29 8月, 2012

1946 - Hiroshima

Youtubeで他の映像を見ていて、たまたま目にした1946年の広島の映像。
アメリカの公的機関(またはアメリカ軍)が撮影して保存していたものらしい。音が入ってないので、どういう目的で撮られたものなのかわからないけど、原爆投下翌年の広島の人々の日常が記録されている。

街一面がれきの中で、一見、人々は穏やかに生活してるかのように見える。最初の神父と子ども達のシーンは”やらせ”っぽく見える。一種の政治的プロパガンダのために撮られたものだろうか?

広島の原爆から70年近くたとうとしているのに、人間は相変わらず、原爆や原爆に等しい原発をも手放そうとしない。命より目先の利益を大切にするのが、悲しいかな人間の本質なのだろうかと思う今日このごろ。目先の利益が幸せにつながる、と勘違いするからだろう。人間は所詮、想像力に欠ける動物なのかな(目に見えないものは信じない、という意味で)。そして、想定外のこと(想像もしなかったこと)が起きて、うろたえる。