24 7月, 2012

夏休み

夕べ遅くに岡山の友人宅に着いたら、先客がいた。
友人SちゃんのダンナTさんの甥っ子、ダニー(8才)。
父親はイギリス人。ダニーは自分でも「ボク、ハーフだよ。」と言うだけあって、見た目もハーフ。かわいい。
学校はインターナショナルスクールなので終日英語、自宅でもほとんど英語、同居している母方のおばあちゃんとは日本語で話す生活だそうで、父親から日本人家庭に一人でステイして日本語で生活してこい、と言われて来たらしい。岡山でのステイの後は、クリケットチームの合宿があるそうな。さすがイギリス人の血を引くだけあるわね。クリケットでボールを投げる人のことを、「ボーラーって言うんだよ。」と言いながら、ボールを投げる”振り”を軽やかなステップで見せてくれた。

今日は、Sちゃんの甥っ子二人も合流して、大人三人ガキンチョ三人で海の方にある釣り堀に行くことに。以前も子ども達は会ったことはあるらしいが、一緒に遊ぶのは初めて。
最初の顔合わせのときは何となくぎこちなかったけど、車に乗って海へ行くまでの1時間の間、しりとりゲームやiPadのゲームなどしているうちに、すっかり打ち解けていた。しりとりゲームの罰ゲームがユニークで「自分の得意なの10個言うんじゃ!」と10才のかい君が仕切れば、ダニーは「元素記号でもいい?英語で」と言い、早口で元素記号を言っていたけど、おばちゃんはマンガンしか聞き取れませんでしたわい。かい君は「わしゃ、星座の一等星言うけん」と言って、おばちゃんたちが聞いたこともない星の名前を10個言っておった。すげーなー…。

3人のうち2人は泳げないため、終始波打ち際の
生物捕獲にいそしんでいた。
そんなことをしながら、11時前に釣り堀に着いたら、閉まってる。定休日?と思ったら、「釣りするなら朝6時から8時半までじゃ〜、奥さん。」と、近くにいたおっちゃんに言われ、思い切り空振り。
「そんなら、そばに海水浴場あるから、そこで弁当食べて、向こうにある犬島に渡ってみるかー」なんて悠長なこと言ってたものの、海水浴場に着いたら、ガキンチョ3人組は衣服のまま海に突進し、結局海から子ども達が動こうとせず、ほとんどの時間を砂浜で過ごすことになった。
大人3人は、あずま屋のような屋根の下で、だいたいは日陰にいたというものの、子ども達の海水パンツや生物捕獲用の網を急遽町まで買いに行ったり、子ども達を監視しながら時々砂浜に出ては声かけたり、最初に濡れて砂だらけになった3人の衣服を水洗いしに行ったりしてるうちに、私たち大人はアッチッチな太陽にやられてバテバテ。
「親って大変だね〜。」と、子どものいない私達おじちゃん、おばちゃんは暑さで思考力が消えそうになりながら、いつまでたっても戻ってこない子ども達を遠くに見ておりました。