12 5月, 2012

4日前、久々に父とひと悶着あった。というか、私の何気ないひと言にマジ切れして一方的に罵詈雑言で車の中で怒鳴られ続けた。小学生の時から、何度も繰り返された光景だ。当時は父の足も手も出ていた恐怖の時間がよみがえる。
私が運転していたので、一瞬、急発進と急ブレーキしたろかワレ~、と思ったが、涙があふれてきて止まらなくなった。夕食の支度の時間だったので、帰宅したら父と母の夕食分を作ってすぐ、自転車に乗ってプチ家出した。こんなとき、(特に夜は)逃げ込める場所が実家周辺にはない。人心地つけるよな喫茶店もない。人口10万を越える市なのに映画館もない(原発マネーはあるけどね)。海はあるけど、外灯がないから夜は怖い。サイテー!好かん!こやんか(こんな)街!こやんか私!と思いながら、泣きながら自転車で走った。
走っていたらTSUTAYAに行き着いた。夜中の1時まで開いてるから、しばらく居られる。見たい映画を探しまくっちゃる~、と思い、自転車とめて入店。TSUTAYAのカード持ってないので、泣きはらした顔のまま、まずはカウンターに行って入会手続き。
映画を探してる間も涙は止まらず、妹やたまたま電話してきた叔母と泣きながら携帯で話して、3時間近くTSUTAYAに居た。
映画のケース片手に泣きながら電話して、棚の間を行ったり来たりする怪しい女が店の防犯カメラに3時間近くも写っていただろーに、と思うと今は可笑しいけど…。
0時前に家に帰った。すぐ風呂に入ってまた泣いた。寝床についても涙は止まらなかった。泣きすぎて頭痛がしていた。
翌朝、起きてもまだ泣けた。昼になっても、涙が出る。目の周りが腫れてすごいことになっていた。午後、家に私ひとりきりになってから借りてきた映画を見始めてやっと落ち着いた。でも完全に涙が乾くまで1日半かかった。
何年分泣いただろう。ここしばらく泣きたい出来事はあっても涙は出なかったのに…。