正直いって、今年の私の運勢は良くない。占いの話しじゃなくて、実際のハナシ…。
結構、疲れている。そんな時に、引っ越し先も探さなくてはならない状況になったので、苦手な不動産屋をあたり始めた。妹が世話になったという新宿のA不動産屋は、私の探している条件のものは利益なしとみてか、内覧の待ち合わせをすっぽかしたり、連絡くれなかったり、と不誠実で、私は更に落ち込んだ。家(部屋)探しは心身ともに健康なときに限る、とつくづく感じる。三大ストレスのひとつに立ち向かうにはエネルギーが必要なのだわ〜。
平成生まれの女子高生数人が、昭和な看板の前に立って ジーっと絵を見ながら「レベル高いね」と言っていた。 10代の若者にも、この良さがわかるのね。ウレシイわ。 |
高尾駅からまたさらにバスに乗って行った終点の物件だった。
管理事務所に行って、鍵だけ借りて部屋へ行った。
部屋は今まで見た中で一番よかった。古さはあるけど、何か清々しいというか、気持ちいいというか、Kさんと畳の上に寝転がって、「なんか落ち着くね。このままずっと居たい感じ。」とゴロゴロしていた。そこは9階で、外は残暑厳しい暑さなのに、冷房なくても自然の風でしのげる感じだった。夜はきっと星を見ながら寝れそうだった。お風呂も新しくはないけど、きれいにしてあり、床のタイルがレトロで好みだった。
部屋はとてもよかったけど、諸事情から悩みに悩んで結局断った。
高尾の駅前もこじんまりして、バスに乗る前の用(買物とかちょっとした食事とか)を足しやすい感じ。高尾名店街というレトロな匂いのするビルが目にとまったので、入ってみた。1階から2階に上がったすぐの壁に、懐かしい手描きの映画の看板があった。
あ〜、いいね〜。
今回は物件見送るけれど、ほんのちょっとしたことで、高尾が好きになりました。
ちなみに1階の八百屋さん、安いです。帰り道、遠いのに、思わずいろいろ買っちまいました。