初診から4ヶ月くらいの間は、月に1〜2度の受診で毎回ブラッシングチェックと指導があります。その間、本格的な治療は始まっておりませんでした。かぶせの金属がとれた2箇所を仮の詰め物をしてもらったくらい。
3週間前に修復不能な虫歯を抜いて親知らずを移植したのが、本格的治療の始まりでした。また、水が染みて歯ブラシが当たると痛い奥歯が別にありましたが、初診から半年たった今日、やっと処置していただきました。
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鏡は横長で、口以外の顔が映らない形。 歯ブラシはごく普通の形で、これで3種の 磨きをおこなう。歯周ポケット用ブラシや デンタルフロス等は使わないが、3週間くらい で毛がへたってきて、磨きにくくなる。 半年間で消耗したのは8〜9本くらい。 |
痛かったら言ってください、と言われ、削り始めて十数秒で「痛っ!」となったので、すぐに麻酔を打って、作業続行。最初は器械ですが、すぐに手作業になり、カギ型の削り出す道具で虫歯の部分(腐った木のようにやわらかくなっている)を削り出すのですが、「オオバさん、ハイ鏡持って」と言われ、削り出すところを見せられます。いくら麻酔してるからとは言え、あまり見たくない光景ではありますが、『こうなるんですよ!』という教育的指導というか、脳裏に刻みつけるっていうか、『ちゃんと、磨こ…』と無意識下にインプットするためでしょうね。
口の中だけに集中できる、ブラッシング専用鏡も買いました。自宅で歯ブラシをくわえている時間が長くなりました。上下の歯の表と裏を3種類の磨き方で磨くのです。歯磨き粉は使いません。歯ブラシもごくフツーの(山型カットとかじゃないフラットなやつ)を1本だけ。
しかし、そのブラッシングが簡単ではないのです。
まじめにやったら30分くらいはかかります。特に奥歯の裏側が難しい…。
以前歯科衛生士さんに微細にブラッシングをチェックされていた時、うまく磨けないでいたら、隣りの治療台の方から先生が顔をのぞかせ、「オオバさん、細かい仕事ができるんだから、ブラッシングもできるはずです」とジョークではないマジメな口調でのたまった。
ス、スイマセン…。でも〜、アクセサリーつくるのとはちょっと違うんですが〜、と心の中でつぶやきました。
3種類の磨き方はまた後日。