04 10月, 2014

シャインマスカット

なんじゃこりゃ〜!!この味は〜!!(いい意味です)
初めての味。友人が差し入れてくれた社員マスカット(なぜかこの文字変換になる)、じゃなくてシャインマスカット。
プリプリっとした上品なフルーツゼリーが、わりとしっかりとムチっとした皮に包まれてるかのような、皮ごと食べられるマスカット。

遠い中東で自爆テロをする青年たちは、”聖戦(どこが聖戦なんだ!?)の果てに天国に召され、そこには72人の処女が待っている”と、教え込まれて、命を捧げるのだという。
それはコーランに書いてあるらしいのだが、コーランは抽象的な表現も多く、長い歴史の中での様々な人や地域によって、違った解釈がなされている(だからいろんな派がある)ようで、72人の処女なんてのは、神様がそんなこと言うわけないわけで、でも支配者にとっては兵隊を操るための都合のよい教えになっているのだろう。
で、近年、それが処女ではなく”白いぶどう”が正しい解釈だ、という学説も出てきているのだが、前置きは長くなったが、それが”ぶどう”であるならば、シャインマスカットこそ、色は違うけど”白いぶどう”に匹敵するのではないかと、私はシャインマスカットを口に含みながら、自爆テロをする青年たちを思い浮かべたのであります。

食べ物が乏しい砂漠で、「お国のために死んだら天国でシャインマスカットを好きなだけ食べられるぞ」という教えを信じ込んたら、私だって命捧げるかも?しれない…。
でも、それが72粒だったら、少なすぎて死ねない…。