18 2月, 2014

どーだーっ!!

ソチオリンピックが熱い。ジャンプの葛西選手、感動した!
ソチで選手たちががんばってるなら、オーバリーも九州の畑でがんばるぞ!

 なぜなら、オオバ家の畑がすごいことになっているからだ。
畑は3段になっていて、一段目はお隣さんの管理されていない竹林から竹が侵入して竹の根がはびこり、&お隣さんの樹木と竹が大きくなりすぎて、陽が当たらず、たけのこ採るくらいしか使い道がない。二段目の畑は、やはりお隣さんの笹薮から笹の根が侵入してきて、笹薮化し始め、笹の間にセイタカアワダチソウやら成長の早い桑の木(たぶん小鳥のフンから種が発芽してのだろう)が何株かあって枝を伸ばしている(写真上)。

一番下の畑だけでも自家消費分の作農には十分なので、一段目も二段目も当分使わないのであるが、見た目がよろしくない。部屋と同じで、荒れた土地のそばに居るのは心地悪いのだ。夏など、スズメバチや蛇などの温床になりそうでもあるし、きれいにしたくなった。
このまま笹薮をそのままにしていたら、畑に近寄るのさえイヤになるだろう。幸か不幸か、母と冷戦状態で同じ屋根の下になるべく居たくない、ということもあり、雨の日を除いてとにかく5日間、車で20分の畑に通い、連日3~4時間ずつ作業したら、写真下のようになりましたぞ。
葛西選手が銀メダル持って「どーだーっ!!」って言ってたけど、私も「どーだーっ!!」という気分。 畑の奥の方四分の一くらいは、まだ笹薮だが、どうにかがんばるぞー。使った道具は小型のノコギリと鍬(クワ)。笹の根は硬くて、振り下ろした鍬の刃で笹竹の茎を地中で断ち切るようにした。地中に残った笹の根の排除は、また後日考えまする。おかげさまで鍬のふるい方が我ながら様になってきたじょ。鍬を振り上げる瞬間が快感です。鍬の刃もだいぶ欠けたけど…。

竹の駆逐についてネットでいろいろ調べていたら、日本全国で放置竹林の被害で困っているところがたくさんあるようだった。ほんと、いい迷惑です。安易に竹を植えたいなど、ゆめゆめ思わぬように…。

01 2月, 2014

手作り什器

お店の商品陳列に使う道具を什器(じゅうき)と言います。
アクセサリー出店するようになって、この言葉を知りました。
そして什器は私のような零細(?)作家にとっては、けっこうお高いものだったりします。
なので、手作りします。そんな時、100円ショップは大きな味方です。

ネックレスを飾るものをボディといいますが、立体的なのは難しいし時間もかかるので、今回平面的なのを自分で作りました。
100円ショップで買ったアクリル板をボディ的な形に切って、布を両面テープで貼っただけです。電車やバスで荷物を運ぶ私には、”軽くて仕舞いやすい”のは必須条件です。

鏡も100円ショップで買った、見るからに安っぽい白いプラスチックフレームの鏡に昔タイで買った布のテープを両面テープで貼りました。タイで買ったのに東欧っぽくなっちゃいましたが、アクセントにいいかな、と思ってます。
他にも、もらったコルクボードに、シックな黒い布を貼って四隅に飾りの金具をつけてアンティークの額っぽくしたり、100円の木の箱を白く塗って中に布を貼ったりしています。
今までいろいろ作り、失敗してはまた作り、で、「今まで使った材料費を考えたら、最初からある程度高くても既製の什器買っといた方が、よかったじゃん」と思わないでもないですが、そこはクリエーターの端くれとして、意地で頑張ってみました。

初めて買った什器らしいものとして、アンティークっぽい木の箱は去年3000円で買って重宝してますが、中は上げ底にして布を貼りました。行商の身としては少々重いのが難点です。次回作りたいのは、ピアススタンド。今は出店先でいただいた鉄製のを使っていて、便利なんですが重いです〜。
軽くするために木工でやりたいのですが、きちっとやらないとキレイにならないだろうから、難しいかな〜。でも考えるのは楽しいです。

そんな手作り感満載のディスプレイで今月も7日まで府中アートマンで出店してます。
遊びに来てください。

25 1月, 2014

月船deワークショップ vol.20

本日の生徒さんは、去年に続いて2回目の方です。
遠方の病院に入院されたご主人の介護のために、現地に安いアパートを借りて毎月飛行機で通っていらっしゃるそうで、私も昨年秋から毎月実家に帰っているので、話しがそっちの方についついいってしまいました。そして、お互いジェットスターを使っているというところで話しがはずみました。

前回は時間の都合で1個しか作れなかったので、今日は2個以上作りたいというご希望。それなら介護に行った先でも続きができるように途中でも数やりましょう、ということに。2個は完成、もう2個は途中まで。

天使のようなパワーを感じるこれらの石を身につけて、介護生活がんばってくださいね!


