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最初、「コ」の字型に切って、角を 面取りして、丸くしていく。勾玉の左 にあるのが切断した片割れ。多少でも 磨くと色とツヤが出てきて、同じ石には 見えない。切断時に出た粉は、乳鉢で もう少しすり潰してニカワと混ぜれば 絵の具として使える。 |
せっかく拾ってきたし、マイスター・ムラタに作り方のコピーももらったし、作らんわけにはいかんやろう、と作り始めたが、ここでしばらく長い休憩に入る。
これは青めのうとしては、質はよくない(質のいいものは相当硬い)ものだと思うが、自分で拾ったものの中で一番色が濃くて、且つ勾玉ができる大きさのもので、ノコギリで切れる硬さのものを手始めに工作し始めた。
ノコギリは大理石やレンガを切る用のもの。
最初、いずもまがたまの里伝承館で販売していた青めのう原石の色の濃いもの(写真上部)を切ろうとしたら、浅い筋がつくくらいでなかなか切れる気配なし。気が遠くなる。暑いのでやめた。
古代人は一体何日(何週間?)かけて作ってたんじゃー?!これだけ時間かけて完成したら、相当私の念が入ることだろう。
一番の難関は穴あけだろうけど、今は考えないでおこう。
作業の続きは、たぶん8月か9月かな〜。ゆっくりやります。
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出雲でしかとれない青めのうとは、厳密にはメノウではなく、ジャスパーに分類されるようだ。伝承館の通販ページでは「青石(グリーンジャスパー)」と表記されている。そして希少価値が高いために、普通のメノウと比べて、お値段もひと桁以上大きゅうございます。
青石採取の様子→http://obarie.blogspot.jp/2013/06/blog-post_24.html