今流行しているノロかと思って、翌朝、病院へ連れて行ったが、医師いわく、最近病院でも検査できるキットがあるにはあるが、ノロかどうかを診断するには大量の便(医師はどんぶりくらいの大きさを両手のひらで示しながら…)が必要だとかで私は一瞬気が遠くなりそうだったが、医師は便を持ってくるようには言わなかった。ノロの遺伝子も次々と姿を変えているようで、判断が難しいようだ。
「もし、ノロだと診断できたとしても、薬などはないんですよ。普通は2~3日で治癒するんですが、ご本人の体力や免疫力の強さ次第ということになります。脱水症状にならないように点滴を打って、様子を見ることくらいしかできません。」という医師の説明。
結局、2日続けて病院で点滴を打ってもらい、一日絶食させたら、今日はおかゆを食べるまでに回復した。血液検査では白血球が正常値の範囲内だったので、病院では一応通常の胃腸炎だろうという診断だった。またノロだとしたら、家中母が触ったもの、ベッド、トイレ、衣服、また母を介護した私の触ったものものなども消毒をしないといけなかったみたいで、それも気が遠くなりそうだった。
看護士さんいわく、「もしノロなら、ハイターを薄めてスプレーしてください。」ということだった。