16 1月, 2014

映画「空気人形」

〜今週の名画座・キネマ大羽〜

「私は空気人形。心を持ってしまいました。」という、劇中ちょくちょく入る空気人形のつぶやきが心地いい映画「空気人形」。
男が購入した等身大の空気人形が、ある日心を持ってしまう。心を持った”彼女”は、アパートを抜け出し、町を冒険して、バイトもする。歩くことを憶えたばかりの子どものような純真さで、目にするもの全てに好奇心を寄せていく彼女。
でも、心を持つということは、感じること。
キレイだと感じれば、醜いと感じる時もある。嬉しいと感じれば、悲しいとも感じることも。「心」はいいことだけ感じることはできなかった。

ほのぼのとしたファンタジーの世界なのかと思ったら、そこにはやるせないほどの切なさが満ちていた。
ビニール素材の愛らしい彼女は、中身が空気だけの自分を「私は空っぽ」だと思っている。知り合った老人が「最近の人間は空っぽなやつばかりだ。私も空っぽだよ。」と言うのを聞いて、自分と同じ空気人形がけっこう居るのだと勘違いしてしまうのだが、それが映画の終わりの悲しい出来事の伏線になっていくのだ。

登場人物たちがとてもいい味わいを出している。空気人形は韓国女優のペ・ドゥナ、空気人形と暮らす男は板尾創路、空気人形が想いを寄せる男はARATAが演じている。空気人形を作る職人がオダギリジョーで、これはちょっとカッコ良すぎて少々違和感あったけど、彼らの演技でファンタジーの世界が、まるで自然に存在するかのように感じられる。
オダギリジョーに違和感があったのは、彼だけが寂しそうじゃなかったからかもしれないが、この映画の登場人物たちは、皆どこか寂しや生きづらさを抱えて生きている。

悲しい時、寂しい時、それを感じる「心」というものがいっそなければいいのに、と思うけれど、心があるからこの世は美しいのだと、映画を見ながら思いました。
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追伸:辛くても、悲しくても、感じることをやめてはいけません。
痛みを感じることから逃げてしまったら、ボケますよ(マジです)。

予告編はこちら
http://www.youtube.com/watch?v=W6guDSG-tzg

12 1月, 2014

ぶらぶらと林芙美子記念館へ

昨夜遅く、帰京した。帰京したというより、帰還いたしました!、という気分。
実家にいた一ヶ月近く、いろいろあったが、鬱々とした気分のままブログを書く気分になれず、パソコンも仕事で使う以外は閉じていた。

今日はどこでもいいから東京の空気を感じてブラブラと歩きたいと思い、街歩きの好きなKちゃんに声かけたら、林芙美子記念館に行ってみたい、とのご提案。
そこで、今回の街歩きは東中野(JR総武線)〜中井(西武新宿線)〜林芙美子記念館〜川に沿って新宿区落合界隈〜終点・高田馬場とあいなった。
何年ぶりかに降り立った東中野駅はキレイになっていた。キレイになるのはいいけれど、駅ごとにもっと個性的にならないものかな〜。
大通りを避けて、住宅の込み合った裏手の道を林芙美子記念館に向かって歩く。途中銭湯があったので入浴料を見ると450円。私が銭湯に通っていた頃の2倍だわ〜。

室内には上がれないが、外からほとんどの
部屋を見ることができる。年に2回は抽選で
各回20名ずつが室内に入れるとのこと。
中井駅まで来ると、記念館はすぐそこ。記念館は林芙美子が生前住んでいた自宅がそのまま保存されている。
林芙美子に関しては一切関心もなかったし、森光子が舞台「放浪記」の記録的ロングランを打ち立てたと聞いたときも見たいとも何とも思わなかったのだが、この家を見て、林芙美子への興味が沸いた。なんともステキな日本家屋なのだ。
少女の頃まで行商する両親と共に日本各地を渡り歩いた林芙美子の「家」への憧れ(執着?)の集大成といったところだろう。建築家にアドバイスをあおぎながら芙美子自ら設計し、大工も一級の腕を持つ職人を選んだ、と言うだけあって、至る所にさりげなく素晴らしいしつらえがなされている。京都でたくさんの寺院などを見て建物の研究もしたという。




