05 1月, 2013

ノロか?

母が体調を壊して、嘔吐と下痢を繰り返した。特に嘔吐は夜中中続いて、かわいそうだった。付き添った私も睡眠不足。

今流行しているノロかと思って、翌朝、病院へ連れて行ったが、医師いわく、最近病院でも検査できるキットがあるにはあるが、ノロかどうかを診断するには大量の便(医師はどんぶりくらいの大きさを両手のひらで示しながら…)が必要だとかで私は一瞬気が遠くなりそうだったが、医師は便を持ってくるようには言わなかった。ノロの遺伝子も次々と姿を変えているようで、判断が難しいようだ。
「もし、ノロだと診断できたとしても、薬などはないんですよ。普通は2~3日で治癒するんですが、ご本人の体力や免疫力の強さ次第ということになります。脱水症状にならないように点滴を打って、様子を見ることくらいしかできません。」という医師の説明。
結局、2日続けて病院で点滴を打ってもらい、一日絶食させたら、今日はおかゆを食べるまでに回復した。血液検査では白血球が正常値の範囲内だったので、病院では一応通常の胃腸炎だろうという診断だった。

病院で診察を待つ間、母を寝台に寝かせてもらい、母が嘔吐したときのために、と看護士さんが洗面器を用意してくれたのだが、レジ袋に洗面器を入れてあったのが、私としては目からウロコだった。前夜、嘔吐を繰り替えす母に一人で付き添っていて、洗面器を取り替えるタイミングが難しかったからだ。洗面器の中に新聞紙を敷いていたために逆にスピーディーに処理できず、どうしたものかと思っていた。
レジ袋に入れておけば、トイレに吐寫物を流した後レジ袋を取りはずして捨てて、新しいレジ袋に入れれば、洗面器を洗ったりする手間が省ける。その洗面器が二つあれば、介護者がトイレに行っている間も心配ない。

またノロだとしたら、家中母が触ったもの、ベッド、トイレ、衣服、また母を介護した私の触ったものものなども消毒をしないといけなかったみたいで、それも気が遠くなりそうだった。
看護士さんいわく、「もしノロなら、ハイターを薄めてスプレーしてください。」ということだった。