13 12月, 2012

なぜか、ジャズダンス

府中でのアクセサリー販売の時のお客様Kさんは、一流企業にお勤めでありながら、アジアンテイストのユニークなお洋服で通勤されているオシャレな働くお母さん。10月の販売でお会いした時に「府中のジャズダンス教室に行ってるんですけど、オーバリーも一緒にやりません?」とお誘いを受けた。

いろいろ習ってみたいものはあれど、その中に「ジャズダンス」という項目はない。例えばフィギュアスケートがありえないのと同じくらいジャズダンスもない。ダンスなんて高校の体育の授業で創作ダンス(嫌々)やらされて以来だろう、な感じ。なので、最初「そーですねー。」と受け流してごまかしていたのだが、今月の販売の時も「ねえ〜、一緒に行きましょうよ〜。肩こり治りますよ。」とまたお誘いを受けた。
私のこの皮下脂肪付き過ぎな、ダンスというものから一番遠い場所に生きてるようなカラダを見て、なぜ誘おうという気になられるのか、それが不思議でたまらないのだが、顔を見るたびに、やんわりとした「ジャズダンス行きましょうよ」攻めが始まる。

今回、山珊瑚の個性的なリングをお買い上げいただいたのだが、それのお直しが発生したので、会う日取りを決めるときも「会いがてら、体験レッスン受けてみません?」と、すかさずお誘いが来た。
今回、Kさんとのやり取りは憶えたてのスマートフォンでの”LINE”ってやつで。
Kさんはホノボノ系のスタンプ(イラスト)で、カワイク攻めていらっしゃる。私はそれに対して、ギャグ漫画風のスタンプで逃げ腰姿勢を表現。

私「え〜?私が踊るんですか〜?」
Kさん「踊るのはちょっとで、ほぼ体操ですよ!ストレッチしに行くようなもんです。」
私「壁一面が鏡張りなんでしょ〜?自分のドタドタする姿見たくないですよ〜」
Kさん「前の方に先生や上手な方がいるから、私は後ろの方にいて、鏡に写るのは見えないですよー。それに先生の方を見てるから、自分は見えないですってばー。」

しかし、Lineでやりとりしてるうちに、「断るのも、一回くらい体験してからじゃないとな〜。」という気分になってきた。

illustrated by obarie
で、今日行ってきた。体験レッスン。
レッスンの三分の二を占めるストレッチは結構きつかった。首は後ろに反らないし、足は90度以上広がらないし…。ダンスに至っては、ついて行けたのは最初の出だし10秒くらいで、あとは振り付けチンプンカンプンでユラユラ揺れていただけ…。足の開き具合から察するに、Kさんと私以外は皆さんダンスの経験者でプロかセミプロって感じ。しかもあの場では私が最年長な感じで、なんか異次元の世界に投げ込まれたかのようだった。ダンスしてる自分が、恥ずかしさを通り越して、自分でも可笑しくて笑ってしまいたくなるほどだ。

で、とりあえず、入会した。体験レッスン受けた今日だけが入会費1000円で、それ以降は5000円だってゆーし…。(ウマイよね〜、入らせ方…。まんまと入ったぜ。)
通いはじめるのは1月下旬からだが、2ヶ月(約9週)の間に5回分チケット(5000円。1回あたり1000円)を消化すればいいそうなので、最低でも隔週通えばいい感じ。一人だと行く気がしないけど、Kさんが一緒なら心強い。

10月に習い始めた気功教室は平日午前中ってこともあり、仕事などとぶつかって、結局6回チケットのうち2回しか消化できなかったので、続けるのはキツイかな〜、と思っていたところだった。ジャズダンスは夜8時半からなので、時間調整もしやすいし、料金も気功教室より安い。Kさんとしばらく、異次元体験してみようかな〜。少なくとも、チケット1セット分は。