また林芙美子があのノーベル賞作家の川端康成との親交があったというのが意外だったのだが、川端康成からの手紙の文面には文豪の匂いは一切なく、普通の男性のなんの変哲もない日常の報告みたいな文面が逆に新鮮だった。
川端康成は林芙美子の葬儀の際の葬儀委員長も務めていて、林芙美子の生前の人となりのネガティブな面を連想させる意味深な弔辞も述べている。普通、葬式でそんな弔辞は言わんじゃろう的なこと(私は、川端康成の芙美子への情を感じるのだが)を川端康成に言わせた林芙美子に増々興味津々。
「放浪記」を読まねばなりませんな。

記念館は、梅やバラなど庭の植物も種類が豊富なので、四季折々の庭を楽しみに訪ねたい。ボランティアのガイドさんが常駐されてるので、一度はガイドさんのお話を聞くといい。入館料150円も嬉しい安さ。

さて、1時間半も記念館に居たらお腹がすいた。なんか美味しいとこないかしら〜、と商店街をふらふらさまよっていたら、中井駅の踏切脇にあったタイ料理の看板に目が行く。
久しぶりのタイ料理ランチに心弾んで建物の狭い階段を登ると、ありました。まるで現地タイの食堂のようなこじんまりとしたお店が。お店の名前は「サワディー」。ランチセット760円は美味しゅうございました。近くにあったら毎週行きたいくらいだ。

さて、おなかも満足して、食後の運動も兼ねて、川に沿って高田馬場までぶらぶら歩き、Kちゃんおすすめの喫茶店で長いお茶して本日のブラブラ歩きは終了。その喫茶店、利用者の平均年齢が高めで落ち着く空間。通りに面したカウンター席に妙齢の男性のみ(それぞれお一人様)がずらりと並んで読書されており、その他のテーブル席は見事にほぼ女性陣、というふうに棲み分け(?)ができているのが面白かった。

また余談だが、高田馬場ではもしかして名物(迷物?)おじさんなのではないかと思われる初老の男性が、この寒いのにTシャツ1枚でハモニカ(たぶん)吹きながら自転車で走ってきて、西友の前の歩道でおもむろにエクソサイズ始めたのには少々びっくり。ま、でも他人に迷惑かけるわけじゃなし、元気なのはいいことです。うちの父とお友達になって欲しいくらいだわ〜。

名画座・早稲田松竹で、好みの映画やってたら見て帰ろうかなー、と思っていたけど、今回はパス。今日は、新たにお気に入りのブラブラコースを開拓できて嬉しい。
ぶらぶら歩いて、他愛もないおしゃべりをして、体の中のどんよりした空気が少し入れ替わったようです。

03 1月, 2014

カニ飯

味付けしたカニの甲羅をはがして、肺を
除去しているところ。肺に寄生虫がいることが

あるらしいが、加熱で死ぬので心配なし。
川に棲むカニのことをうちの実家のほうでは「つがに」と呼んでいる。本式名称は「モズクガニ」と言うらしい。
私が幼い頃から、今は亡き祖父の家で人が集まるような盆暮れ時には、そのつがにをご飯に炊き込んだ”カニめし”が供されていた。

カニ飯を作るのは叔母の役目で、その時だけは土間のかまどに火を焚いて、釜で炊いていた。祖父の家の目の前が川だが、川の中の岩の下などにカニはいたようで、父が割り箸にスルメを糸で縛り付け、それを岩の下に突っ込み、カニがそれをハサミで掴んだ瞬間に引いて獲っていたのを憶えている。父は全身水に浸かって獲っていたから、夏休みだったと思う。川で獲れない時は、近くのお店で買っていたみたいだ。

叔母が50で唐津を離れてからというもの、カニ飯は外食でしか食べられないメニューになった。でも、どこで食べても叔母の作ったカニ飯にまさるものはなかったように思う。
年末30日、妹と温泉に行った帰りに地元の農産物を売ってるところに寄ったら、そのカニが8匹1300円で売られていた。安いでないかい♪

