12 12月, 2012

ヘナ

今日はイラストを描くための取材に、ナイアード本社に行ってきました。
ナイアードは、オリーブ石鹸や蜜蝋クリーム、染髪のための自然派染料ヘナなどを販売している会社です。

女性社員さんをモデルに、ヘナで髪を染めるデモンストレーションをやっていただきました。それをイラストに起こすわけです。
写真も撮ったのでスケッチは必要ではないですが、実際に目の前のものをスケッチする方が、頭の中にイラストがインプットされて、本番を描く時にラクです。

化学染料での毛染めは、手が荒れることからみてもカラダに負担のかかるものです。そのため、天然植物100%のヘナでの毛染めを試みる人が最近増えているようですが、私の周りにはうまく染まらず挫折した友人が何人もいます。


そのことをナイアードの方にお話したら、うまく染まるコツを教えてくださいました。
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ヘナの粉を溶く湯の温度は45度くらいで、混ぜたら冷めないうちに髪に塗り、生え際のところに3センチ幅ほどのティッシュを貼付ける。(染まりにくい生え際に定着させやすくするため。)

髪全体になじませたら頭全体を(ティッシュごと)ラップ、または、乾いたタオルで包んで、2〜3分ドライヤーをかける
※ラップかタオルかは、染める色によって違うそうです。
オレンジ系はラップ、黒っぽい木藍(モクラン)はタオルで、というように…。

ドライヤーのあと、さらにアルミキャップ(アルミ素材のシャワーキャプ)をかぶるか、いらなくなった毛糸の帽子をかぶって1時間おくこと。アルミキャップも毛糸の帽子も保温性を高めるため。
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とにかく保温して頭(髪)を冷やさないようにするのがコツだそうです。
(関連記事)http://www.naiad.co.jp/blog/?p=277
打合せに同席された4人の社員さんは全員ヘナで毛染めしているとのことでしたが、染めてる感じがしない自然な髪色をされていました。

それから、髪の生え際の近くの額が染まらないようにするには、生え際から額にかけてクリームかオイルを塗るといいようです。
ヘナには頭皮を収れんする(引き締める)働きもあるので、白髪がなくても抜け毛に悩む方や、髪のコシが欲しい方は、ヘナでトリートメントするといいでしょう。トリートメントの場合は10分くらいでいいようです。
http://www.naiad.co.jp/naiad_henna/index.html

私はまだ毛染めしたことありませんが、その日も近そうですから、その時はヘナで毛染めするつもりです。