10 10月, 2012

ディスプレイ

アクセサリーを売るうえで、アクセサリー自体のクオリティが大切なのは勿論なのだが、ディスプレイも同じくらい大切なんだということがわかってきた。
キレイなのものは、やはりキレイに売らなければいけないのだと…。

リング専用ケースはガラスが割れたのをもらい、
自分でガラスを切ってはめた。100円ショップで
買ったコルクボードやケースには光沢と地模様の
ある布を貼ったり、白い色を塗ったり。ブレスレットを
はめるミニクッションも手縫いした。
時々、売り場の場所を間借りさせてもらう洋服屋さん・人(ジン)のオーナーに、最初はディスプレイの手直しをしてもらっていたけど、今日オーナーが私の売り場のディスプレイを見て、「進化してきたね」と言ってくれた。
オーナーいわく「アクセサリーのディスプレイで重要なのは、立体感(特に高低差)と光(照明)」だそうだ。「人はキラキラしたものに魅かれる」というのは、人がもともと持ってる本能のようだ。

今、私がお客様の様子を見て気をつけているのは、お客様の目がどのように動くか、ということだ。目がいちばん行くところに、目玉商品やお買い得品を置けるようにしたいからだ。
次の販売(12月)は、もっと高低差を出そうと思う。人が遠くから歩いて来る時、目の高さのものから目に入ってくるからだ。たまに、15mくらい向こうから、アクセサリーに向かって一直線に近づいてこられる方がいて、なんだか嬉しかったりする。

ディスプレイ用品は意外とお安くないので、経済的な体力がない私はほとんど手づくりしている。お金があったら石を買いたい方なので、ディスプレイ用品を買う余裕はない。また、車を持たず、電車やバスに乗って手で持ち込むので、コンパクトに荷造りできてなるべく軽くなければならない。次の販売に向けて、また創意工夫の工作の時間が待っている。