よし今年の正月はカニ飯に挑戦だ。叔母にできるなら私にもできる。お店の人に作り方を聞いたが、念のため、叔母にも電話して作り方を聞いた。
お店の人と叔母とではちょっと手順が違っていたが、どうやってカニを殺すのかという、殺し方の違いであった。
お店の人が教えてくれたのは、鍋に水と生きたカニを入れて”茹で殺し”する方法で、叔母のは生きてるカニの心臓当たりに包丁を突き立てて”刺し殺す”方法であった。叔母は「あたしゃ、カニ殺しのおけい(恵子なので)って言われとったとよ。」と笑いながら言っていた。
当然、私は”茹で殺し”を選んだ。

<美味しいカニ飯の作り方>
1.カニがひたひたに浸かるくらいの水を入れ、茹でる。このとき、カニが脱走しないよう鍋のふたを押さえておくこと。鍋の中で、熱くて暴れ回るカニたちの音が聞こえなくなったらすぐ鍋を火から下ろす。
2.茹でた湯は捨てて、カニを鍋から出して、たわしで洗う。
3.鍋に新たにひたひたの水、酒、醤油、塩を適宜入れて、カニを入れる。沸騰してから20分くらい弱火で煮付ける。
4.カニの甲羅をはずす。はずしたら、肺をとる。本体を左右にまっぷたつに出刃包丁で切断する。甲羅はそのままに。(甲羅にも蟹味噌がついている。)
5.洗った米に、煮汁を米を炊く水分量入れる。このとき砂糖をちょっとだけ入れるのが美味しさのヒミツだと叔母は言った。
米の上にカニを乗せて、炊飯器のスイッチを入れる。

出来上がったカニ飯は大変、美味しゅうございました。体調が悪くて食欲がないと言っていた父も「カニ飯はまだあるか」と言ったくらいだ。
川のカニは、海のカニよりも味が濃く、蟹味噌も濃厚だ。川のカニを食べつけていたので、海のカニにはあまりそそられたことがない。モズクガニは日本全国に分布しているようなので、カニを売ってるのを見たら、一度お試しください。
値段は時期やカニの大きさによっても違うようだ。叔母が数年前に買ったときは10匹ほどで8000円くらいだったと言っていた。

15 12月, 2013

ジェットスター

今日の始発便で九州へ帰って来た。
母が要介護になってから帰省の頻度が増えたが,そんな私にとってジェットスターは東京−福岡間の移動の心強い味方である。
日によって料金の変動はあるが、一番安い時で6〜7000円くらいで帰れる。ジェットスターを使うまではスカイマークで10000〜13000円台の便を利用していたが、ジェットスターを利用すれば毎月帰ってもいいかな、と思える。
東京といっても成田空港まで行かねばならないが、今は東京駅–成田空港間は京成バス900円(約1時間)で行ける。

ただ、購入時期によっては安い便が6時台の早朝便しかない時もあり、その場合うちから5時半までに成田空港に行く手段がないため、私は前夜に成田空港で夜明かしする。同じような境遇(?)の人が数人いるので、一人で寂しかったりこわかったり、ということはない。
待ち合い所などの椅子を2〜3席分占領すれば横になれる。それに、警察官がすぐそばに一晩中立っていてくれる(私たちを守ってるのではなく、私たちが不穏な動きをしないように見張っていると思われる。)ので安心。
夕べは上野発の最終電車で成田空港まで来て、中央口付近の椅子に横になって寝た。1時間置きくらいに目が覚めるので熟睡はできないが体は休まる。

福岡空港に着いたら、まず空港内のうどん屋さんに入って、ゴボウ天うどんワカメトッピングを食べる。今日はついたてで仕切られた向かい合わせのカウンター席の斜め前にパパイヤ鈴木が座った。あの頭ですぐわかる。だからって何があるわけでもないが、以前ライブを見に行ってとても楽しかったので、それを思い出した。

うどんの後は、同じく空港内のベーカリーカフェでお茶する。一刻も早く帰る必要もないので、できるだけそこで仕事したり、のんびりしたりする。
最近は父も体調崩しているので、ちょっと憂鬱。ま、仕方ない。どうにかするさ。
明日は早速、父を睡眠外来(精神科の中の1セクション)へ連れて行く。

12 12月, 2013

月船deワークショップ vol.19


久しぶりのワイヤーワークのワークショップです。教会音楽が流れている(リクエストしたので)月船店内の奥のテーブルで、水晶と向き合っていると、教会聖堂にいるような錯覚をおぼえます。            看護士さんをされているというKさんが本日の生徒さん。UFOを目撃されたというお話しなど、雑談を交えながら、なごやかなワークショップでした。            ワイヤーをさわるのも初めて、ということでしたが、ステキな水晶のペンダントができました。

