中止中でも冷却にかかる電気代など維持費が1日5500万円!かかるのだそうだ。これは全て電気代と国費でまかなわれている。
これらの湯水のような巨額な費用を、はやく自然エネルギー開発にまわしてください…。

洋上発電の詳しい記事はこちら。 

もんじゅ関連記事(Wiki) http://ja.wikipedia.org/wiki/もんじゅ