手紙や関係者の証言をもとに藤田嗣治、内田百閒(ひゃっけん)、向田邦子、
夏目漱石、の4人の猫との関わりをえがいた番組、BSプレミアムで4夜連続
放送中の”おまえなしでは生きていけない~猫を愛した芸術家の物語”
http://www.nhk.or.jp/bs/temporary/cat.html
藤田嗣治は竹中直人が演じていて、ソックリさんでした。あのなめらかな白い
キャンバスの秘密も明かされて、とてもおもしろかった。
今晩は最終話、夏目漱石です。鶴見辰吾が演じます。夜8時からです。
見逃した方は再放送を待つか、月額900円くらい払ってオンデマンド配信を見るか、
ですね。http://www.nhk.or.jp/nhk-ondemand/
猫好きの友人に不評だった猫の絵。水彩。 ポストカードにして売ってます。 |
店の隅に段ボール箱が置いてあり 、その中に
まるまってることもあれば、お客の座っている
椅子の間を縫って歩いてあっちこっちで可愛が
ってもらったり、空いてる椅子に上がって寝て
たり…。お客がテーブルに広げて読んでる新聞
の上に座っていたこともありました。
冬は、毛が焼けるんじゃないかと心配になるく
らいヒーターにくっついて、じーっと目をつむ
って座ってましたね。
ある日、妹とその喫茶店に入りました。話の成
り行きは忘れたけど、話してるうちに口論にな
りました。気まずい雰囲気になってお互いムッ
としていたとき、一匹の猫が妹のひざに飛び乗
りました。2~3分もそこにいたでしょうか。
妹のひざから、今度は私のひざの上に移ってき
たのです。これが、自宅での出来事ならば、そ
れこそ”おまえなしでは生きていけない”状態になったことだと思います。猫は、ひとの悲しい気持ちに敏感なのですね。