11 12月, 2013

開高健「珠玉」

「アクセサリー作ってるんだったら、コレいいわよ。」と、人に勧められて読んだのが、開高健の短編集「珠玉」。
私はあまり読書をしてないので文学には疎いし、開高健という名前を聞いた時、”釣り人”のイメージしかなかったので、こういう小説を書いていたとは知らなかった。

短編集といっても、「珠玉」に収められた3つの物語は「私」(正確に言うと、「私」という文字はひとつもないが)という物書きを生業(なりわい)とする主人公でつながっていて、それぞれ「アクアマリン」「ガーネット」「ムーンストーン」という宝石をモチーフにしている。
行方不明になった息子を何年も探し続ける父親が「私」を古いアパートの一室に招き入れ、ちゃぶ台の上に広げたアクアマリンの海のような輝き。
なかなか作品の筆が進まぬ「私」に、中華料理店の主人が貸してくれたガーネットの血のようなような深い緋色。
とある店でひと目惚れして買ったムーンストーンが、「私」に思い起こさせる白い宮殿。
開高健が紡ぎ出す言葉で描かれた石たちは、宝飾店のどんなに高価な宝石よりも美しいものとして脳裏に浮かぶ。

そして、それらの石たちは様々な登場人物達をより印象的にいろどっていく。
石の描写がすばらしく文学的(あたりまえか…)で、よくぞここまで表現できるものだなー、と感じ入る。

ムーンストーンが登場する3つ目の物語は、先のふたつの物語とは多少毛色が違う。
物語の突然のエロチックな展開に少々とまどった。もしも電車の中で読んでいたら、ちょっとドキドキしたかもしれない。
「珠玉」が開高健の絶筆だったことは読み終わってから知ったのだが、そう言われてみれば、ところどころに何だか胸を締め付けられるような感情が見え隠れする部分もあり、特に最後の物語は絶筆中の絶筆と思われるような終わり方をしていて合点がいった。

厳しい闘病生活の中で「珠玉」を書き、58歳で逝ってしまった開高健が「珠玉」の中で最期に発したコトバは、世の男性にとっては深い感慨をもって発せられるコトバかもしれない。それが、何と言うコトバかは、是非読んでいただきたく候。

25 11月, 2013

アートマン

思い切りピンぼけ。でも、あかい色と黄色がきれいだ。
昨日、国立の大学通りを自転車で走っていて、街路樹が紅葉しているのに気がついた。
あ〜、もう晩秋か〜。用を足しに出かけただけなので、ゆっくり見れなかったが、自転車で走り抜けながら、樹木のエネルギーを吸った(つもり)。
今日から30日まで聖蹟桜ヶ丘アートマン、12月1日から7日まで府中アートマンに出店します。
今回、シックな色合いのが多いかも。
この紅葉のように、赤いものを明日作ってみようかな。

