22 8月, 2013

ぶち切れて、温泉

母の態度にぶち切れし、激怒した。
認知症は重いのは当然大変だが、軽い認知症というのも、家族にとっては意外と扱いが難しい。
認知症だから、そういう態度をとるのか、もともとのひねくれた性格だから、(つまり正気で)そういう態度なのかが判断しがたいのだ。ただでさえ、常に怒りをかかえたような無愛想さでテレビの前に座ったまま動こうとしない母。家の中にブラックホールがあるみたいで、そこだけ重力がすごくて気が重いのだ。
それに加えて、今日の母のある態度に、私はとにかくぶち切れた。
外に聞こえるくらいに怒声を発した私を父はいさめたが、「車貸して。温泉行ってくる。」という私に、温泉の回数券を渡してくれた。
夕食をそろそろ準備する時間だったが、「俺たちはご飯に納豆とか昆布があればよかけん、お前は何か買って食べろ。」と父は言い、食事の準備から解放してくれた。

のんびりしたいときや、とりあえず何かから精神的に避難したいとき、ひとりで出掛けて落ち着く場所が実家周辺にはなかなかないが、車で30分くらいの温泉(http://www.7noyu.jp/)が私の逃げ場になりつつある。
温泉に入って、温泉の食堂で夕食をとって、少しは怒りも収まった。

来た時はまだ明るかったが、帰るときは8時近くて、今回の帰省での初めての夜間運転。マヌケなことに、ライトのつけ方を忘れていた。私も認知症?
温泉の駐車場で、ワイパー動かしたり、洗浄液出したり、ウィンカー出したり、ハンドル周りをいろいろさわりまくって、やっと5分後にライトのつけ方を思い出した。ヤバイですねー。