わかるような気がする。私の母が脳梗塞で要介護になったあと、私も妹と何度か言い争いした。
でも、母のことは姉妹間の確執など私自身が抱えている問題に向き合うチャンスかもしれない、とも思う。
私も、いつかは両親を見送るときが来る。それも大抵は突然来るだろう。
それは切ないけど、必ず来ること。
最近、父は電話のたびに「お前と会えるのはもう何回もないかも知れんぞ」と必ず言う。
家族の問題は逃げられないだけにツラかったりするけど、逃げ出さないために家族として生まれてきた、という考え方もできる。
親を見送る時には、いろんな確執から解放されていたい。
まわりの友人たちが抱えている問題は、他人事ではない。皆、同じような問題を抱えて生きている。友人が無事、その確執を乗り越えられるよう、エールを送りたい。
【作品詳細】
category :水彩画 / materials :水彩+CG