20 11月, 2013

'70年代前半の映画・懐かしくも新しい

たまに、神楽坂のふもとあたりにある名画座「飯田橋ギンレイホール」に行く。
この写真は去年だったか、今年だったかそこのロビーで撮ったもの。1975年にギンレイホールでの上映作品(70年代前半の作品)のポスターの写真を展示してあった。見たことあるのもあれば、存在さえ知らなかったものもある。
左上から…
不良少女 魔子 復刻版DVDのジャケットの写真の男性が藤竜也?えェ〜?
ペーパーチェイス 解説によると、青春映画の傑作だそうなハーバード大学に学ぶ学生たちの光と影。
ボウイ&キーチ クチコミ読んだら見たくなった。明日、借りに行こーっと。
襟裳岬 わ、若い…森進一。本人役だってさ。内容は知らないけど、ひやかし半分で友人達と見てみたい。
青春の門 「信介しゃん…」と大竹しのぶが囁く声が懐かしい。サユリストも必見。これぞ、昭和な一本。
パピヨン 実話を元にした名作。大好きな一作。S・マックイーン&D・ホフマン。元祖プリズンブレイク?
野良猫ロック 和田アキ子主演。コワいもの見たさで、見てみたいもろ昭和な予告編おもろいです。
ショック療法 中年にさしかかっても、お美しいアランドロン。医療サスペンスもの。
狼は天使の匂い これもクチコミ読んでたら見たくなった。フランス映画のサスペンス。
新・個人教授 この年代、他にも課外授業だの個人授業だの、”続”とか”新”とかつけていろいろあったね
雨のアムステルダム ショーケンと岸恵子。サスペンスもの。ショーケン、一昨年結婚したんだってね。
ドラゴン危機一髪 私は見たことないけど、言わずと知れた「ドラゴン」シリーズ第一作目。
ダーティーメリー、クレイジーラリー どないなカップルやねん? 意外にもアマゾンの評価良し。
華麗なるギャツビー ロバート・レッドフォードが一番美しかったころ。ディカプリオファンには申し訳             ないが、リメイク版ディカプリオよりいい。
パリのめぐり逢い 男と女って、ホントにね…。
ルシアンの青春 ナチとレジスタンスの戦いに巻き込まれる青年の物語。
経験  青春もの。3人の少年(青年?)が初体験を求めて旅に出る。
燃えつきた納屋 アランドロンが犯罪捜査の検事役。地味ながら、名女優シモーヌ・シニョレとの駆け引           きがなかなかイイ作品。アランドロンの渋さがイイ感じ。
続・激突!カージャック クチコミは評良し。スピルバーグ監督。
テオレマ クチコミ読んだら見たくなった。パゾリーニ、テレンス・スタンプときたらフツーじゃなかろう
男と女の詩 DVDになってないが、クチコミはよい。リノ・ヴァンチュラ渋いよねー。
悲しみの青春 ドミニク・サンダ、当時近寄りがたい美しさだったが、現在65歳。かなり近寄れる。
         物語は、戦前のイタリアでファシズムに飲み込まれていくユダヤ人の哀しみを描いている。
日曜日は別れの時  DVDになってない模様。三角関係の物語のようでござる。
金メダル大作戦 思い切りB級な邦題やね。解説読んでも、そそられず。

19 11月, 2013

主治医をかえる〜その1〜

正月に母がノロかと思われるほど体調を悪くしたとき、かかりつけのY病院に行ったのだが、そのときの医師の態度に不信感を憶えて、主治医をかえた。

時々母に付き添ってY病院に行っていた時、以前からあまりいい印象がなかった。そこで、母が正月に体調を崩した時、通っているデイサービスを併設しているS病院へ行ったのだが、そこには今までの30年くらいの母の医療記録がないため、「たくさん摂ってる薬の飲み合わせのこともあるから、医療記録のあるかかりつけ医の方に行った方がいい」と、その医師に言われ、母の現状についての説明など手紙を書いてくれたので、それを持ってその足で渋々かかりつけのY病院の方へ母を連れて行った。

Y病院の医師はS病院からの手紙を読んだのであろう、母を診ないうちに診察室の奥から「下痢止めと吐き気止め飲んでもらって〜。点滴も〜。」と叫んで看護師に指示を出し、母の顔さえ見ず、母は待合室から点滴を打つためのベッドルームへ直行させられた。
ブチっと私はキレた。S病院からの手紙があるとはいえ、顔も見ないなんて、何たること?!
「お母さん、病院はS病院にかえるけんね!」と私は宣言した。

母の看病でほとんど徹夜状態だった私と交代するために妹が来たので、「センセ、お母さんの顔も見らっさんとよ」と言っていたら、医師が診察室から出てきて、待合室にある立派な水槽の熱帯魚にエサを与えているじゃあないですか。
「病人は見らんで、サカナの様子は見にくるばいね…」と、すかさず妹が言う。
「ほんなごてさ(ホントよね)!」と私。

一応、帰宅して父にいきさつを話して、主治医を替える了解をとって、S病院に電話した。
「そちらのデイサービスにお世話になっているので、今後は母の病気もそちらで診ていただくようにしたいのですが、何が必要ですか?」と聞いた。
電話に出た看護師さんは「今までのかかりつけ医に手紙を書いてもらって、医療記録をもらってきてください」という答え。
早速S病院に行って「通ってるデ一サービスの病院にかかったほうが、何かと便利なので…」と適当に理由つけて医療記録をもらって主治医をかえた、という次第。

処方されている薬は以前と基本的には変わらないが、定期的な受診の時は、ちゃんと顔を見て話しをしてくれるし、看護師さんたちは気さくに声をかけてくれるし、本来あるべき医者の姿を見てとれるので、安心している。

