11 7月, 2013

iPhoneの怪 その2

iPhoneの着信音で飛び起きて、反射的に電話に出た。
暗闇で光る画面には去年知り合って2〜3度会ったことのあるデザイナーUさんの名前が表示されている。Uさんと最後に会ってから1年近く経っていて、その間連絡し合ってない。
電話は雑音が激しくて、全然聞き取れない。雑音の遥か彼方で相手が話しているような音声が切れ切れに聞こえるが、判読(聞?)不能。
私は何度か「もしも〜し!」を繰り返した後、「聞こえませ〜ん」と言って電話を切った。
切った直後に、着信時間を見たらナンと3時37分!
じぇ〜っ!こんな時間に何の用だ?
でも、考える間もなく眠くなったので、また寝た。

朝起きて着信記録を見たら、やはりUさんから3時37分とあった。夢じゃなかったのか、と思いながらも、今日は東京に戻る日なので、バタバタと準備して実家をあとにした。
福岡空港へ向かう電車の中で、Uさんにメールしてみた。Uさん、少々かわってはいるが、真夜中に電話するような非常識な人じゃない。

私「今朝方、Uさんから3時37分に着信あったんですが、全く聞き取れませんでした。電波障害じゃなくて、もしかして…」
Uさん「本当だ…。発信履歴があります。確かにこの時間はまだ仕事してたけど、こんな夜中に電話もメールもしないし、携帯を触った記憶もないです。不思議。」

多少予感はしてたけど改めて、ゾゾォ〜〜〜 (O_O;)
それ、”フシギ”じゃなくて”ブ・キ・ミ”。

Uさんは、瞬間移動したり、路地裏で弥勒菩薩に遭遇したり、とコテコテの霊感人間だが、私には霊感はない、はず。
iPhoneで二度あることは三度あるだろうか?”iPhoneの怪・その3”はどうかカンベンしてほしい。(iPhonの怪その1はコチラ
どちら様かは存じませんが、何かご用でしたら、電話する力があるんならせめてメールにしてけろね。ラインでもええよ〜。
その方が、何言いたいのかわかるからね〜。(いや…、もっとコワイかな…。)