そして、母も安定してデーサービスに通っている、と思っていたところに、今度は父に問題発生…。
先週二ヶ月ぶりに実家に帰ったら、なんと父に抗鬱薬が処方されていた!父は父で母とは違うM病院に通っており、簡単な問診の後、鬱のようだと言われたらしいのだが、夏とは人が変わったようになっている。抗鬱薬を飲む前より病人っぽいって、どういうことよー!?やる気がなくなり、笑うこともなくなり、宙を見据えたように座っている。
今年の猛暑で熱中症に何度もなり、体調悪くて寝付きが悪い(家族から見たら、寝息たてて寝てるんですが…)、と親戚に漏らしたら、鬱じゃないかと親戚二人に言われ、受診したようだ。いくら親戚でも気軽に「あんた鬱やろ、それ」なんて無責任に言わないでくれる?
医者も医者だよ!大学で何勉強したんだか知らないけどさー、80過ぎた老人に簡単に抗鬱薬やら強い睡眠薬を処方すんじゃねーよー!!(怒り爆発)

というワケで、12月に別の病院に連れて行くのです。カウンセリングで1時間半から2時間くらいお時間ください、とのことで、すぐには予約がとれなかったのだが、だからこそ信頼できる。ポッと受診して、判断力の鈍った老人に数分で抗鬱薬やら睡眠薬やら処方する医者には気をつけた方がいい。しばらくは、落ち着かない毎日。今度は、父の病院替えです。

02 11月, 2013

天下市 in 国立

今日から3日間、国立市の大学通りのお祭り・天下市です。
JR国立駅を南口に出ると、大学通りには雑貨から食べ物まで、国立の様々なお店が出店しています。
天下市オフィシャルサイト
http://www.kuni-js.com/tenka/

私は、今年は大学通りのテントではなく、大学通りからちょっと入った住宅街の中のギャラリー「もえぎ」でアクセサリー販売してます。通常価格より1〜2割引きのお祭り価格(ピアス800円〜など)です。
もえぎ店内では、オーナーのご主人のイラストレーター田中ミノル氏の似顔絵イベントもやってます。
もえぎBloghttp://moegi.kurashi-no-art.com/

天下市に遊びにきてください。

01 11月, 2013

お口の中は野戦場〜歯磨き編〜

こんなに熱心にブラッシング法を指導される歯科医院は、未だかつてなかった!というくらい熱心なみどりの杜歯科クリニックへ今日も行ってきました。
初診から4ヶ月くらいの間は、月に1〜2度の受診で毎回ブラッシングチェックと指導があります。その間、本格的な治療は始まっておりませんでした。かぶせの金属がとれた2箇所を仮の詰め物をしてもらったくらい。
3週間前に修復不能な虫歯を抜いて親知らずを移植したのが、本格的治療の始まりでした。また、水が染みて歯ブラシが当たると痛い奥歯が別にありましたが、初診から半年たった今日、やっと処置していただきました。

鏡は横長で、口以外の顔が映らない形。
歯ブラシはごく普通の形で、これで3種の
磨きをおこなう。歯周ポケット用ブラシや
デンタルフロス等は使わないが、3週間くらい
で毛がへたってきて、磨きにくくなる。
半年間で消耗したのは8〜9本くらい。
ブラッシングを指導された通りにやると、歯茎が引き締まってきます。重症でなければ、歯周病などはブラッシングで改善するみたいです。私の奥歯の虫歯は、最初歯茎に隠れたところにありましたが、ブラッシングを始めて半年後の今は、歯茎が引き締まったせいで、虫歯部分が歯茎の上に現れています。

痛かったら言ってください、と言われ、削り始めて十数秒で「痛っ!」となったので、すぐに麻酔を打って、作業続行。最初は器械ですが、すぐに手作業になり、カギ型の削り出す道具で虫歯の部分(腐った木のようにやわらかくなっている)を削り出すのですが、「オオバさん、ハイ鏡持って」と言われ、削り出すところを見せられます。いくら麻酔してるからとは言え、あまり見たくない光景ではありますが、『こうなるんですよ!』という教育的指導というか、脳裏に刻みつけるっていうか、『ちゃんと、磨こ…』と無意識下にインプットするためでしょうね。

口の中だけに集中できる、ブラッシング専用鏡も買いました。自宅で歯ブラシをくわえている時間が長くなりました。上下の歯の表と裏を3種類の磨き方で磨くのです。歯磨き粉は使いません。歯ブラシもごくフツーの(山型カットとかじゃないフラットなやつ)を1本だけ。
しかし、そのブラッシングが簡単ではないのです。
まじめにやったら30分くらいはかかります。特に奥歯の裏側が難しい…。
以前歯科衛生士さんに微細にブラッシングをチェックされていた時、うまく磨けないでいたら、隣りの治療台の方から先生が顔をのぞかせ、「オオバさん、細かい仕事ができるんだから、ブラッシングもできるはずです」とジョークではないマジメな口調でのたまった。
ス、スイマセン…。でも〜、アクセサリーつくるのとはちょっと違うんですが〜、と心の中でつぶやきました。

3種類の磨き方はまた後日。

28 10月, 2013

Facebook退会

なんだか使いこなせないので、退会してしまいました。
いいよね…。

いいね!……なんちって…。

27 10月, 2013

ウォーマー

今年3回目の陶房行き。半年期限の3回分チケットを期限ぎりぎりで消化できた。
1回目素焼きするための作品の成形。2回目素焼きしたものをちょっと削ったり、絵付けしたり、釉薬をかける作業。3回目は本焼きをしてもらった完成品の受け取りと、新たにまた作品の成形。

ウォーマー1号の底はなく、キャンドルを
皿に乗せて、ウォーマーをかぶせている。
次回作2号は、キャンドルを乗せる皿の
部分も作る予定。
冬場、私の部屋は暖房がきかないので、熱い飲み物もすぐ冷える。飲み物が冷めにくいタンブラーに好みのデザインが見つからないので、マグカップを直に温めるためのウォーマーを作ってみた。
ウォーマーの見た目は気に入ったけど、完成品を見た時、ちょっと高さが足りないかな、と感じる。実際マグカップのコーヒーをウォーマーに乗せたら、しばらくしたら煮詰まっていくので、キャンドルの炎に対してウォーマーの高さがちょっと低かったことが確認できた。
同じアロマキャンドルでも、ものによって炎の高さが違うので、炎のサイズによって高さが微調整できるように工夫したい。

今日は、高さを2センチほど高くした(焼くと15%縮むから、2センチは1.7センチになる)ものを新たに作った。処女作ウォーマー1号は、タイルか何か燃えにくいもので高さを上げて、2作目ができるまで使おう。


ウォーマーの他にペンダントヘッドもいくつか作ったけど、絵付けに失敗し、駄作ばかりでダメ。デザインを考えずに、即興でやったからかな。
小鳥のだけ使えそうだったので、ペンダントにしてみた。

アクセサリーもまた数点新たに作った。今度はお花や十字架のペンダント用ヘッド。
焼き上がると、想像していたのと雰囲気が違ったりするので、何個も試作品を作らねば。

何を作るにしても、道のりは少々遠いわねー。

15 10月, 2013

組み合わせるということ

十年以上も前にバンコクの問屋街で買ったアフガニスタンのオールドシルバーをネックレスに仕立てています。11月〜12月にかけての展示販売用です。
トルコ石が嵌められた四角いシルバーは、イスラム教の信者が身につけていたもので、教典を形どっているそうです。
長いこと手つかずだったのは、ネックレス部分をどういう石で組み合わせればいいか思いつかなかったからです。

アクセサリー制作を始めたばかりの頃、ネックレスの石(色)の組み合わせが単調でダサくて、やり直してばかりいました。海外の美術館に行った時は、アクセサリーをよく見るようにしていて、ノートに石の組み合わせなどメモして頭に叩き込もうとしていました。
それでもなかなか組み合わせ方のアイディアが自分の中からは出てきませんでした。

今では、手を動かしていると”ここにこの色を入れるとキレイかも”と自然と思いつくようになりました。それでも何度か石を入れ替えたり試行錯誤することもあります。
最近思うのですが、私の場合、写真やひとの参考作品を見るだけではダメで、やはり作る数をこなすことが大切なようです。スポーツと同じです。他人の模範演技を見ることも大切ですが、数限りなく練習を実際にやってみないと体が憶えないのは、絵を描くのもアクセサリー制作も同じです。
何回も組み合わせをやり直し、「あ、きれい!」と感じた組み合わせを、手と頭に憶えさせます。組み合わせは、数限りなくあり、色が同じでも素材が違うと別のものに見えるし、違う色のビーズの場所が1〜2個ずれただけでも印象が変わってくるから不思議です。

例えば、どんよりとした灰色のような土気色のような、単体では一見キタナいような色の石があるのですが、それを別のある石と組み合わせたとき、とてもキレイに見えることがあります。そういう瞬間を見るのが大好きです。
色は不思議です。
美大受験のために予備校に通って水彩画を毎日せっせと描いていたとき、講師がよく言っていました。「キタナい色ってないんですよ。」と。キタナく見えるのは組み合わせのせいなのです。どんな色でも、お互いの色がキレイに見える組み合わせが必ずあります。